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カミジョウ 菌糸交換

カミジョウを9頭、1本目から2本目へ交換しました。
今回交換分は5月下旬から逐次投入し、3ヶ月経過での交換となります。

5♂4♀と珍しく♂先行。
♂は20g前後まで育っていましたが、まだまだ成長するでしょう。
この手のオオクワは30g超えてやっと70ちょいとかかな~。
♀は結構、大きくなっていました。
12~14g台で♀のサイズを考慮すると♂は80とかいったりして。
でも80となると40g以上は必要かな……

ちなみに今回の交換したぶんは、まだあまり食いあげておらず
あくまで投入後3ヶ月経過した為の交換です。
まだ30頭以上が1本目にて交換待ち。

カミジョウはシェンクの近縁説もあり、アンテとシェンクの食性は
近いと聞いたことがある為、アンテ傾向の成長であれば
カミジョウもかなり食いあげさせた方が伸びるかもしれませんね。

ただ3ヶ月経過したのにも関わらず、まだ底の方で1/4も食いあげていない現状。
これでは先にボトルのほうが劣化してしまいますね。


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阿古谷2番の近況

以前、ホーペイかなんか混ざってるんじゃね?と考察した阿古谷2番。
現在は昨年8月から継続して幼虫飼育中。

本日、ボトルの劣化の激しい♂3頭の餌交換を実施。
サイズ自体は28.2g、27.4g、25.0gとぼちぼち。
しかし、この血統はどの個体も頭が小さく体が長い。
脂肪球もあまり発達してない感じです。
幼虫期間は1年以上経過し色は既にまっ黄色。

蛹化する気配はわかりませんが、今回の交換で
きっかけとなってほしいですね。

現在の計画ではさっさと羽化させて終了させたい阿古谷2番。
久留米のアウトラインを今後の主体と切り替える上で
スペース&コストの都合上、来年のブリードには仕分けしておきたいです。



2012年の種親補強

先日、ポチったメルリンカートさんのオオクワガタが届きました。

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DSCN9800

♂は8番の80mm。
8番は太さが出ておりサイズも各ラインと比較してみても良いアベレージで
今回の購入個体も80mmありますが8番では一番小さい個体。
太さがやはりあり、先日購入した80mmの個体と並べると際立ちます。


DSCN9804

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♀は希望通りに2番が届きました。
2番も最低サイズが81mmからで、39.3gまで育った幼虫が出ているライン。
♂選びの際に比較的安価なサイズの8番と2番で悩んだ末に結果的に
♀を選べる8番の♂にしましたが、2番も捨てがたかったです。


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DSCN9808

あと、ペアを購入したら更に追加で購入できる♀単です。
単品では最大の52mmで番号は6番。
6番はちょっと予想外でしたが、♂は2個体のみの少ない資料ながら
84mmと83mmがでているエリートライン。
最初は還元率が良いとのことの7番の♀がきたらラッキーと思ってましたが
6番はかなりラッキーなのではと……


今回も大満足な補強が出来ました。
来年のブリードはこれで4♂6♀体制。
6ラインもあれば確実にある程度は採れるはずです。
♂は全て80mm以上、♀は全て50mm以上で本気で大型狙いにいってます。
2012年ブリード目標はドカンと85mmと言いたいですが、今年のブリードで
まずは80mmを達成しないとせっかくの血統もただの飾りになってしまうな~。

今年は1本目から低温で振ったせいか成長がのんびりで
大きい個体が出ておらず、これから伸びるだろうと想定してますが
もしも伸びなかったらという恐怖心もあります。
2本目→3本目の交換までは何とも言えませんが
来年は定石どおり1本目はやや高めに振ろうか悩んでしまいますね。



さらなる大物補強

大型久留米で有名なメルリンカートさんのブログで
HPにて新成虫の販売開始との内容をみました。

来年ブリードの種親用として待っていたので即物色。
血統番号、血統ルーツ、♂画像、値段を舐めるように確認し
1ペア+1♀をポチりました。

確認時、既に1ペア売れておりビックリしました。
個人的には2番が気になりましたが、♀が選べないので
♂を8番にして♀はお好みの番号で2番希望に。
♀単はペア購入で販売可とのことなので、迷わずカートへ。

