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本土ヒラタ 2本目交換

久々に久留米以外の飼育記だ。

近所の河川敷にて自己採集した本土ヒラタも1本目投入から
ようやく3ヶ月経過したので2本目交換をしています。

親♀の持ち腹からの仔ですが、採集時に62mmという河川敷なら化け物レベルの♂と
つがいで採れている為、かかさっていると思われ非常に楽しみな仔たちです。


さて、今日は♂は3頭交換したが……

16.8g、16.2g、16.2gという感じであった。

DSCN9986.jpg


ヒラタの幼虫は成虫同様、気が荒いです……
サイズ的には久留米の大型♀程度ですが、頭の雰囲気がオオクワとは全然違います。


さて、2本目は余って少し古くなったオアシスMSボトル(今年は♂が多かったせいで異様に余った)
本土ヒラタにオアシス使う人はマツノさん除いてそうそういないだろうな……
うちは完全、余り物なんだけどオアシスを無駄にしたくないからね。

3本目交換までいくか分かりませんが、60後半はいけると思います。
70いったら万々歳ですが、流石にWF1で菌糸飼育だときついかな。

本土ヒラタ1本目投入

先日割り出した本土ヒラタを16頭の1本目投入しました。
菌糸はLEVIN-G800。
オアシスやHSは流石に無理ですが、基本的にLEVIN-Gに関しては余るように買うため
余った分はパリーやヒラタあたりに使います。
でもまあ、水分が少ない銘柄なのであまり良くないかもです。

本土ヒラタは静岡の河川敷で攻めると54mmくらいから大きく感じます。
関東とは違って50mmは案外届いてしまいますね。

今回の仔は62mmと一緒に採集した♀の持ち腹。
62mmとかかっているかは神のみぞ知りますが、期待はしています。
昨年果たせなかった20gオーバーと60後半は達成したいですね。


さて今回の投入時に1頭落ちてましたが、割り出しでチョンボでもしたのでしょう。
残りは孵化待ちが1個と孵化したてが1頭。
オアシスMSが確実に余るため、贅沢にもオアシス行きかな?



そういえば、8月9日に採集したオオセンチコガネを
4日ぶりに毒ビンから取り出したら、案の定ボロボロになっちゃった。
やっぱ1日で取り出さないとなあ……
ここ数日忙しすぎて、「まだ大丈夫、まだ大丈夫」とタカをくくってのが失敗した。

本土ヒラタ 割り出し

先月12日に組んだ本土ヒラタの産卵セットだが
側面やら底面から初齢幼虫の姿が散見されるので
本日セットを割り出しました。

割り出し数は初齢16頭に卵3個。
ほとんどマットからですが、産卵木からも少数とれました。
数的にはまあまあですね。


さて、ヒラタの幼虫飼育ですが
菌糸かマットかで少し悩んでます。
理由はギネスを狙いにいくならばマットであるからです。
ほとんどの国産ヒラタのギネスはマットで出ているのが現状のようです。
ただしマットは自作。
正直、ノウハウないとキツイでしょう。
オオクワは出来合いの菌糸でも良いのがありますが……

今シーズンはもうマット作る余力がないので
菌糸で行きますが、長い目で見たらマット飼育なんでしょう。

オオクワは飼育技術が進んで
突き詰めればペアの組み合わせ次第というところまで行ってしまっています。
餌や温度といった管理はある意味テンプレ化されるまでになってます。
これはこれで凄まじいことです。

ですがマットでギネスを狙う種となるとオオクワとは訳が違います。
まずマットを作らないと。
菌糸みたいに業者に頼んで発送待ちなんて楽勝さはないです。

マット作りに一家言ある人は菌糸しかやらない人を
少し見下す傾向がありますが、その見方も解らなくもない気はします。




本土ヒラタ 産卵状況

本土ヒラタの産卵セットを見てみました。
まだ組んで10日くらいなので割り出しはまだまだ先ですが
早速3卵、側面より確認できました。

とりあえずは持ち腹がありましたね。
ヒラタはペアリングが怖いですが、野外品で発生個体は
ほとんど持ち腹があるので良いです。
怖いのはブリード品同士のペアリングですね。

