少なくとも2年目以降からはじめる巨大オオクワガタの育て方~3
今回はペアリング~割り出し編。
どんなに良い種親を補強しても、幼虫をとらねば
ただの観賞用のペットにしかすぎません。
気合いで幼虫を産ませます。
まず、ペアリングは下記参照。
2014年ペアリング記事
画像で説明がシンプルで分かりやすい。
小ケースを使用してますが、来年からは中ケースを仕切ろうかと思います。
GULLさんのところで得た知識ですが、理に適ってます。
湿度は高めておきます。
温度よりも湿度を普段より高めること。
期間は3日で十分だと思いますが、自分は1週間。
アゴ縛りは♂の様子見て決める。
エサ皿は大きくて重ければ良し。丈夫なら2年使える。
産卵セットで1番重要なのは産卵木。
産卵木の記事参照。
DORCUS ROOMさんの特AL材を使用しています。
理由はほとんどの材が使えるから。
良い材は乾いているときに割れば分かりやすいと思います。
アペックス
↑の記事の画像の様にバラバラにした際に、しっかりとしつつも軽い感じに割る感覚ですと良い感じ。
今年から節も極端に大きくなければ気にせず使ってます。
たまに柔らかすぎるのが混じってますので、それだけはハネます。
一部でも柔らかい部位があると、そこを取っ掛かりにしてばらしますので注意です。
幼虫にしても成虫にしてもそうですが取っ掛かりを利用して潜る習性があるので。
剥くこと自体は加水してからの方が楽ですが、剥いてから加水したほうが
産卵セットを組む当日作業が全然ラク。
各年の産卵セット記事は下記参照。
2014年産卵セット記事
2013年産卵セット記事
2012年産卵セット記事1
2012年産卵セット記事2
2012年産卵セット記事3
産卵セットは数組む時は完全に手際を決めます。
皮を剥いておけば、加水5分、脱水10分。
ペアリングは湿度高めですが、産卵セットは少しだけ乾いてるかなくらいにします。
2012年までマットはDORCUS ROOMさんのクヌギ粗さ中間。
2013年からマツノさんのホダ粉砕(オアシス用オガ)
2014年からマットの加水にFe3+を使用。
マットが良い感じにこなれて、劣化も少しはマシになる様な気がします。
これは来年も継続予定。
マットに産ませるのは回収がめんどくさいので今のところは考えてません。
産卵木の食痕パックはこなれさせる為の一つの手段としてやってますが
あまり意味がないと思ってます。
せっかく良質の食痕が得られるのでやってるだけですね。
産卵セットを組んで♀を投入したら、最初の1週間~10日間は放置。
完全に♀任せ。
最初のチェックで不発かどうかは大体わかります。
カビがひどいセットは残念ながら……
緑ならともかく白い綿上のが生えてるときは望みが非常に薄い気がします。
あと削り方が乱暴なのも産んでないか、産んでいても無精卵か少数しか産んでないかという感じがします。
バラバラにされるような産卵木はハネてますので
それでもバラバラにする様なのはちょっと異常。
産卵数の調整は、最初のチェック時に決めます。
30近く産んでしまうのがいますが、10~20くらいで済むはずです。
3週間組むと産み過ぎることがあるので、20で済ませたいなら長くても2週間。
1回産卵のスイッチが入ると、もうちょっとだけ産ませたいというやり方が効きますので微調整ができます。
1本目投入から逆算して産卵セット2週間、孵化1~2週間、しばらくプリンカップで放置1週間で
1本目投入1ヶ月前のセットが時間的には無駄なくいけると思います。
ちなみに中には全然産まないのも出ます。
産む分には♀さえ隔離すればどうにでもなりますが、産まない場合は何やっても計画通りに産ますのは困難。
絶対に産ます方法なんて多分ないです。
補強分は虎の子ですので良い資材を投入しますが
産まないものは産みません。
産んでも小さいのばっかりのラインよりはマシと思って諦めます。
意外とすんなり産んでくれるようなラインのほうが期待度低くても伸びるような気はします。
産まなくてブリードが成り立たないのを回避するには多めに組むか
♂をたくさん用意しとくくらいしかないですね。
自分は来年の♂はたくさん用意しました。
やはりどうやっても、4♀つけて合計で1ライン分くらいしか取れないような♂もいますので。
全くとれなかった♂もいましたし、1♂に依存するのは危険ですね。
♂の補強と♀の補強はそういう面でも全くの別物です。
今年は久留米は27セット組みました。
来年は35セット近く組むと思ってます。
マツノ系300頭、13年ブリからの系統で200頭程度。
マツノ系は20頭程度産ませば良いですね。
13年ブリからの系統は各ライン10頭程度で十分。
10頭産ませば各ラインの傾向はわかると思います。
少なくても2~3♂は出るはずですので。
たくさん産んでも良いラインならまだしも
絶対に当てるつもりが無いラインで30も産ませて、微妙なラインだと勿体ない。
ペアリング~割り出しでポイントは
・事故は起きずらいと分かっていても、産卵セットへいかに無事に入れるか
・いかに1本目へ無駄なく入れるか
の2点だけですね。
後はやりやすいようにやるが一番ですね。
神にすがる思いで組むよりも、冷静に粛々とスケジュールとルーチンをこなしながら組まないとやってられません。
さて、もうすぐ来年の種親の越冬シーズンですね。
自分は例年通りの越冬管理をします。
越冬管理記事
上記のやり方で越冬させます。
このやり方ですと古いマットと新しいマットの境目を使って部屋を作り越冬します。
マットを全交換して新品ですと越冬のスイッチが入らず上でウロウロしている事がありますので
漏れなく越冬してもらいたいので、このやり方をしています。
ブリードシーズンに酷使するので、オフは否応なく休んでもらいます。