選別条件はサイズ重視ですが、結果的に太さが際立つ8番に(サイズも出てるけど)
大きいほうが良いのですが8番は81mmになるとガツンと値段が上がっていたので
幾分か易しめな80mmを選択。
♀単は血統番号お任せとのことでしたが、個人的には7番だと良いなあ。



さて、補強はこれでひと段落。
4♂6♀であれば普通にブリードすれば3桁は確実に確保出来る数です。
♀で有力な個体がいれば随時検討ですが
目に留まって頭から離れない虫が現れない限り補強はしないはず。


虫くじの結果

今年も近所というには少し遠いTOP GUNさんのお盆のイベントに行ってきました。

虫クジが実質メインで、昨年は個人的には目玉だった
MK血統累代品オオクワ♂81mm♀51mmを粘って引きました(2011年久留米1番のルーツ)
今年も同系統の80mmペアが景品になっており
あたれば良いかなとクジを引きましたが結果は
スジブトペアに♂単、台湾トサカ幼虫3ペアに用品多数の
バリバリゼリーたくさん。


スジブト君は学生時代にブリードしたことがあり
当時では数少ないブリード成功種。
結局、次世代ブリードせず全滅になってしまいましたが
何かの巡り合わせでまたうちに来てしまいました。

DSCN9796


相変わらずメチャクチャ気性の荒いヤツ(♂も♀も)です。
ブリードはしてみますが、ペアリングで♀死亡して終了しそうな気がする。


台湾トサカはマットで十分というか菌糸で飼育した情報を聞きませんが
余った菌糸に投入しました。
小型のキクロなので早く羽化してくれるでしょう。


用品は、コバエとりとかスリットタイプのケースに挟むコバエ対策のヤツとか
ダニ対策のスプレーとか、旧世代の遺物が主でした(まさに在庫処r)

バリバリゼリーは2軍ゼリーとして消費していくことになりますが
何だかんだであっさり使い切ってしまいそう。
食わない時はまったく食わないクソゼリーと思いきや
食う時はメチャ食うゼリーでよく分からんやつです。
個人的な印象では、ブリードしたオオクワより
採集品のミヤマとかヒラタのほうが食いが良い気がします。



昨年はどうしても欲しくてくじを引きましたが
今年も何だかんだで相当引いてしまった。
それほど期待していなくともクジとか福袋と聞くとワクワクしてしまう性分なのである。
しかも、ゼリーがついてくるとなると外れてもそんな痛手が無く
あたればハイリターンなのでついつい買ってしまう。






2012年ブリード種親補強

2012年ブリードの種親として更に追加しました。
販売元は調子オオクワ倶楽部さん。
今年は久留米産の販売数が少なく、能勢YGが7月以降から
ちょくちょく在庫が出来ていたのに対し首を長くして待っていました。

今回の購入個体は、♂80mm♀51mmの新成虫ペア。
♂画像
DSCN9784

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♀画像
DSCN9793

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輸送はこんな感じでタッパーに紙状のものがびっしり。

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クーラーボックスに大きい保冷材が入りで衛生的で安全性も考慮されており
非常に丁寧な梱包であると感じられた。

なお、タッパーから個体を出した時に保冷剤が効き過ぎていたからか
冬眠状態になっていたが、1日も飼育部屋に置いといたら活動状態になった。


証明書も完備である。

DSCN9782


これで、2012年久留米産ブリードの種親は3♂4♀。
♂はいずれも80mm級で♀も52mm級が3頭の51mmが1頭。
現時点で相当な補強になっていますが
もう1ペア+1♀は追加しようと考えています。


ミンパリ 1本目投入

昨日、ミンダナオパリーの7月末に卵で割り出した中で孵化したぶんを初回投入しました。
これで割り出し時初齢ですぐに初回へ投入したぶん合わせて25頭を
菌糸ビンへの投入が完了しました。

まだ2個、孵化していない卵がありましたが1個は今朝孵化を確認しました。
もう1個は褐色みが強い卵でたぶんダメでしょう。

ここまではまずまずなミンパリ飼育。
問題はここからです(正確にはもうちょい先)
2本目以降の猛烈な暴れがどうにかなれば……

かなり細みなので20gあれば確実に70mmいきそうな気がしますが
サクサクな1本目だったのに対しガツンと暴れて減量してくれる可能性も
同じパリーの東ジャワ産であったので、ミンパリでも無きにしも非ずな感じが……

