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いろいろ届きました

冷し虫家、届きました。

DSCN0058[1]
今回はダイナステスマスターズさんウマい商売しましたね~。
大手が販売終了臭わせると搦め手の末端小売はもうダメ、下手すれば大本営シーラケースが虫家事業撤退かと。
こういうので痛い目合いっぱなしで、ああ書かれちゃ買っちゃうよ。

画像では虫家の箱の隣に新兵器がバッチリ写っちゃってますね。
加湿増強したばかりのこのカラカラっぷりでは、投入はまだまだ先かな~……
一日12リットル盛大にまき散らしても湿度50%がやっと。
相対湿度なので、温度を上げただけで何もしなければ湿度は下がる訳である……


さてペアリングの管理方法も変更します。
変更にあたっての新道具。
DSCN0059[1]
中ケース用仕切りです。
GULLさんのやり方をマネします。

今まで自分はQ-BOX10、クリアスライダーといった狭いケースを使ってきました。
理由は狭い方が蒸れるから。
蒸れたほうが虫自体はくたびれるけど、活発になりますので。
事故も起きないし、良かったのですが去年から小ケースに。
小ケースでも悪くなかったので、今度は中ケースを仕切って。
床面積自体は同じくらいを維持しますが、高さを増やしてみます。

そういえば、ペアリングで昔言われてた
「♂を先に入れて慣らしてから、♀を入れる」というやり方。
今思うと環境づくりというのがあるのではないかなあという認識ですね。
あらかじめ加水しておいたマットのこなれに加えて
ゼリーの食べこぼしやし尿によって程よい環境になるのだと。
ピッカピカの新居よりも生活臭漂う汚部屋のほうが良いのでしょう。

僕はここ2年くらいはめんどくさがって、マットをなるべく新しくしないやり方をしてます。
どうも新しくすると神経質なヤツはゼリーの食い方が減る様な気がして。
新品マットをふんだんに使うのは産卵セットの時と割り出した卵をプリンカップで管理する時と
冬眠時に上乗せする分と新成虫の管理時くらい。
ちょっとベチョったくらいなら適量捨てて、新品をその分入れます。

基本的にゼリー食わないのが嫌いですから。




カメラを買い替えました

デジカメを買いました。

DSCN1959.jpg

Nikon COOLPIX P7800

選定条件は、今まで使っていたNikon COOLPIX5200から
操作性がかけ離れず箱出しして説明書もロクに見ずに使えること。
家の中でブログ用の虫を撮る事を想定し、一眼レフである必要は無いかなと。


今まで使ってきたデジカメ。
DSCN0025_201503111709552a0.jpg
10年くらい使ったでしょうか。
最初はCOOLPIX3100で、2台目。
このくらいの大きさのほうが採集とかには良いですね。
ピンセットやら懐中電灯が入った作業着のムネポケやズボンのポケットに直接入れて
歩き回るものですから、随分と傷だらけ。
外面上は閉まらない蓋とかありますが(セロテープで固定)、中身はまだまだ現役。

携帯をスマホに換えた時は、単純な諸性能はスマホのほうが上でしたが
手慣れたカメラを使い続けました。
今は携帯手放したから、カメラ使うしかありませんが
今度のは多機能そうなのでいろいろ試しながらしばらくは使ってみることになりそうです。

キャパアップとブリ環境変更

まず、キャパアップから。

DSCN1858.jpg

島棚設置です。

空気循環を考慮し、ワイヤーシェルフ。
能力は棚板5枚で、上4枚はLビンを置くことを想定してゆとりある高さにしました。
壁棚と違い島棚ですので、落下防止にサイドバーも設けました。
ヒジテツかまして落としたら、もともこうもありません。

