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タイクルビ 近況

DSCN9588.JPG


タイクルビの♀がすべて羽化しました。
サイズは最大43mmで平均40mm前後でまとまってる感じです。

♂はというと半分くらいが蛹化ラッシュを迎え
1頭目が本日、羽化しました。

ただ、全体的にサイズは不調気味になりそうです。
幼虫時に結構、体重が伸びたのにも関わらず
蛹の体重が軽いのです。
9月上旬に3本目へ交換した時は28.0gあった個体が
蛹体重なんと15.0gなんて何かの間違いとしか思えません。
タイクルビの蛹体重から羽化サイズを予想するのは
まだできませんが、国産だと確実に70mmを割る体重です。

あと、30.2gあった個体ですが
それも蛹化していますが、前蛹状態で17gをちょっと上回るくらいで
蛹になったらせいぜい17gぴったりってところ。
70後半どころか70をどれだけ越えるかというレベル。

28.0gと30.2gの2頭が異常な減量っぷりですが
他も軒並み、国産よりも蛹化時の減量が大きい気がします。
今、蛹化ラッシュを迎えてる個体群では72~74mmが限界かもしれません。
残りの♂幼虫にサイズは期待しましょう。


ちなみに現在、羽化しているのも幼虫・蛹やってるのも含めて20♂13♀。
なんだか減っちゃったけど、それでも大所帯。


タイクルビ 3本目交換

蛹室を作っていないタイクルビの♂幼虫の菌糸ビン交換を行いました。

今回は2本目投入から2ヶ月経過し、
食痕が全く見られない居食い君から、蛹室を作る場所を探して
暴れ始めている幼虫など、計17頭の交換となります。


サイズのほうは暴れ君は23g台が目立ち、居食い君は27g台が多かったです。
最低は22.2gと70mmアップ微妙なところ。
最高は30.2gで70後半はいきそうな感じ(タイクルビだから80は無理かな
DSCN9515.JPG

なお、平均は25.7gでした。


ちなみに、2本返しは3頭いますが
2本目投入時点で28.4gあった個体は
少し暴れたものの見事な2本返しで蛹室を作成してしまいました。


今回のタイクルビのブリードは
2本返しでも3本返しでも、それほどサイズが変わらないかも知れません。
しかし、現時点で22♂13♀と異常?に♂に偏るとは……

タイクルビ 蛹室作製

画像 1700.jpg

タイクルビの♂幼虫で蛹室を作っているのが現れました。
現状2頭ですが、恐らく蛹室を作る前の移動をしているのもいるので
このまま蛹化ラッシュがきてしまうかも。

ラベルをみるとほとんどが割り出しが2月下旬で1本目3月投入、
2本目7月で26g前後。
このサイズの♂が孵化から6ヶ月で蛹室を作るとは……

国産だったら蛹室を作りだすのにせめて10ヶ月くらいはかかるはずなのに
タイクルビのサイクルは2本目の伸びも含めて早いですね。


とりあえず、♂親は68mmだったので
親越えはすると思いますが、最大が伸びなさそう。
一時は3本目で30gオーバーくるのでは、と思っていたのに。

タイクルビ 再々割り出し~菌糸ビン2本目投入迄

タイクルビも飼育が進んでしまってます。
前回からさらに採りこぼしが2頭見つかって産卵数は39頭に。
39頭は1種類を飼育するには個人的には上限値(主に管理面で
39頭全て1本目は月夜野エレメント800mlに投入しました。


それから月日は流れてつい先日、2本目の菌糸ビンへ交換し終えました。
1本目で2頭あの世へ旅立って37頭。
♀はビン越しに蛹化しそうな個体もいましたので
♀だとわかるビンは交換しませんでした。

1本目の段階で確実に22♂いることがわかりました。
37頭中22♂と珍しく♂に偏ってます。
最大28.4g最小17.4g多くが26~24g台と1本目にしてはなかなかの結果。
70mm後半を期待してしまいます。

22♂全てエレメント1100mlに移しました。


んで、オオクワ名物早期羽化?がでました。
孵化~羽化まで約4ヶ月、幼虫期間何ヶ月だよと突っ込みたくなるヤツです。
体長は40mmをきる♀ですが、綺麗に羽化しました。
今回は特別、高温飼育をしたわけでなく25℃管理で発生。
よく夏場に温度管理しないと発生するもので、自身も温度管理する前は
春先採卵した幼虫が秋口に羽化するなんてことも度々ありました。
しかし、今回はなんと、この個体以外も蛹化の兆しが見えており
多くの♀が蛹室を作り、サナギになってる始末。
もしかして、タイクルビは国産よりも低い温度でも早期羽化してしまうのか
それともただ単に成長サイクルが早いのか・・・・・・
前者だと、次世代は温度を下げなければならない。
しかし♂の成長具合をみると後者の線でみてよさそうな気もする。
我が家では国産オオクワガタは1本目では20g程までしか育たず
2本目でも伸びる傾向があるものの、タイクルビは1本目で伸びました。
そう考えると、国産は3~4本返しで13~14ヶ月羽化のところ
タイクルビは2~3本返し12ヶ月内羽化もありえるかも。
はたまた、国産同様2本目で伸びて結局3~4本返しもありえますが・・・・・・
今後の経過に目が離せません。

