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新データロガー実装

データロガーが到着しました。
セットアップも完了。
一仕事しました。

ですので、モニタリング中。
リビングでPC片目に酒飲んで遠隔でブリードルームの温度、湿度、CO2濃度を監視してます。
CO2濃度は試しに屋外で測定して450ppm程度。
ちょっと高い気がしますが、住宅地でそこそこ広い道路沿いということを考えるとこんなものかもしれません。
※ちなみに大気中のCO2の割合は0.3~0.4%(400ppm)くらいだそう。

ブリードルームのCO2濃度は700ppmくらいですね。
キノコ栽培は低い方が良しとされますが、1000ppm以内なら良いそうです。
CO2濃度が測定できると、交換後や不具合が出た際の菌糸の状態を確認する指標に役立ちそうです。


そういえば、博多オフで九州は日本酒どころではないという話を聞きましたが
「地元の酒屋で九州のお酒置いてあったよな~」と思って……
佐賀のお酒がやっぱりありました。
以前飲んだことがある五町田酒造の東一。
佐賀でも博多と神埼市くらい直線距離で離れてます(九州は広い)
久々に買って飲んでます。
インパクトがある味で印象深かったのですが
久々に飲んでみても変わらぬインパクト。
ストロベリーというかオロナミンC風味?

加湿器の水やり頻度は毎日から3日に一度、基本的な監視項目は遠隔監視になりましたので
しばらくは優雅に酒飲んでいられそうです。
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新データロガー選定

夏前に買おうと思ってたデータロガーをポチりました。
この時期の諸要素の測定が重要ですので、急ぎました。

今回、選定したのは今も使ってるT&D社製のおんどとりの後継機種。
PCで遠隔監視でき、湿度が測れることを前提として機種選びをして
PCに吸い上げさせる親機に「RTR-500C」を選定。
データロガーに「RTR-576」に選定。
RTR-576は温度、湿度そしてCO2濃度の測定が可能。
菌床管理をする上で重要要素を測定できる機種です。

大気中のCO2濃度は0.04%(400ppm)。
キノコは酸素を消費して炭酸ガスを出すので、換気せずに過密管理すると
菌床の分解に影響が出る恐れがあると思ってます。
ヒラタケ栽培では1000ppm以内に収まっていれば良いので大体の指標はあります。
ブリードルームは換気扇で常時換気してますが、これでどの程度の換気が出来てるか分かりそうです。

湿度管理に関しては基本、下げないこと前提ですし
水切れになったら湿度はあっという間に下がりますので
遠隔監視で下がってきたら給水なんて器用なマネはできませんが
データロガーでの監視は長期データもとれますし保存もできますので便利です。

ちなみに先日、導入した加湿器のおかげで余裕の無給水1日経過。
3日に一度の補給頻度になるかな~。


ブリード環境の管理は
探りを入れたい場合はサーキュレーターをまわさないとか冷し虫家を複数使用するといった
環境に差を出す管理にすれば当たりを見つけることができるかもしれません。
菌床の特性がピンポイントでマッチして種の組み合わせも失敗して無ければ一発あると思います。
でも、これは僕のやり方では無いです。



さて、冬温度到達して2週目ですが今年は♂のガラス・PPともにキノコが生えません。
特にオアシスの分解の感じが良さそうです。
キノコが全く生えないと少し不安ですが、♀のPPからは生えてますので
温度は生える条件を満たしているものと判断してます。




加湿器を増設

加湿器が到着しました。

早速、稼働開始。
1月31日21時からです。

3日持てば万々歳です。

今回、導入した加湿器はダイニチのHD-151。
12Lの加湿タンクが売り。

これで、今まで使っていた8Lの加湿器と6Lの空気清浄機の加湿機能に加え
さらに12L。
水ばらまきまくりです。

ちなみに加湿器選びは湿度制御機能付きが必須です。
最低限これが無いとダメ。


湿度も気にしだすとキリがありません。
温度に関してはおんどとりで遠隔監視してますが
湿度も遠隔監視したくなってきます。
今使っているデータロガーの系統は廃盤になってしまったため
新規のデータロガーを買わなければならないのがネック。
夏前後に湿度を測定できるデータロガーと予備機のサーキュレーターを買わなければならなくなりました。

タイベック選定

DSCN1047[1]