島棚設置はただ単にキャパアップが目的ではありません。
部屋の空調バランス的に壁棚よりも外気による影響は少なかろうと思います。

そして、島棚最大の弱点となる光対策をしました。
これが今後のブリード環境の最大の変更点になります。

DSCN1859.jpg

蛍光管(LED灯)を抜きました。
上のブリードルーム画像は、最後の明るい画像になるかも?です。

この変更に伴って、今後の入室はこれが必要。
DSCN1860.jpg

採集用のでは強烈過ぎますので、わざわざあまり眩しすぎないのを選びました。



今回のキャパアップでブリードルームは壁をぐるりとラック、棚、カラーボックスが囲い
真ん中に棚が設置となったので、作業場撤廃で通路のみになりました。
作業場は今後、隣の寝室兼成虫置き場ですね。


さて、ブリードルームの昇温ももうすぐですね。

換気扇工事完了

2014年の設備増強。
換気扇の取り付け工事が完了しました。

今回の換気扇設置工事により施工された換気システムは典型的な第三種換気と呼ばれるもののようです。
第一種は給排気ともにファンを取り付け、室内の圧を設計でコントロールできるというもの(欠点はコスト)
第二種は給気側にファンで室内を加圧状態にして排気口へ室内空気を押し出す。欠点は結露しやすい。
そして今回の第三種は第二種の逆で排気側にファンで室内を負圧状態にして吸気口から外気を導入するシステム。
導入経緯や今回の換気システムの選定理由は前回の記事参照。
それと、加圧側のファンがカタログに無かったのもあります。

排気側がこちら。
DSCN0545.jpg
予定の位置に筋交いが入っていたた為30cm程高い位置になりました(ちょうどラックの支柱位置に柱が入っている)
ハウスメーカーさん、業者さんいわく、床付近をメインに吸わせたいならこの径(150φ)で十分らしいですが……
吸い口に手を当ててみると何となく吸ってる?くらいですが
外の排気口からは結構な排出量。

ファンの電源は右下のコンセントからとっています。
外付けのコンセントになるのかなあなんて思っていたら、壁の中にきちんと配線してくれました(笑)
諦めようかと思っていた冷し虫家の電源はこれでとれそうです。

スイッチはファンの上。
ON/OFFのみの簡単なもの。
お風呂場なんかはタイマー付きだったりしますが、これは便所同様の24時間換気ですね。


次に吸気口がこちら。
DSCN0546.jpg
こちらは概ね予定位置に取り付けられました(天窓の下なので厄介な柱や筋交いが入っていない)
径は100φ。
丸い穴が開いてます。
ツマミでシャッターを開閉することができます。
フィルターが入っている為、たまに掃除が必要。

外気をそれとなく導入している感じです。
まあ、ごうごうと導入されたら温度管理もクソもありませんが。


ちなみに今回の工事後の温度管理は工事前と比べるとあまり変わらないかな~という感じ。
外気を導入しているとはいえ、エアコンの能力に明らかに余力がありましたし
むしろ、この時期はエアコンの冷房と外気の温風、除湿器の温風をサーキュレーター3台で循環させることによって
安定している気すらします。
ただし、湿度は数値の上で気持ち上がったかなという感じがします。
除湿をまわして55%程から、60%程ですが。


とりあえず、この環境でフルにやれる来年が楽しみですね。

ちなみに懸念されていた工事の音や振動はそんなには無かったですね。
「ビン落としたらコ○スゾ」ってコワい目で監視してたから?(笑)
いえいえ、そんなことありませんよ、笑顔で談笑しながら作業してもらいましたよ。

ブリードルーム改造へ

マクドナルド、メチャクチャすいてますね。
土日のお昼の幹線沿い渋滞も無いですし、街中の店舗でも並ばずに即注文して商品が出てくるという。
まあ、ほとぼりが冷めればまた大渋滞&いつになったら食えるんだって状況に戻るでしょう。
今なら丁寧に作ってくれるからか、あまり潰れてないです(笑)


さて、本題ですが今年も飼育部屋をいじります。
今回は工事です。

さる先日、マツノさんに遊びに行ったときに「なんでそこに気が付かなかったんだ」と。
本当にガッカリです。
工場勤務でちょっとした乾燥設備を使えば、温度や圧力の調整をするもの。
循環にばっかり目が行きがちですが、きちんと給排気があるものです。

