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2012年久留米12-5

久留米12-5の画像をアップします。
このラインは来年のブリード構想から外れてます。
画像を見ていただければわかると思います。

↓83.0mm(12-5-16)
DSCN0177.jpg

↓83.0mm(12-5-19)※顎太
DSCN0179.jpg

↓83.5mm(12-5-2)※顎太
DSCN0183.jpg

↓83.5mm(12-5-20)※顎ズレ大。
DSCN0189.jpg

↓83.5mm(12-5-22)※頭幅29.5mm。顎太
DSCN0192.jpg


このラインは幅に取られやすい系統のようでした。
82mm台の個体も幅に取られる傾向で、どうも好みでは無いです。
もちろん幅があった方が迫力があって趣はあるのですが……
特に12-5-22は頭幅にごっつい湾曲顎がついてますので見た目が凄いパワフルです。

ブリード時の印象では、5番は良い成長曲線を描いてましたね。
不全率も低かったです。
ただキレイな個体は出にくい印象でした。
上翅もシワが寄ってるのが多く、極太系のような感じになってます。
全体的にこういうのが出やすいラインは濃いのかな~という印象がします。

2012年ブリードでは7番に次いで良い成績が出たラインですが
次世代へ繋ぎたいかというと考えさせられるラインでしたね。

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久留米12-3と12-4

昨日に引き続き2012年ブリード羽化品の画像をアップ。

今日は来年の種親に使おうと思っている2ライン。
12-3と12-4から2♂ずつ。

では、まず3番から。

↓81.0mm(12-3-5)※アゴ細い
DSCN0198.jpg

↓83.5mm(12-3-1)※羽化不全。翅閉じ不良
DSCN0209.jpg
3番は5頭しか幼虫が採れず、内訳が3♂2♀。
1♂1♀が蛹化不全を起こし、1♂が羽化不全と上手くはいかなかったラインでした。

しかし種親背景は良く、種♂はマツノさんの81.0mm(10-9、同腹83.0mm)に
種♀は52.0mm(10-19、マツノさんのとこで2番目に良かったライン)をかけてます。
飼育経過も♂幼虫は33gオーバー2頭でもう1頭も30gを超える好経過。
羽化不全の個体も計ってみると83.5mmとなかなかのサイズ。
型も太さとは無縁の形状ですので戦力として計算できそうです。

12-3は1♀いますんで来年は12-7とマツノ直系アウトラインで行く予定です。


次は4番。

↓83.0mm(12-4-27)
DSCN0171.jpg

↓83.3mm(12-4-34)※28.6gから羽化
DSCN0165.jpg

12-4は、種♂は12-3と同個体。
種♀はWAIZUさんの10-Aライン52.1mm。
このラインは幼虫がたくさん採れて♂もそれなりに出ました。
型は種♂の形状を良く引き継ぐのと、種♀の系統の♂の形状を引き継ぐの両方が出ました。
特に83.0mmの個体は種♂の形状を良く引き継いでおり、シャープで非常にカッコいい。
83.3mmの個体は種♀の系統の♂の型っぽいです。

ツヤのあるシャープな個体が多いのが特徴。
大きい♀が出ませんでしたが、来年のブリードで1♀を12-7へつける予定です。



ウチでは来年は12-7に加え、今回紹介した12-3と12-4から来年の種親を選びます。
太さはいりませんので、徹底的に長さに拘った選び方をします。
あとはアウトラインに拘るのが現在の方針。
インや近過ぎるクロスはやりたくないですね。

次回は5番の画像をアップする予定。

久留米12-7画像をアップ

クマモンさん(DORCUS EMBLEM)のところへ
ウチの7番の83.3mmが行ったので、クマモンさん用に補足で7番の兄弟♂画像をアップ。
せっかくなので84mmオーバーは撮り直してみました。
実績のあるブリーダーさんで、しかも「久留米でやってやる!」って方のもとに
行きましたので来年のブリードが非常に楽しみです。

↓83.0mm(12-7-1)※右前脚動かない
DSCN0131.jpg

↓83.0mm(12-7-27)
DSCN0133.jpg

↓83.0mm(12-7-14)※美肌でカッコ良い
DSCN0142.jpg

↓83.5mm(12-7-9)
DSCN0139_201308201751033c7.jpg

↓84.0mm(12-7-12)
DSCN0152.jpg

↓84.5mm(12-7-4)※7番中、一番カッコ良い。頭幅29.1mm
DSCN0161.jpg

↓85.0mm(12-7-33)※アゴ欠けの為、現状84.5mm。
DSCN0147.jpg
↓アゴ拡大
DSCN0150_201308201753234f0.jpg