PP1400用フィルター選定への第一歩。
まずはロール購入です。

購入時は規格(主に厚さ)があるので注意。
今回は前例が無いので、菌糸用で薄めのもの(現状これは薄すぎる)が一般的に流通している点と
一番厚いものがググるとハガキ並の厚さではないだろうかという点から真ん中の厚さをチョイス。

ちなみにこのロールは幅1mで長さ50m。
一般的な既成PP1400に挟まれてるものは14cmのもの。
14cmは結構ギリギリのサイズなので、自分でカットするという手前上15cmにカットしてみることに。

カットして一般的に昆虫業界で流通しているものと比較。
気持ち厚いような……よくわからん。
光にかざす……気持ち繊維が多いような……よくわからん。
PP1400に挟んでフィットテストしてみる。
フィットテストすると、しっかり締まる様な気がする。

とりあえず、試験運用してみない事には始まらないので
結露が見られる幼虫が入ったボトルのフィルターを今回の選定品に交換した。
菌が廻っているボトルなので発菌具合は分からないが透過具合は確認できるはずである。
ちなみに既成ボトルに元から入っていたものと、一般的に流通しているものは
水分がスルーしているようで結露水が数日で発生し始めます。
上部乾燥を防ぐのを狙うので透過は無い方が好ましいとされます。

ただ、上記の試験運用では水分の透過は確認できても
一番重要な発菌具合が確認できません。
上部被膜を再生させることが一番重要で、その為には水分を保持させることと
空気の流通が確保されていることが必要。
水分は抜けないけど、発菌が遅すぎて腐っちゃいましたではお話になりません。

そこで今年ブリードしてる自己採集山梨産を使います。
久留米より1ヶ月早くブリード開始した山梨はそろそろ3本目交換の時期。
菌糸はHSを選択(フィルターの試験運用にも都合が良い)
来月頭に実際に幼虫を投入して、上部被膜の再生と水分の透過の確認をします。
久留米の3本目交換は来月中旬以降ですので、タイミングとしてはギリギリ間に合うでしょう。

それにしても山梨は大活躍です。
WF1時代は「高添加だろうが関係ない!」とHS投入でしたし
今年は神長菌糸の銘柄チェックに使われ、さらにフィルターテストに使われる。
我が家におけるブリード貢献力は随一だったりします。

ちなみにこれがまだ薄い傾向の不具合出ると
一番厚いものも買って見なければならなくなる……
タイベック、厚さ変わると値段も跳ね上がるのでコレで正解であってほしい。
実は昆虫業界での流通はコスト削減で薄いものを選定してるとかじゃ無いよねー。

フタ結露問題に切り込む

DSCN1044[1]

この画像を見て、ピンときた方……

シコティッシュでは御座いません。

左半分拡大
DSCN1045[1]

右半分拡大
DSCN1046[1]



先日のオフ会で少し話題に挙がった点で家に帰ってから少し調べました。

右と左で決定的な厚みは無いように思えますが
ちぎった際の断面及び内側の繊維質が別物です。
ちぎるにも左のほうが力が要りますしきれいにちぎれません。
この比較はあくまで個人的な検証です。
このことからある程度の考察が出てますが、ちょっとまだ丸秘です。

右タイプになると思いますが、厚さに関しても規格が幾つかあるようです。
もっともロールで買う度胸がなかなか湧かない……


3本目に間に合わないと思いますが
対策しないといけないことだと考えてます。

オカルトグッズ?~備長炭~

炭に関して調べてます。

発端は神長さんに電話かけてから。
疑うのも申し訳ないので、とりあえず高い備長炭を12kgアマゾンでポチりました。

炭が良いらしいのは10年以上前に師匠も言ってましたが
オカルトっぽくて受け流しました。
気の流れとか金運というイメージの風水はあまり信じてませんので……

炭といえば脱臭が有名。
次いで除湿(備長炭はより多孔質素材の為、除湿のみならず調湿能力もあるそうだ)
TVでリフォーム番組を見ると床下に炭を敷き詰めるのを見ますが
あれも湿度対策と雑虫対策。

そしてここからがナゾのゾーンで
まず、「置き炭効果」。
部屋の四方を囲むように炭(具体量はピンキリ)を配置する、とのことである。
得られる効果はハウスダスト対策(これは空気清浄機で十分)と
還元作用によって酸化作用を防ぐ……


そして最大のナゾ、「電磁波対策」。
磁力線を発生する装置・設備は生活環境下でも多数ありますが
硬い炭であれば防げるという理論。
どうも電磁波とか言い出されるとオカルトというか宗教というか(笑)