そうです。給排気です。
換気システムですね。

ブリードルームは少量なら大丈夫かもしれませんが、大量に菌糸ビンを置くとやはり良くないと昔からいわれてます。
理由は炭酸ガス(二酸化炭素)。
菌糸は酸素を吸って、二酸化炭素を出す。
キノコ栽培における室内環境4大要素、温度・湿度・光そして空気ですね。
換気が悪いとキノコ栽培をする上では子実体の発生や健康な成長に悪影響を与えるようです。

クワガタ飼育では昔は菌糸ビンを置きすぎると、暴れたり、何故か大きくならないとか言ったりしたものです。
最近は、サーキュレーターで空気循環したり、空気清浄機を使うので、あまり聞かなくなりましたが
その分、気密性の高い部屋で飼育するのがセオリーになってますので換気に関しては全く都合が悪い。
風通しはある程度あったほうが良いに決まってると常日頃から思ってる自分としては盲点で
いくら循環と空気清浄しても室内の空気をひたすら使いまわしているだけなので、空気中の濃度はまったく……

ちなみにですが、現在のブリードルームの主流が断熱&暗室全盛で窓すらつけないのが当然。
いかに温度差をなくすかが焦点。
壁に穴開けて、せっかく安定した温度の空気を排気して、外気を取り込むなんて論外な感じがします。
明らかに温度安定に不利ですし、空調のランニングコストが増大するといった弱点があります。

しかし、それでも自分には換気システムの導入は欠かすことができないものと判断。
ちなみにですが、湿度に関しては良いかもしれません。
今まで籠りがちだったのを何とか除湿まわして対応してましたが、除湿器の負荷が減るかも。


さて、今回の工事は炭酸ガス排気して新たな空気を給気するのが主目的。
ハウスメーカーに連絡をすると、「あぁ、あの部屋ね、うん、わかった」と早速来てもらって
あれやこれや話をした結果、排気側は炭酸ガスの比重が重いので床に近い位置でファンを回して排気、
給気側は排気ファンによって負圧になった室内へ天井に近い上部から吸い込む方式に決まり。

↓画像は工事予定箇所。
DSCN0542a.jpg
↓排気側(赤丸が設置予定箇所)
DSCN0544a.jpg
↓給気側
DSCN0543a.jpg


工事は来週の予定。
お値段は生体補強費用に比べればずいぶん安いですが、壁に穴をあけるので取り返しはつかないね。

掘り道具を更新

久々、更新。

掘るものを買い足しました。
DSCN0407.jpg
左端の太いクワスティックと右端のナイフを購入。

薬サジの大きいのは10年以上もの。
本当に頑丈ですし、マットに突っ込みっぱなしでも外に放置してもなかなか錆びません。
買ったり、もらったり、なくしたと思って買い足したりで気が付いたら3本。
最近の用途は未洗浄ビンの掻き出し用。
生きた虫が入ったビンには使いません。

小さい薬サジは便利です。
イクスチェンジャーより頑丈なので。
ただ過信するとグサーするヤツ。
ビン上部の固いところでイクスチェンジャーにダメージを与えるところで使う。

イクスチェンジャー(真ん中にオオクワ彫ってあるサジ)は大きい側が曲がりやすい。
けど使う率は高い。
ビン交換で一番信用しているサジ。
グサー率は低い気がします。
最近、ここのは廃盤製品が増えているのが悩みどころ。
乱暴に使うと折れるので自分は予備で3本買い足しました。

クワスティックは幼虫投入の穴あけ要員。
新品のビン相手ならサジよりクワスティック。
ただ初齢用には大きいかな?

今回、購入分のクワスティック大は三齢用。
ナイフは初齢用と三齢の補助用。

初齢はここ数年はインパクトドライバーにドリルビットつけてやってましたが
今年は再び手間をかけます。

三齢の交換はここ数年の課題で潜れない幼虫、潜ってすぐ死ぬ幼虫の対策があります。
もちろん従来の潜っていけた幼虫に対してもより確実に潜れるやり方になると思ってます。