85.0mmは残念なことに羽化後1ヶ月半で顎の先が片方欠けて、先日もう片方の顎も欠けてしまいました。
羽化後1ヶ月のお腹が完全に引っ込んで固まった段階での測定時は85.0mm(カスカスで85.2mm)以上示しましたが
結構酷い欠けで本当に残念なことに84.5mmになってしまいました。
見栄えは悪いですが、種親としては問題ないので来年の1番良い種親として頑張ってもらいます。

84.5mmの個体は良いです。
7番は全部マツノ久留米らしい型になってますが
84.5mmはガッチリ系で「これぞ、マツノ久留米」と思わず唸ってしまうような個体。
ブリード時の成長推移も良く、来年期待の種親。

84.0mmはブリード時7番最大の幼虫でしたが(36.4g)
温度ショックで暴れてしまい、捨てビンへ32.0gで交換して羽化させました。
悔しい個体ですが、暴れはしょうがないとしか言いようがないです。
これも来年の種親です。

83.5mmはちょっと早めに羽化した個体。
7番中一番太く見えます。
予備の子です。

83.0mm(12-7-14)は84.5mmについでカッコいい個体。
出そうかと思ったけど、あまりに美肌、美形(自分が思う)で手元に置いた個体。
予備の子です。


2014年のブリードは12-7が主体の予定です。
12-7の♂に松野さんの有望な♀を、12-7の♀に補強♂をつけます。
もちろん12-7の血が入らない組み合わせもやりますが、ほとんどに12-7の血を入れます。

2014年ブリードは楽しめそうですが、アウトラインで行きたいので
また補強することになりそうなのがネックですね。
1ラインだけ良いの出して、後は補強で良いんだよって意見もありますが……
補強するにしても、あんまり良い血だけで固めてくと濃くなってしまうのが難しいところですね。

久留米羽化報告の第3段は最大個体

久留米の羽化報告も第3段。
今回は、「今年はダメだわ~」って何度も言ってました目標サイズ。
大台の85mmです。

ラインは7番から。
あまり前置きを長くしてもアレなので、画像と詳細を……

No.12-7-33
1本目5/29,HS800 2本目8/28,HS1400,27.4g
3本目12/23,オアシスL,32.2g
蛹化5/18 羽化6/16 85.0mm
DSCN0084.jpg

HS→HS→オアシスのリレーから出たこと、この幼虫体重で出たこと、まさに予想外。
蛹体重26.0gから羽化しました。
上翅にピンホールがありますが、お尻はしっかり引っ込んでますので完品といえるでしょう。

全体の画像です。
DSCN0086.jpg
細いです。
長い顎と上翅、胴長で細い体躯と理想の体型です。
もちろん、来年の種親確定です。

7番についてですが、出来過ぎのラインですね。
種親は松野さんから購入した♂81.0mm(10-11)と♀52.0mm(10-4)をかけたので
種親サイズはそこまで大きくないのですね。
しかも、種親♂は松野さんに通販で送ってもらった個体で自分で選ばなかったという。
そこから85mm1頭、84mm2頭、83mm5頭なのでまさに棚ボタですね。


しかし、なんとか目標達成できて良かった。
これで来年は86mmを目標にできます。
むしろ松野さんとメルリンさんに86mmを目標にしないと怒られそうですので、85mm達成できて本当に良かった。

とりあえず、羽化報告は大きいのはこれで終了。
後は適当に報告するかもです。

久留米羽化報告の第2段

先日に続いて久留米の羽化報告です。
今回は84mm。

84mm台は2頭出ました。
ラインは2頭とも7番ですね。
詳細及び画像は以下の通り。

No.12-7-12
1本目5/23,オアシスMS 2本目8/12,オアシスL,25.8g
3本目12/13,オアシスL,36.4g 4本目4/19,オアシスL,32.0g※暴れ
蛹化5/13 羽化6/13 84.0mm
DSCN0029_20130714180017.jpg

No.12-7-4
1本目5/23,オアシスMS 2本目8/11,オアシスL,24.4g
3本目12/13,オアシスL,35.0g
蛹化4/28 羽化5/27 84.5mm
DSCN0028_20130714180014.jpg