久留米2番 オアシス組2本目交換

久留米2011年2番のオアシス組の初回から2本目への交換も実施しました。
こちらも初回から3ヶ月での交換です(2本のみ投入から80日経過)

2番のオアシス組は初回投入時18頭でしたが
♂8頭、♀8頭、死亡2頭でした。
最大体重こそ♂で21.0gがいましたが、全体的にはまだまだ成長途中。
でもまあ、久留米1番よりは成長が早い気がします。
♀は上が12.6gの下が5.2g。
下の5.2gが突き抜けて小さいですが、時間の問題で追いつくのでは?と思ってます。
もし追いつけなければダメな子ということで。


さて、今回はオアシス組の個体群を主に交換しましたが
オアシスLビンを24本用意して、21本までは消化。
3本余ってしまいました。

そこで、久留米2番の中でRTN製ブロックA手詰め2300ccへ100日前に投入した
5頭の個体の中の♂を選抜して残りのオアシスLに投入することにしましたが
それでも2♂3♀で1本余り(♀はLEVIN-G1400既製品へ交換)

高価なオアシスが余るのは勿体ないと思っていると
60日前にLEVIN-GSP2300cc(手詰め)へ投入した2番の個体が
ボトル側面から♂のサイズの頭部を覗かせていた。
それをみて、少し早いものの余ったオアシスLへ交換。


最終的にオアシスLビン24本の構成は
久留米1番……2♂3♀
久留米2番……11♂8♀(うち3♂が1本目→2本目で菌糸銘柄切り替え)
となりました。


9月に入ると今度はHS組の交換があります。
HSはどんな成長を見せるか楽しみですね。

久留米1番 オアシス組2本目

久留米2011年1番のオアシスに投入した個体の
初回から2本目への菌糸交換をしました。

1番は6頭の初回オアシスML投入でしたが
生存及び体重&性別はというと
♂……16.0g、11.4g
♀……10.8g、10.8g、10.4g
1頭死亡★
といった具合。
生存5頭はオアシスLビンへ投入しました。

初回から3ヶ月経過の交換でしたが
低温気味に温度を振ったからか成長が遅いです。
オアシスは初回は爆発的な成長があまり無いと聞きますがそれも一因かな。

伸びるだろうというかこれから伸びていく予定なので
そこまで動揺はしていませんが、流石に伸びなかったらマズイです。
まあ、成長期の感じでしたし次回の交換で大化けしてくれるでしょう。





冷やし虫家TF

ようやく届きました、冷やし虫家TF。
まず、こんな感じに発送されてきました。

DSCN9774


段ボールを開けるとまた段ボールでに分けられてます。

DSCN9775


この段ボールも開けると袋分けされた各パーツが出てきます。
そしたら、ゴリゴリ組み立てて完成させます。

正直、組み立てはキツイです。
分かりやすく袋分けされてるので説明書見ながらサクサクいけそうですが
結構パワーがいる為、心してかかる必要ありです。

気合で組み立てたたら、気合で高さが180cmあるメタルラックの
最上段へ設置します(空いてるスペースがそこしかないので……)
冷やし虫家自体の重さも決して軽くなく、脚立に乗って
不安定な姿勢ながらも、オラヨッと設置しました。

DSCN9777


設置したら今度は、水受け皿の設置。
水受けについては「各自、用意しろ」みたいで
とりあえずペットボトルの下部で作製。
半端なクオリティーですが使用に問題ないと思いますし
これはこれで良いでしょう。

DSCN9779


次に内部容量の確認です。
どのくらい中に入るかというと、我が家主流の
2300ccのクリアボトルを実際に使用することを想定した
余裕をもった積載で14本程度。

DSCN9780


そしたら、ボトルを出して空の状態で試運転。
とりあえず22℃にセットしての試運転になります。
飼育部屋はエアコン管理で22~25℃以内に収まっていますが
庫内温度が22℃程度で誤差がほとんど無ければ良好。
しばらくは温度調整をすることになりそうです。