この手の道具はどれも一長一短。
1本に頼らず、長所を生かしてボロが出ないように複数本使うのがベストですね。

この趣味は気が付いたら道具は増えるもので
マットプレスも3本あって、高価なプレスマシンも3台あるという……
肝心の人は1人だというのに。

蛍光灯をLED灯へ変更

夜勤明けの昨日は、帰宅して酒飲んでゴロゴロしてたら
いきなりTVにテロップ出て、なんでも「自衛艦おおすみ、漁船とぶつかる」とか。
まーた漁船がムチャしやがってなんて思っていたら、その後のニュースは自衛隊disる報道ばっか。
マス○ミとか言いませんが、おおすみ級の活躍を考えると今の報道はちょっと切ないですね。


本題のほうは、またブリードルームの改造をしました。
改善でなく改造の理由は、善に出るか悪に出るかはサッパリ判らないからです。

改造箇所は、蛍光灯をLED灯へ変更。
DSCN0253.jpg

LED灯の特徴として
・キノコ栽培に置いて紫外線が出ないランプは有用なケースも。主に収率アップに繋がる。
という大きなデメリットの可能性があります。

しかし、自分が目をつけてるのはやはり紫外線が出ないという点。
紫外線が出ないということは、ビン側面は傷みづらいのでは?と。


昨年はビン側面にキノコをたくさん生やしましたので、今年はちょっとは減らしたいなあと。

余談ですが、フィギュアやタペストリーは紫外線がカットされてるほうが色褪せしなくて良いそうです。
フィギュアは夏場も冷やさないとへたったり、塗装がくっついたりしますので、大切にしたい場合はクワガタと変わらん。
もっとも、作りがマズかったりすると自重で傾くヤツもいますが……




さて、2014年ブリードの為に資材の準備を進め始めてます。
菌糸と産卵木は年々、段取りが早くなってます。
菌糸は予約済みで、産卵木もドルクスルームさんの特ALを3箱調達済み。
今年はライン数を増やすので中ケースも買い足しました。

ラベルは今年は500枚ほど作らないと。
ラベル作りは、「割り出した卵をひたすらプリンカップに入れる仕事」と並んで腰痛を引き起こす作業。
しばらくの間は、楽しい楽しいビン洗いとラベル作りが主な仕事ですね。

種親を起こすのは、今年はブリ部屋の昇温を遅らす関係でブリ部屋の昇温に合わせたら間に合わないので
寝室兼成虫置き場兼物置部屋のエアコンを稼働させて起こします。



最後に2013年ブリは、3本目交換後のフタの取り付けも完了しました。
ビンの底にいるやつ、上部にいるやつ、中央にいるやつと落ち着き方はいろいろです。
底や側面にベッタリより中央にいるほうが良いと思いますがどうでしょうかね。



空調再編

DSCN0251.jpg

空調改善中です。
サーキュレーター2台を床置きで上向き撹拌。
HOT&COOLは相変わらず送風のみで上部から下向き撹拌に回しました。

温度管理についてはしばらくは23℃前後のままですね。
3本目の後食いは良くわかりませんが
欲張ると羽化しないかも知れないですし、あっさり昇降温かけると勿体ないという感じがします。

今年は降温は2月半ばまでに20℃を切るか切らないかくらいで止めて1ヶ月維持、
昇温は3月半ばから始めて26~7℃までという感じにしようと思ってます。
昨年は18~9℃でも全然、羽化してきたのでちょっと欲張ります。
3月末~4月頭に昇温完了したら、おそらく5月半ば以降に蛹化ラッシュがくるでしょう。

少なくとも、あと1ヶ月は安泰。
そこからがキノコ、暴れ、不全と……

そういえばキノコといえば昨年の反省で極力生えさせたくないビンを後方に回しました。
良いのが入ったビンを後方に回すので動きが見づらくなりますが、明らかに昨年は前方のビンに影響があったので。


天窓を塞ぐようにタペストリーを配置しました。
DSCN0252.jpg
段ボールをはめ込んで暗室状態にしてましたが見栄えが悪いので。

後、ブリ部屋からコンポを撤去しました。
ラジオ聞きながら作業が楽しみなんですが、音出るものを置いといてもプラス要素はありませんから。

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プロフィール

庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
久留米専。
自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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