どんなに良い種親を補強しても、幼虫をとらねば
ただの観賞用のペットにしかすぎません。
気合いで幼虫を産ませます。
まず、ペアリングは下記参照。
2014年ペアリング記事
画像で説明がシンプルで分かりやすい。
小ケースを使用してますが、来年からは中ケースを仕切ろうかと思います。
GULLさんのところで得た知識ですが、理に適ってます。
湿度は高めておきます。
温度よりも湿度を普段より高めること。
期間は3日で十分だと思いますが、自分は1週間。
アゴ縛りは♂の様子見て決める。
エサ皿は大きくて重ければ良し。丈夫なら2年使える。
産卵セットで1番重要なのは産卵木。
産卵木の記事参照。
DORCUS ROOMさんの特AL材を使用しています。
理由はほとんどの材が使えるから。
良い材は乾いているときに割れば分かりやすいと思います。
アペックス
↑の記事の画像の様にバラバラにした際に、しっかりとしつつも軽い感じに割る感覚ですと良い感じ。
今年から節も極端に大きくなければ気にせず使ってます。
たまに柔らかすぎるのが混じってますので、それだけはハネます。
一部でも柔らかい部位があると、そこを取っ掛かりにしてばらしますので注意です。
幼虫にしても成虫にしてもそうですが取っ掛かりを利用して潜る習性があるので。
剥くこと自体は加水してからの方が楽ですが、剥いてから加水したほうが
産卵セットを組む当日作業が全然ラク。
各年の産卵セット記事は下記参照。
2014年産卵セット記事
2013年産卵セット記事
2012年産卵セット記事1
2012年産卵セット記事2
2012年産卵セット記事3
産卵セットは数組む時は完全に手際を決めます。
皮を剥いておけば、加水5分、脱水10分。
ペアリングは湿度高めですが、産卵セットは少しだけ乾いてるかなくらいにします。
2012年までマットはDORCUS ROOMさんのクヌギ粗さ中間。
2013年からマツノさんのホダ粉砕(オアシス用オガ)
2014年からマットの加水にFe3+を使用。
マットが良い感じにこなれて、劣化も少しはマシになる様な気がします。
これは来年も継続予定。
マットに産ませるのは回収がめんどくさいので今のところは考えてません。
産卵木の食痕パックはこなれさせる為の一つの手段としてやってますが
あまり意味がないと思ってます。
せっかく良質の食痕が得られるのでやってるだけですね。
産卵セットを組んで♀を投入したら、最初の1週間~10日間は放置。
完全に♀任せ。
最初のチェックで不発かどうかは大体わかります。
カビがひどいセットは残念ながら……
緑ならともかく白い綿上のが生えてるときは望みが非常に薄い気がします。
あと削り方が乱暴なのも産んでないか、産んでいても無精卵か少数しか産んでないかという感じがします。
バラバラにされるような産卵木はハネてますので
それでもバラバラにする様なのはちょっと異常。
産卵数の調整は、最初のチェック時に決めます。
30近く産んでしまうのがいますが、10~20くらいで済むはずです。
3週間組むと産み過ぎることがあるので、20で済ませたいなら長くても2週間。
1回産卵のスイッチが入ると、もうちょっとだけ産ませたいというやり方が効きますので微調整ができます。
1本目投入から逆算して産卵セット2週間、孵化1~2週間、しばらくプリンカップで放置1週間で
1本目投入1ヶ月前のセットが時間的には無駄なくいけると思います。
ちなみに中には全然産まないのも出ます。
産む分には♀さえ隔離すればどうにでもなりますが、産まない場合は何やっても計画通りに産ますのは困難。
絶対に産ます方法なんて多分ないです。
補強分は虎の子ですので良い資材を投入しますが
産まないものは産みません。
産んでも小さいのばっかりのラインよりはマシと思って諦めます。
意外とすんなり産んでくれるようなラインのほうが期待度低くても伸びるような気はします。
産まなくてブリードが成り立たないのを回避するには多めに組むか
♂をたくさん用意しとくくらいしかないですね。
自分は来年の♂はたくさん用意しました。
やはりどうやっても、4♀つけて合計で1ライン分くらいしか取れないような♂もいますので。
全くとれなかった♂もいましたし、1♂に依存するのは危険ですね。
♂の補強と♀の補強はそういう面でも全くの別物です。
今年は久留米は27セット組みました。
来年は35セット近く組むと思ってます。
マツノ系300頭、13年ブリからの系統で200頭程度。
マツノ系は20頭程度産ませば良いですね。
13年ブリからの系統は各ライン10頭程度で十分。
10頭産ませば各ラインの傾向はわかると思います。
少なくても2~3♂は出るはずですので。
たくさん産んでも良いラインならまだしも
絶対に当てるつもりが無いラインで30も産ませて、微妙なラインだと勿体ない。
ペアリング~割り出しでポイントは
・事故は起きずらいと分かっていても、産卵セットへいかに無事に入れるか
・いかに1本目へ無駄なく入れるか
の2点だけですね。
後はやりやすいようにやるが一番ですね。
神にすがる思いで組むよりも、冷静に粛々とスケジュールとルーチンをこなしながら組まないとやってられません。
さて、もうすぐ来年の種親の越冬シーズンですね。
自分は例年通りの越冬管理をします。
越冬管理記事
上記のやり方で越冬させます。
このやり方ですと古いマットと新しいマットの境目を使って部屋を作り越冬します。
マットを全交換して新品ですと越冬のスイッチが入らず上でウロウロしている事がありますので
漏れなく越冬してもらいたいので、このやり方をしています。
ブリードシーズンに酷使するので、オフは否応なく休んでもらいます。
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