産ませ過ぎてもしょうがないですが
産卵数を器用にコントロールするような飼育はしてないので
産ませた分、飼育になりそうです。


あと、自己採集のオオクワも羽化したので
掘り出してみました。
62mmくらいありそうで、図鑑等のプレートに並べられている
標本と比べても遜色ない型をしてます。
もっとも60前半だとあまり多様化しない気もしますが。

とりあえず、無事に1♂3♀が羽化しましたで
来年のブリードには使えそうです。
WF1で70はクリアさせて、どんな型が出るかを見たいですね。

しかし、最近は80mm台、小さくとも70後半に見慣れてしまっている為か
60そこいらのオオクワが偉く小さく見えますね。
あまりにも小さく見えて、掘りだす前は60無いのでは、と思ったくらいでした。


今年もいよいよ連日、真夏日状態。
採集はとうに発生ピークを迎え、あとは下り坂。
今年は天候と休日が折り合わないのと、
補強に力を入れている為か7月中旬以降は採集にあまり行けてませんが
アカアシも採集でき、とりあえず普通種コンプリート。

補強については着々と進めてます。
昨年秋から身銭削って補強費用と菌糸費用を貯蓄しましたが
現在、絶賛炸裂中状態。


本土ヒラタを産卵セットへ

本日、本土ヒラタの産卵セットを組んだ。

今年の6月26日に河川敷の柳の樹皮めくれから採集した個体である。
同じめくれからペアで得られた個体なので
持ち腹を期待してのセットだが、同時に得られた♂は62mm!
これはまあまあ良いサイズなので持ち腹をあることを期待したいです。
もし、産まなくても♂は健在なので追い掛けも可能ですし
♀の状態も昨年、同産地で得られた個体より全然良いです。

産卵セットの内容はコバシャ中にリトルファーブルのアンテマットと
Dorcus RoomのA規格半端材3本を使ったほぼ本気仕様のセット。

これ以上、虫が増えても大変なだけですが
ヒラタ系はあまりたくさん産ませた記憶が無いので
産まないよりは全然マシなセットを作り込んでます。

今年のヒラタの目標は68mmくらいは出したいなあと思っている。
静岡産で70は流石に大変かなあ……


それにしても、今年も天然♀を採集してブリードできるなんて
実にありがたいことです。
ヒラタの♀の手に入りにくさといったら、それはそれは……

おまけにポイントが冬~現在にまで至る大工事で伐採されまくり
しかも、先の台風4号で入れなくなったポイントや折れた木も多く
なかなかツライ採集状況ですが、こうしてブリードにいきつけると
やりがいがあります。


本土ヒラタ ♂蛹室確認

本土ヒラタの♂個体が蛹室を作ってるのを確認。
暴れとかは無かったですが、本土ヒラタは食が思ったより細かったですね。

どのくらいで羽化してくるかはまったく見当がつきませんが
そんなに大きく無さそう。
大きく見積もって小さいとへこむので
小さく見積もって60超えくらい?
50台だったら泣ける。

せめて河川敷ではそうそうお目にかかれないサイズで羽化してくれないと。

そういえば、♀は3頭中2頭が羽化。
1頭はサナギ。
そんなに大きくありませんが採集品よりは大きく羽化してくれてます。




本土ヒラタ 1頭目羽化

昨年、夏に採集した♀から採れた子の最初の1頭目が羽化しました。

♀個体ですが、やっぱり我が家は成長が早い。
他の♀も既にサナギになっています。
年中温度管理をするようになって冬を経験させなくしてから
22~23℃程度でも国産オオクワを除けばどいつもこいつも
半年程度で羽化してきやがります。

これに関しては飼育者の思惑とはかけ離れた現状です。
やはり初齢で1本目投入から半年は早すぎ。
せめて、♀で8ヶ月、♂なら10~12ヶ月は無いと
「ボチボチ」の個体は羽化しても「デカイ」個体は羽化してこないと思っています。


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プロフィール

庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
久留米専。
自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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