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高山種を求めて、単身雨天強行軍

「高山種を見たい!」
たまらなくなって
わりかし、近めの山に登ってきました。

月曜から道具や地図などの準備も着々と進め、用意周到な態勢に仕上げました。
気がかりなのが天気で週間予報で雨。
しかも、強い雨の予想。
しかし、見たい一心でハナっから強行軍を決定。

そして当日。
6時過ぎ、行きの車では小雨。この調子なら楽勝だな。
7時半過ぎ、登り口ではまだ小雨。
登り始めて30分くらい、雨が強くなるもまだ雨具は必要ないと判断。
さらに1時間程、雨が強烈になり諦めて合羽を着る。
結局、合羽を着てからは採集中も止むことは無く
むしろ下山する時には風も強くなり少し開けたところに出ると
突風が厳しいことなんの……

14時過ぎに下山しましたが、全身びしょ濡れで
リュックもずぶ濡れ、採集自体も雨とぬかるんだ足場で非常につらく
ボロボロの状態で登り口に到着。

何とかお目当ての虫が採れたのが救い。
採れたのは、たぶんホソツヤルリクワガタ1♂3♀とマダラクワガタ、たぶん♀。
あと、たぶんホソツヤルリの幼虫が2頭。
ルリ系(コルリも含めて)はようわからんが
ホソツヤルリとトウカイコルリの2種が確認されているらしい山なので
そのどちらかで、BE-KUWA24号を見てみるとホソツヤルリのように見える感じがする。
マダラも♂♀の違いなんて考えたこともなく、採れた時も
「アレッ?えっ?………もしかして……マダラじゃね?」って具合で
こいつも家に帰って確認するも、顎の大きさで判断するしかないの?って感じで
「♀で良いのかな?」という判断……

それにしても、高山種は素晴らしい。
見れば見るほど素晴らしく、本で見るのとは大違い。
可愛らしく、美しく、そして出会うまでの大変さで達成感というか
満たされ感が半端でない。
飼育で良い結果がでたときも良いですが、採集で狙った種に出会えた瞬間もたまらない。

DSCN9841

↑今回採れた、ホソツヤルリ♂。


今回の採集は、流石に疲労感も結構ありますが
11月以降もまた採りに行きたいなあ……


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ギネス菌糸争奪戦

BE-KUWAで今ギネスオオクワを輩出し、ギネス菌糸となった
HS菌糸の販売形式が変更して最初の販売が始まりました。

早くもカートが減りだしてますね。
こんなに減るのはフィギュア予約みたいな「高度な情報戦(笑)」状態。
かくいう自分もスタンバっており、カートが表示されたら
必要数だけポチっとな。

思っていたよりは在庫はありましたが、それでもモンスター級のブリーダーが
買ったら即完でしょう。


今年分はなんとか確保するとして、来年はどうしようか……
今年は30本使って♂は8頭。
本音はもっと多くの♂に使いたいので、もっとたくさん使いたいところですが
これでは難しいですね。

雑記

BE-KUWA41号、熟読しました。
ひと段落したところで、やっぱり能勢YGか~という印象。

来年は久留米を補強したので久留米ですが
再来年あたりに能勢YGを補強しようかな……
ただ各所で久留米の表年になるので難しいところ。


話題を変えて、中日ドラゴンズのマジックが1。
このまま順当に優勝すれば、マツノさんのセール発生?
春先~夏頃くらいまで、今年はキツいなと思っていたので
ここのところの強さは予想外。

ただ、もう既にかなりの補強をしてるので
ちょっとセールになっても見送りかな。


そういえば、冷やし虫家1台追加できそうです。
中古の2008ですが、試用期間半年程で動作異常なしとのこと。
価格は定価の半額以下で、最新のTFよりデカクね?って感じだったので売約しました。

置き場所をどうしようかな~。


日本で1番でかいオオクワ

BE-KUWA41号読みました。
といってもまだ斜め読みですが……


年に1度のギネス号ですが、今回もたまげました。

今号の目玉はどう考えても国産オオクワのギネス。
今ギネスで再証明されることになった血統と菌糸、そして管理さえ間違わなければ
誰にでもまだチャンスはあるのでは?という点。
決して見くびっている訳ではないものの、前ギネスでもう無理だろうと
思っていたところを2年で更新したことを考えれば。