いかんせん、クルビの飼育情報は大抵、国産と一緒となってることが多く
一昔前は国産もひっくるめ「クルビ系の飼育方法」と扱われてることが多かったですし。
国産がクルビではなくなった昨今、もう少しクルビを掘り下げてみたいものです。


それにしても、余所様では国産オオクワが1本目から30gオーバーがでてるのに
我が家では精々20gとは・・・・・・
血統や菌糸ビンをなんとかしないと無理なのか・・・・・・


DSCN9310.JPG

タイクルビ再割り出し

タイクルビの再割り出しを実施しました。

先月26日に割り出した際、幼虫10卵16合計26の成果でした。

今回は前回の割り残し&採りこぼしの回収がメインで
成果のほうは5幼虫6卵合計11。

これで総計37、回収できました。
冬期の加温ブリードでしたが、成功といえる成果でした。

卵の孵化のほうも安定しており
既に最初の割り出しの際に出てきた卵の半数が孵化してます。
最初に割り出した10頭の幼虫も最初の菌糸ビンに投入しました。


タイクルビ割り出し

本日、タイクルビの産卵セットの割り出しを実施しました。

本当は、ぼちぼち♀を取り出して1ヶ月待つというのがセオリーですが
画像右のクヌギ材の削られっぷりを見たら魔の気がさして・・・・・・

DSCN8998.JPG

最初は、産卵してるかの確認程度だったのに
気が付いたらクヌギ材解体完了。
5幼虫5卵採取。

この時点でよせば良いのに、今度はついついカワラ材に手を出してしまいました。
カワラ材は表面にだけ産みつけられた様子だったので表面のだけ割り出しました。
カワラ材2本合わせて、5幼虫11卵採取。

今回の割り出しで幼虫&卵で26採取できました。
しかもカワラ材は断面に産みつけられたところは未採取。
まだ割り出し数は増えると思われます。


画像は割り出した幼虫&卵の一部

DSCN9003.JPG


カワラ材は表面を少し割っただけなので
まだ全然使える為、そのままケースに戻して
♀を再投入し、もう少し産卵させてみることにします。


なお、割り出した幼虫&卵はプリンカップにて1頭ずつ管理。
2卵だけ、プリンカップのストックが切れてしまった為
スタックSで管理。
現在、温室にて卵は孵化待ち、幼虫は菌糸ビン待ちとなります。

菌糸ビンは月夜野きのこ園のエレメントシリーズ800ccを1本目に使用予定で
現在、発送待ち状態。


タイクルビ産卵状況

先月25日に組んだタイクルビの産卵セットの途中経過です。

今月1日に一回確認したところ、産卵痕跡が見られなかった為
♂を産卵セットへ投入し1週間同居させました。
今月8日に♂を隔離し、15日に確認した際の画像がこれです。

imgcc894f69zik5zj[1].jpg
 
左の太いのと真ん中のがカワラ材で右の齧られてるのがクヌギ材。
カワラ材ダメダメです。

条件は25℃。

今後は2月末まで産卵させ、そこから先は状況次第。


タイクルビ

DSCN8931.JPG


自身数年ぶりの外国産クワガタの飼育です。

大役に抜擢されたのがクルビデンスオオクワガタ。
細かい産地は「タイ王国チェンマイ県ドイサケット郡」とあり
Wikiで調べてみると地理的にはタイ北部に属するようだ。

今回の種親は♂68mm×♀38mmのWペア。
恐らく持ち腹があると思われるものの一応、目の前でペアリング。

DSCN8936.JPG

ここまでは、なんら国産オオクワガタと変わりません。


しかし、産卵の傾向は国産と勝手が違うらしく
2次発酵マットを用いるのが良いらしい。
さらに産卵木もカワラ材を使用したほうが確実みたい。

そんなわけで、慣れない飼育用品を用いて
産卵セットを組みました。
国産オオクワガタより1000円増しなゴージャスな環境。

img613473c7zik3zj[1].jpg

常温では寒いので、ガラス温室内にて加温してあげます。
目標は20匹。

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プロフィール

庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
久留米専。
自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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