2011年ブリードの現状の反省点

2011年ブリードの現在の反省です。
今年は波乱だらけな気がしました。
まずブリード種からでこれが
今年の年明けの構想(順位はブリード優先順位)

1位・・・久留米Mk血統81×51
2位・・・久留米マツノ血統78×51(現久留米2011年2番)
3位・・・久留米Mk血統81×47(現久留米2011年1番)
4位・・・ヘラクレス・モリシマイ
5位・・・上阿古谷1番血統
6位・・・クルビデンスssp
7位・・・ディディエールシカ

で現状は

・久留米2011年1番
・久留米2011年2番
・クルビデンスssp.
・カミジョウ
・ミンダナオパリー
・本土ヒラタ

とメチャクチャぶれました。
ぶれた要因は以下のような感じ。
・久留米Mk血統81×51が♀殺しで失敗
・阿古谷1番は延期した挙句、撤退
・モリシマイとディディエール、超惨敗
・カミジョウを穴埋めでブリード開始(しかし予想外に採れすぎ)
・ミンダナオパリーはどうしても気になって開始
・本土ヒラタは部屋の隅っこで良いかくらいの感覚で開始

結構、ダレてしまってもおかしくない計画遂行の推移ですが
久留米の2ラインが♀殺し分を補うどころか当初の予定数以上採れ、
他もちょっと採れすぎぐらいと上手くいったので、なんとかいってると言ったところ。


あと、ブリードの内容面では
久留米2011年1番の種親♂の頸節マヒがペアリング前に発生したり
しかもそいつが凶暴だったりと冷や冷やしました。
しかし、それ以外はブリードでは詰まってはいない感じ。
今考えれば、久留米81×51以外のブリード失敗も結果的に良かったと思えるほど。


来年のブリードは現状
・久留米各ライン
・インドグラン
・タイクルビ
・東ジャワパリー
あたりが可能ですが、久留米は大軍団形成が確実視される中で
他は少数精鋭にする方向性が大です(少数精鋭というかただ単に縮小?)

ブリードは結局、その時の状況次第で対処するしかないのですが
できれば計画通りに遂行したいもの。
来年の方針こそはぶれない様に立てたいものです。


久留米産、買い付け

本日の訪問での成果です。
先日、通販で80mmペアを購入しましたが、
今回は80mmで実物&兄弟個体を見て選別しました。

まずはラベルから。

DSCN9757.JPG
DSCN9758.JPG

次に生体画像。

DSCN9766.JPG

DSCN9770.JPG

♂は現状、最大値で81.7mmあります。
♀は52.3mmくらいかな……

先日の♂(11番)と並べた画像がこれ。

DSCN9768.JPG

左が今回購入の9番。右が11番。
顎が長く見えたので選んだ9番ですが11番も顎長いね。
ただ、体は9番は総じてスリムなのに対して
11番はガッチリなんだけど顎が執念で伸びてる感じ。

♀に関しては
先日購入の19番とWK52.1mmで見比べてみるもののあまり差が無いかな。


今回の訪問で14番が良いという話でしたが
在庫的にも金銭的にも無理でした。

さて、とりあえず
これで来年の種親は2♂3♀まで集めました。
あと1ペア+1♀が目標ですがどうなるかな。


マツノインセクト訪問記

本日、マツノインセクトさんのとこに初めて行きました。
事前に「通販で購入したけど、今度は実物を見て選びたい」って旨を
電話で伝えたら、快諾してもらったので午前中に訪問。

他の方の訪問記で書いてある通り、最初はドキドキ。
誰かに連れてってもらう訳でなく、1人で行くので余計にドキドキ(ワクワク7割、緊張3割)

現地に着くとインターホンを鳴らして、生体が置いてある部屋まで通してもらいました。
通してもらうや否や早速、要望のサイズを伝えて吟味。
まずは♂からで、決まると次は♀。

そして次に、聞いてみたいことを聞きました。
収穫はといいますと、

・ラベルは昨年ブリードから一部変更で、個体番号は廃止。
血統番号はこれまで「~番」のみでしたが「~年‐~番」に。
先日、通販で購入したペアは♂は「10-11」、♀は「10-19」となっていましたが
それぞれ2010年の11番、19番ということになるそうです。