84.0mmの個体は7番中最大体重でしたが、4月に入って動き出し
ビン側面から見て暴れと判断しにくい状態だったのですが、暴れと判断し捨てビンへ交換しました。
結果的に思ったよりは小さくはなりませんでしたが……
蛹体重25.0gからなので、素質はあるとは思います。

84.5mmの個体はすんなり蛹室を作ってくれました。
この個体は掘り出しませんでしたのでサナギ体重不明。
サナギの段階でデカイと思ってましたが羽化した時もデカク見えました。
掘り出した時は85mmいったと思いましたが、幅があるのでそう見えただけかもしれません。


全体の画像です。
まずは84.0mm。
DSCN0039_20130714180019.jpg長い顎と上翅に細すぎない体。
顎の形状が好みです。

次に84.5mm。
DSCN0043_20130714180020.jpg迫力十分の個体。
松野さんへ報告に持って行きました。
お世辞だと思いますが、ちょっぴり褒めてもらった個体。


両個体とも来年の種親確定です。
欲を言えば他のラインでも84mm台を出したかったのですが
なかなか上手くはいきませんでしたね。

久留米羽化報告の第1段

羽化報告第1段です
まずは83mmの報告から。

83mm台は全部で13頭出ました。
ライン別の内訳は
2番…1頭(最大83.0)
4番…2頭(最大83.3、83.0)
5番…4頭(最大83.5、83.5※顎ズレ大、83.0、83.0)
7番…5頭(83.5、83.3、83.0、83.0、83.0)
8番…1頭(最大83.0)
となっています。

翅パカではないのですがB品(お尻が破裂したり、下翅がキレイに閉じない等)でなら
1番と3番から1頭ずつ83mmが出てます。

続いて、以下は83mm台から抜粋しての画像になります。

No.12-4-34
1本目5/29,HS800 2本目9/20,HS75-1400,28.4g
3本目12/18,HS75-1400,28.6g
蛹化5/13 羽化6/11 83.3mm
DSCN0066_20130713180652.jpg

No.12-4-29
1本目5/23,オアシスMS 2本目8/25,オアシスL,23.2g
3本目12/14,オアシスL,31.8g
蛹化5/17 羽化6/15 83.0mm
DSCN0067.jpg

No.12-5-2
1本目5/23,オアシスMS 2本目8/20,オアシスL,24.2g
3本目12/13,オアシスL,30.8g
蛹化5/4 羽化6/1 83.5mm
DSCN0069.jpg

No.12-5-20
1本目5/23,オアシスMS 2本目8/12,オアシスL,25.6g
3本目12/13,オアシスL,31.8g
蛹化5/2 羽化5/31 83.5mm
DSCN0070_20130713180657.jpg


各ラインの傾向ですが
1番と2番は還元率が悪いのと羽化不全多めな印象。
3番は数が少なかったので何とも言えず。
4番は82mm台も4頭とまずまず。スリムかつ還元率良さ気な傾向。♀がキレイなんだけど小さいのばっか。
5番も82mm台4頭出ていますね。太い迫力のある個体が多いですが、自分は細いのが好きなんで。
7番の詳細は後日。
8番は経過の割に羽化個体のサイズはイマイチでした。
後日、画像を撮るかもしれませんが83.0mmの個体は頭幅29.4mm。
メルリンさんの10-8の血が入ってるのでゴツイのが出てのかもしれませんが、う~ん……
6、9、10番は論外。81mmくらいまでしか出てません。

♀は5番が大きめで54mm台が2つ。
使おうと思ってるのは、3,4,5,7番の♀。
3番は結果イマイチなんですが、松野さんの系に寄せたいのと松野さんの10-19の血が入ってるので
使うの濃厚です。
自己ブリ分ではとても戦えないので補強に頼らざるを得ない状態ですね……
う~む、困った。


次回は羽化報告の第2段の予定。

羽化近況

そろそろ5月下旬に羽化した個体のお尻も引っ込んできました。
現状ですと84mm確定できそうなのは1頭のみ。
まだ、羽化後1ヶ月は経ってないのでもうちょっと様子見して
やっと報告できそうです。

84mmは、先日もう1頭クリアできそうなのが羽化しました。
これは蛹体重量った個体で、25.0gだったのですね。
他所で24g台で84mmもいるので霞みますが、自分は84mmクリアできるラインは
26.0g程度からと見ていたので、ちょっと予想外です。