キノコにおける磁力線の影響は、落雷した場所には生えやすくなるとかどうとか聞いたこともありますが
磁力線で活性化したり衰えたりの影響があるそうだ。
三階松さんのところには磁力線発生原因について書いてありますが
鉄塔、変圧器、送電線や家電の多くが該当する模様。
磁力線が菌糸の伸長、熟度、子実体の発生、劣化に繋がるのであれば考慮する価値はあります。
ちなみに、このカラクリを利用したものがブリードアイテムでいうとアレらしい。


そうこう書いてると、ヤマトの兄ちゃんから電話が来たので受け取って
速やかにブリードルーム四方の床と天井付近にセットしました。

要は劣化対策で菌糸長持ちすれば成功。
ダメなら失敗。
こちらでやれることを全部やって、こちらサイドの失敗要因を潰すだけです。
キノコ屋さんの意見を信じてみます。

2015年を臨むブリード環境

2015ブリードルーム.png

まだまだ、改善点があると思うものの納得できるブリードルームに近づきました。
一応、島棚をぐるっと周ることはできますが狭いです。
蛍光管を抜いてますので常時暗室です。

ここまでやったものの設計段階で
・採光窓をつけたが要らなかった
・換気システムが後付けの為、やや位置が理想からズレた
といった欠陥が生じた。
現状は、採光窓は段ボールとタペストリーでハメ殺し。
北東側でスモークガラスを採用したため、全く気にならないレベルの暗室となっている。

設計段階での成功は出入り口引戸。
寝室からブリードルームに出入りするのですが、引戸のおかげで動線に関係なく物を置ける。

メタルシェルフにしか幼虫は置かないので
実際に幼虫を置いてるスペースは3畳ほどです。
1畳分はまるまるペアリング&産卵用スペースで幼虫飼育には一切使用せず。

サーモセンサーとおんどとりを設置したメタルシェルフが一軍棚。
全ての条件が集約されたスペース。


ちなみにエアコンの買い替えとかどうすんの、コレ?って感じですね(笑)
最低でも島棚を寄せないと無理です。

新兵器は温度の守護神

新兵器が届きました。
DSCN0143[1]

箱を開けてみた。
DSCN0144[1]

中身を取り出す。
DSCN0146[1]


新兵器はニューマリンズのサーモコントローラー。
もう完全に猿真似です。
みんな口を揃えて良いというのならば使わない以外に手は無い!ですね。

オウゴンオニでBE-KUWAギネスを取られた方のHPで存在は知りましたが
冷蔵庫を使う予定は全く無いのであまり興味がありませんでした。
そして本格的に興味を持ち出したのが昨年。
エバクワさんのブログですね。
ただ在庫があるうちに買わないもんで、買いっぱぐれてしまいました……
待つこと数ヶ月、やっと在庫が復活したので即ポチ。
2台ポチってしまいました。

DSCN0147[1]

左から順番に
暖房用コンセント、冷房用コンセント、サーモコンセント(主電源に差す)、サーモセンサーケーブルとなる。

操作自体はボタンが3つしかないうえ、説明書も見やすいので助かる。

今回の設備改善はパナソニックエアコンの復旧機能×ニューマリンズサーモのコンボ(エバクワさんの真似です)
まずエアコンの復旧機能をオンにして電源を落とし、コンセントを引き抜く。
今まで外気温はブリードルームより安定して低い為、エアコンの運転設定は暖房23℃で、
ブリードルームを24℃前後(±1℃)に管理していた。
その為、ヒーター側にエアコンのコンセントを差し込むこととする。
サーモコンセントをコンセント口に差し込みサーモの電源オン。
温度とオンオフ設定をセットして、
一発でサーモがぶっ壊れたら悲しいなあとドキドキしながらエアコンの電源オン。
しばらく調整して暖房25℃でセットしたら、センサー付近は半日で±0.1℃以内という恐ろしい管理になった。

まだ半日そこいらですが、これは凄い……
あり得ない程、ぶれない。
DSCN0148[1]

エアコンの設定がミソで、復旧した際にエアコンの設定がヌルいと設定から引き離されるし
逆にキツイと設定をオーバーランするハメになるのではないかと思います。

今後の課題は、外気温の変化ですね。
ウチは外気温で冷房と暖房を切り替えますが、もうしばらくすると
狙う温度に対して外気温のほうが高くなったり低くなったりという時期になります。
対策としてエアコンは冷房で、ヒーターを追加しようかな……


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庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
久留米専。
自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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