・成虫選びはなるべく太い個体を選ぶ人が多いそうな……
今回、自分は体がスラッとして顎が長い♂と
同サイズで比較してもスリムに見えた♀を選びました。
理由は長さを稼ぎたいからですが、一理あるみたいです。
ただ理想はサイズと太さの両立ですが……

・今年の目玉血統&期待の産地。
久留米14番凄かった。
何が凄いかは、最低サイズがデカイ。
販売価格も通常の1.5倍!
それでも買う人はいる!
昨年くらいから話題の祖父江がやっぱり気になります。
大顎が良く伸びるからか還元率が良い。
もし久留米から入らなければ祖父江から入ったかも。


他にもいろいろ聞かせてもらいましたが
最重要項目は上記の点かな。

当方弱冠21で、4回り以上歳の差ありますが
オオクワガタ好きには歳の差は関係なしといった感じでした。
この趣味を通じて出会う人はほとんど年上で
しかも1回り~2回り以上あることがデフォ、最近ご無沙汰の師匠も
やはり30以上離れてたけど、良い人達ばっかりです。
中にはトンデモな人もいたけど、それも良い経験ということで。


話題が少しそれてしまいましたが
訪問記まとめで今回は1時間そこいらのことでしたが目から鱗なことばかりでした。
師匠との出会いでクワガタの飼い方の革命が起きましたが
今回の訪問は2次革命となりうる刺激でした。




阿古谷2番 まさかの成長ぶり

現在、幼虫飼育している分が羽化したらブリード終了予定の阿古谷2番が
結構良い成長っぷりをみせてます。

6月中旬に交換した個体は28.2gあり
今日交換した個体も28.8gと25.4g。
このラインは頭は小さい気がしますが
体は長くあまりブクブク太らない傾向です。
あと、減量せずに交換するたびにジワジワ増量してます。

特に28.8gの個体は春に暴れて手の施しようが無いと思っていたものの
減量しないでキープし、いつの間にかに安定して居食いになり成長していました。

とりあえず、もうすぐ阿古谷2番の幼虫達は幼虫期間が1年に到達します。
温度をガッツリ下げてない&高くもしてない為、蛹化するタイミングも
分からず幼虫期間も長くなりそうですね。
今回の交換してみたものの、きっかけになれば良いけど。

本土ヒラタ 割り出し結果

本土ヒラタの割り出しをしました。

今回は産卵期間が1ヶ月間でしたが、2週間程度で
側面から卵が確認できていたように思えます。

もしかしたら爆産してるかもと戦々恐々としていましたが
結果は初齢6頭に卵2つと少し少なめ。
まあ、偏ってもペアにはなると思います。
あまり飼育数が増えるとまずいなあと考えていたので
ちょうど良い数かもしれません。

幼虫は5頭がマットにいて卵もマットにありました。
1頭のみ産卵木に産み付けられたようで産卵木はほとんど手つかずでした。


今回、割り出した初齢は全てLEVIN-SP800へ投入しました。
卵は孵化待ちです。

持ち腹で産ませましたが、今シーズン♂で60mm以上は採れてないので
目標は60mm以上(菌糸+温度管理なので60後半はいくんじゃないかと思ってますが……


飼育部屋の温度管理近況

飼育部屋の温度が8月に入る前後あたりから安定傾向になってきました。

飼育部屋は4畳半をエアコンで温度管理してますが
24℃狙いでセットをAUTで23℃にするとMAX/MINが25/23℃で
大抵24.5~23.5℃で推移します。
ちなみに傾向として日が昇って外気温が上がると飼育部屋の温度が下がり
夜になると外気温とは逆に上がります。
理想は昼夜関係なしに温度管理ですが、現状厳しく
温度差については傾向として頭に入れとくくらいしかできてません。


ちなみに7月上旬から中旬までの間は
昼の温度が下がる傾向が強く22℃台に低下した日もありました。
データロガーの記録では瞬間最低(1時間毎記録)で22.0℃を記録したことも。
その期間の外気温は高かったので、今となっては謎の過冷却です。


あと、サーキュレーターも稼働してますが効果的な
使い方が出来てるのかは判りづらいですね。
温度差は出来てるのが現状でエアコンの風が直で当たるところは
常時23±1℃ですし、逆にエアコンから対角の扉付近は24.5±1℃です。
幼虫を管理するスペースを基準にして温度セットしてますが
棚の高さでもでも若干の温度差は生じています。
気持ち温度差が無くなってるのかもしれませんが、もっと上手く
サーキュレーターが使える気がしてならないです。