残るサナギで期待できそうなのはあとは蛹体重26.0gのみ。
こいつは無事羽化すれば84mm当確だとは思ってますが、どうでしょう。
ちょっとパーツが短いだけで83mm台になりかねませんね。
近日羽化しそうです。


今年の羽化ラッシュも後半戦。
もうほとんど蛹で出してますので消化試合状態なのが悲しいですね。
ブリ部屋のスペース空ける為にも羽化したら寝室兼資材置き場兼成虫置き場行きに早くしたいです。

今年から寝室をエアコン完備にしてブリ部屋と2部屋体制のアホスペースにしてます。
ブリ部屋に対して成虫置いてる部屋は一応エアコン管理ですがブリ部屋ほどの管理はしてないですね。
あくまでも夏に成虫死なさない程度に冷やせば良いという感じ。
まあ、2部屋エアコンたいてる人はそうそういないだろうとか思ってます。
欠点は寝室なので寝るときにうっさいこと。
学生の頃、子供部屋でベッドの下に置いてたので慣れっこですが
それでも部屋の片隅で数百頭の成虫がうごめく夜は寝れるけどうるさい。
あとエロ本読んでるときに親の足音に気付けないのがツライ。
これは対策して入口付近にベッドが死角になるようにガラス温室置いた。完璧。

しかし最近は資材があふれて廊下を占領し始めた。
これは事あるごとに怒られるので面倒だ。









羽化個体から見た型の話

まだ新成虫は測れませんが、形くらいはお知らせできるくらいにはなりました。
もとは松野さんからとはいえ同じ久留米でも本当にいろいろ出ますね。

ウチで羽化した個体の感覚ですと
4番、7番、9番、10番あたりは普通の体系が多いですね。
2番、5番、8番は太さとか顎のエッジ(彫り)が強烈で個性的な個体が多いです。

太さに関しては多分ですがメルリンさんの裏年の系統とフォレスターさんの系統が関係してるのだと思います。
特にメルリンさんは系統図を掲示してるのでわかるのですが
太くてでっかくなりやすいのをかけてるから特化していったのかな。
ただ2番と8番は幅に取られてしまったような印象。
ウチは幅いらないんで、これは次世代への加点対象になりません。

マツノさんへ行くときれいで素直な型ばっかりですが
直接購入した個体同士のラインは流石にキレイな型が出やすいです。
11年2番も12年7番も本当にキレイな型ばかりで惚れ惚れしますね。

温度は一緒なので温度による変異よりも血統によるものかも知れませんね。
以前、阿古谷で太いの狙ってた頃もそう感じたことがあるのですが
極太出したい場合は一般的に温度上げると言いますが、自分は経験的には半信半疑です。
温度上げると不全率が上がるだけの印象で、若干低め~適温で十分極太になります。
あと、極太になると思われる個体を前蛹化する前に低温管理しても、その分を長さへ持ってけないと思いますね。
それだけ血統の要素が絡むと、この1年で傾向から確信へと再認識させられてます。


とまあ、持論を書いてみましたが
言いたいことは、長さを狙うなら長さに拘った組み合わせと補強をしましょうと。
ウチは大きくても必要以上に太いと損したと思っちゃうので太さはいりません。

さて世間ではYGがとんでもない状態になってますね。
85mmと86mmがぞろぞろ。
YGやってる人、みんなそのくらい出してる印象です。

久留米の85mmはまだ聞いてませんね。
ウチは85mm戦線からは完全に脱落。
後は7番の蛹体重26.0gがギリギリ84に乗るか?くらい。
久留米は来年でしょう。


あとは来年のブリも視野に入れる時期もボチボチ来ましたね。
来年のブリのメインは7番(これしかいないという)
4番は83に届く個体がいませんが1♂良い型がいますので使おうかと考えてます。
あと長さを狙うなら5番(好みのキレイな個体は少ないけど)
使えると思った2番と8番はちょっと還元率が酷いのと太さに持ってかれ過ぎなので悩みます。
1番は型は悪くないですが羽化不全多過ぎなので論外。
あとのラインは次世代やるうえではサイズが論外かな。

来年のブリードは手持ちを見ると予想以上にやりづらい……
う~む、困ったものだ。





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プロフィール

庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
久留米専。
自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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