さて、9月に入ればいよいよ温度変更。
じっくりと調整ですが、怖いところです。

久留米1番 ワインセラー管理組からキノコ

久留米1番のワインセラー管理組でLEVIN-GSPを詰めたボトルから
キノコの子実体が生えるようになりました。

MORINOTOBIRAの窓ガラスから確認してキノコを
取り除いてますが、あまり扉を開閉したくないのが本音。

ちなみに一緒にMORINOTOBIRAに入れてるLEVIN-GとEXTRA-Gは生えてきてはいません。
側面から見た菌糸の活性もLEVIN-GSPのほうが強く
固く詰めたのにもかかわらず側面からも子実体が……

キノコが生えるのは温度変化と言いますが現状では
今以上に安定させるのは難しいです。
湿度の管理は扉の開閉をしなければならず温度が安定しないのもありますが
ストレスも与えるのであまりしたくはないです。
1回摘んで生えてこなければ良いですが、何度も生えてきたら
摘むたびに扉の開閉&ボトルを触らなければならないので
再発を防止しなければならないとは思ってますが……

菌糸の活性がかなり良いので
劣化もLEVIN-GSPは早くなりそうです(といっても、もうすぐ投入後3ヶ月

一応、目標は5ヶ月間引っ張ることですが
菌糸の持ちと食いあげが交換指標において最優先事項なので
このままいくと9月にGSPのみLEVIN-Gへ交換する可能性があります。


さて現状ではワインセラー管理組は初回投入分が
LEVIN-G(手詰め2300cc)……9頭
EXTRA-G(手詰め2300cc)……9頭
LEVIN-G・EXTRA-G混合(手詰め2300cc)……1頭
LEVIN-GSP(手詰め2300cc)……6頭
計25頭の所帯です。

今後は2本目交換時で♂♀を分け、♂は引き続き低温飼育。
♀は飼育部屋組に移動してもらう予定です。
これはMORINOTOBIRAに余裕を持たせることが目的です。

5月の投入時より22℃狙い(セットは21℃)で実際22~23℃で推移していますので
成長はかなりゆっくりであることが想定され
今の時点では3齢加齢かもしくはまだ2齢ではないかと踏んでいます。
投入後5ヶ月の10月で3齢成長期だろうと思われ
9月だと3齢初期と予想はしていますので♂♀の区別ができれば良好。

少し食いあげてくれてた方が掘り出しやすいのもあるので3齢に加齢していて欲しい。
最悪は2齢の場合で掘り出しづらいし♂♀の区別も3齢で判断より精度落ちる。
まあ、初回投入から4ヶ月も経ってるんで3齢になってくれてるはずだと思いたい……


もし、9月に交換となると無いと思ってた8月中の詰めがあることになりそうだ。
まあ5本なので、ブロック6個も崩せば確保できるな……
20だ30ブロック詰める場合は1日がかりでキツイですが
6ブロックならサクサクかな……

冷やし虫家TFはいつ?

今夏の設備補強として急遽、冷やし虫家を購入することにしました。
ちょうど、冷やし虫家もDXからTFの切り替えの様で
無論というかDXは販売中止になっており、TFを予約しました。

予約自体は初回入荷直前の7月中旬でしたが
初回分は少量で自分のぶんまでは入荷しませんでした。
次回入荷が8月12日らしく、その入荷分で間に合うのではという感じらしいです。
安定供給は9月かららしいです。

当初は6月発売だったようですが7月中旬に伸び
初回入荷は7月下旬以降、更に初回は少量で次回分でも行き渡らず
安定供給に時間がかかるのは、まるで美少女フィギュアの発売を待つのと似てる。
フィギュアでは、そろそろ発売→発売直前にてウンヶ月延期を繰り返されたこともあるので
この点では鍛えられて精神的に粘り強くはなってますが
今回は確実に8月入荷分で欲しいところです。


さて、冷やし虫家導入経緯としては
昆虫用ワインセラー「MORINOTOBIRA」が手狭であり
虫をいっぱいまで入れると、交換用の菌糸の温度合わせが出来ない点。
飼育部屋の温度を下げる訳にもいきませんし
昆虫用ワインセラーは手に入れずらいので
今回、冷やし虫家を導入することにしました。

冷やし虫家TFに期待することは以下の点
・例え故障してもユニット部交換で手軽に対応できるのでは?という点
・そもそも故障もどんどん改善されているはず
・空間スペースを利用してラックの最上段に配置することで省スペース

今回の導入にあたって
冷やし虫家に虫を入れることは想定していません。
言うならば、低温飼育組用の次回交換用の菌糸ボトルの温度を
合わせておく為だけの設備導入。
あくまでも菌糸ボトルを一時的に置くだけの役割です。

ただそれだけの役割と思うかもしれませんが
温度合わせをしないとワインセラーで22℃管理しても
交換用のボトルは24℃(飼育部屋温度)で交換することになり
ただでさえ交換後は菌糸が活性化&幼虫も安定させなければならないというのに
余計なストレスになるのではないかという懸念があります。

交換作業は成長具合を確認できるけれど
交換後の暴れ対策もとっておきたいところ。
2週間も3週間も安定しなかったら、不安でしょうがないですし。

現段階での来年のブリード予定数

来年のブリード予定についてです。
まずどれだけ幼虫をとるかです。

ただ単にどれだけ飼育したいでは必ずキャパオーバーします。
限界に達さないレベルで飼育しないと
スペースはギッチギッチ、菌糸詰めはシンドイ、つーか菌糸代がパない、
菌糸交換もバカにならない等、大変な目に会います。

今年は今まで以上に飼育数を増やし、キャパもアップさせている為
限界がまだはっきりしてませんが、今年のブリード数をもとに来年の
幼虫確保予定数を決めなければならないです。
何故なら、今年ブリード分と来年ブリード分は一時的にもかぶる為
へんな話、毎年同じ数をブリードしたいなら同じ分のスペースの余裕が欲しいところです。
なので現在幼虫飼育数とその保管スペースから来年の幼虫確保予定数が
ある程度は出てきます(あくまでも余裕をもちつつ上限まで飼育したい場合で


そこで現在の幼虫飼育数は

久留米1番…38頭(今年ブリード用の棚に保管 ※ただし今後、来年の棚へ一部移動予定)
久留米2番…96頭(↑と同じ)
佐賀県千代田町神代…6頭(↑と同じ)
熊本県合志…5頭(↑と同じ)
カミジョウ…42頭(↑と同じ)
阿古谷2番…7頭(温室の棚に保管)
クルビssp.…19頭(うち1♂4♀計5頭が蛹または前蛹)保管場所は↑と同じ
インドグラン…3頭(うち1♀が蛹)保管場所は↑と同じ
ニジイロ…2頭(保管場所は↑と同じ)
ミンダナオパリー…14頭(来年ブリード用の棚最下段を占有)

総計232頭
ただし、ミンパリの孵化と本土ヒラタの割り出しが控えてます。
例え、阿古谷2番、クルビssp.、インドグラン、ニジイロが羽化しても
来年の春先まで今くらいの飼育数になりそうです。
カミジョウ採りすぎたのが効いてます。


今現在、今年のブリード分と去年のブリード分、
国産と時期を外してやってる外産ブリード分が飼育部屋にはいる訳ですが
当然、来年用のスペースについて確保したつもりでした(5月のキャパアップにて

しかし、今年ブリード分の2本目交換で大型ボトルに移した際の
1本当たりの保管スペースの増加が課題になってます。
現に先日の交換でボトルサイズが800ml→1800mlに大型化した為
♂はもとの棚におけましたが♀は来年用の棚に移動することに……

今後もオアシス組は1100ml→1500ml、HS組は800ml→1400ml、
LEVIN-SP800mlに投入したのは1400mlに交換するので
より来年の為に確保したスペースを食うことが見えてる……
(おまけにカミジョウも♂は800ml→1400mlにする予定だし)


昨年ブリード分の阿古谷2番、インドグランが今年中に羽化して
クルビssp.が来春迄に羽化すると温室棚が空き、しかも
棚を増やせるのでまだキャパアップは望めます(それでもたかが知れてるけど


とりあえず、今のままでは今年と同じ規模でブリードするのはスペース的に
キツイかも知れないという感じです。
ただし、今年ブリード分を2本目交換して思ったよりスペース食わなかったって
なるかもしれませんし、アレ?キツくね?ってなるかも知れないです。


ちなみ、来年のブリードはあくまで拡大方向を予定してます。
久留米だけでも150頭規模でいきたいです。
確実に今年ブリード分の約180頭と来年初夏にはち合うのが予想されるので
どうにか凌げるようにしないと……

今年ブリード分が羽化した後の空いたスペースでブリードすれば良いというのが
1番の理想だけど、4~8月に羽化してくるのがある程度の見通しの中で
5月から初回投入は譲れないのがね。


長々ですが、今のキャパで来年の150頭分の余裕があれば良し。
無ければキャパアップか、予定を無く無く減らすかを考えなければなりません。
まあ、その前に採れなければもともこうもありませんが(逆に採れ過ぎることもあるし

インドグラン 事故後の経過観察

先日、掘り出したインドグランのその後です。

「右大顎根元の外骨格剥離で体液の流出」でどうなるッ?って感じでしたが
あの後とりあえず、菌糸ボトルから濡れティッシュを敷いたスタックSに移して
安静にし経過観察をすることにしました。

今のところは、体液がカサブタ状になり体液の流出自体は収まりました。

DSCN9752.JPG

まだ乾燥はしきってはないようですが、様子を見る限り
じきに乾燥してくる感じはします。
そこまでいけば一安心かな……

今のところは最大個体なのでショックは大きいです。
現状86mmはあり、次に85くらいのと83くらいのが続いてます。

DSCN9754.JPG

85の完品と比べるとそんなに大差ない気もしますが
還元率は今回の事故個体のほうが良いです。

ただ、寿命の影響や普段の飼育やペアリング時の事故も考えられます。
恐らくは腹さえ引っ込めば〆て展足行き。
勿体ないけど、万が一みずぼらしい姿で死なしてしまうよりは
なるべく綺麗な状態で標本にしたほうが記憶にも残るし
ひと段落はしそうです(現状、気を使って管理してるので


まだ2個体、幼虫をしているのがいるので
今回の哀しさを払拭してくれる大型個体に羽化してくれることを願いたい……

阿古谷2番も羽化したら終了

上阿古谷2番の飼育も昨年ブリード分が羽化したら終了にしようと思ってます。
今現在では、♂幼虫が5頭と♀幼虫が2頭いて
早期羽化した♂が1頭(標本化済み)、♀が3頭います。

この阿古谷もリトル・ファーブルさんにて購入しました。
種親の♂は極太な感じではないですが、ノギスをあてると数字があれよ?と出る感じ。
内歯が重なり気味、大顎の綺麗な湾曲と内歯の出方、眼状突起の発達、
頭部や前胸のきめ細やかな質感を考察するとホーぺが混ざってるのではという感じ。
ちなみに羽化した1♂は70mm程度で内歯の重なりや眼状突起の発達は親譲り。

今幼虫してる個体群は♂は28.2gの個体がいたり、ひっさぼってる中には
もっと大きくなってるのもいるんではないかという感じです。
♀は14.4gがいて50mmオーバーしてくるのでは?という感じ。
昨年8月中旬に1本目投入なのでもうすぐ1年。
幼虫期間は国産かな?(ホーぺは少し早いと聞くけど

♂で80mmとか、♀で50mmオーバーがでても素直に喜べないのが欠点です。
ホーぺが混ざってても、80mmオーバーは大きいと思いますが。
まあ、標本箱は賑やかになります。
(地味な国産に混ざって華のある極太や美形の国産?が跋扈するんで


阿古谷2系統が終了すると国産は3産地となります(阿古谷も国産?という疑問は置いといて
複数系統ですが久留米と我が家の古参の佐賀ともっとも新参の
TOP GUNさんの虫クジで1頭のヘラクレスの代品の熊本産の3つ。
どんだけ九州好きだよって感じですが、佐賀は幼虫6頭で熊本は幼虫5頭の寂しい派閥。
最終的には久留米が残ると思いますが、案外熊本産がでかくなったりして。

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自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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