今ギネスを踏まえて、やはりギネス最近道は血統は能勢YG。
菌糸についてはもはや数銘柄の菌糸の独壇場状態。
ギネス菌糸となったHSがより入手しずらくなりそうですね。
管理については絶対に温度管理しなければならない……

我が家では現状のラインの多さから出処がマツノさんの久留米を
選択しましたが、久留米はギネス2番手状態……
正直、YGも導入したいところ。
表年・裏年の理念を捨て去り、久留米と能勢YGを交互にブリードする手も
あるが、どうしようかな~……


国産オオクワのことは今後もいろいろネタになるだろうからこのくらいにして
クルビssp.の新ギネス。
思ったより、驚愕サイズではなかったもののハードルはきっちり上がりました。
他は東ジャワパリー(亜種リツセマ)。
1本目交換時点でいけるんじゃねと思ってしまうものの
そこからの悪夢を考えるとね。


飼育種以外ではスマトラヒラタ。
あとケイスケギラファ。
ケイスケギラファは、去年のTOP GUNさんのお盆のイベントの景品で
ゲットした幼虫が95mmUP程度で羽化してきましたが
途中の暴れてもはや制御不能で前蛹になった時は「どうにでもなれ」といった感じでしたが
そんなことを考えると、ギネス級の凄さを思い知らされます。


流石にグランディス(モリヤ)の更新はなかったですが
更新するには最低91.2mm(標本)で生き虫なら91.5mm。

オオクワ系のギネス更新はすき間狙いでいかないとレベルたけえや……
さて、この後は熟読タイムに入ります。

補強一覧

来年(2012年)に向けての補強を今度こそボチボチ打ち止めにしようかと
思います。
これ以上、増やしても順調にいった時の管理が大変になりますので
今後は個体の様子を見ての判断ということで。

現在迄の来年種親群は

・83mm(メルリンカートさん2010年2番)
・80mm(メルリンカートさん2010年8番)
・81mm(マツノさん2010年9番)
・81mm(マツノさん2010年11番)
・80mm(銚子オオクワ倶楽部さん2010年15番)
・80mm(フォレスターさんP.8151)

・53mm(メルリンカートさん2010年3番)
・52mm(メルリンカートさん2010年6番)
・50mm(メルリンカートさん2010年2番)
・52mm(マツノさん2010年4番)
・52mm(マツノさん2010年19番)
・51mm(銚子オオクワ倶楽部さん2010年13番)
・50mm(フォレスターさんP.8150)
・49mm(フォレスターさんP.8152)
・52mm(WAIZUさん2010年Aライン)

6♂9♀。
単純に9ラインで、1♂に2♀かける組み合わせも出来る状況に。
組み合わせの構想は練っていますが
ほぼ確定なのがメルリンカートさんの2番83mmと3番53mm、6番52mmの
1♂2♀の組み合わせくらいであとはまだ模索中。

来年に向けての布陣は堂々たるものになってきましたが
心残りがあると言えばマツノさんの14番。
ペア(♂の14番)ではちょっと手が出ないですが♀単だったら……


上記の種親群の現在の管理状態を
飼育部屋(温度管理)から自室(常温)へ移動しました。
大分涼しくなってきており、今後は3月くらいまでしっかり寝てもらいましょう。

この時期になるとヒマになってくるので今年のブリードの反省点を
踏まえて来年の計画を練うとでもしましょうか……

大補強

先日、話題にした来年の種親の補強が来ました。

補強先はメルリンカートさんの新成虫販売において最高額をつけた
♂2番83mmペアです。
83mm台の相場はどこも、かなり高価な中で悩みましたが
この♂は83mm台後半で測り方によっては84.0mmにもなるうえ
セール期間ならば知る限りでは安価なほうなので購入に踏み切りました。
ちなみにセール期間終了近くまで迷いましたが
あることが決定打でセール最終日に問い合わせました。

そして届いたのがこの個体。
DSCN9835


どう測っても83mm以上。
先日補強した80mmと同様の最大計測で84.0mm。
デカいです。


♀は53mm以上でお好みの血統番号とのことでした。
これが今回、最後まで迷った点でして
セール後半で3番の♀が記載されたことが決定打になりました。

そして届いた3番53mm。
DSCN9837


綺麗な個体です。


今回の補強は今までのクワ飼育人生で最高額の買い物になりました。
が、これでより来年のブリードが楽しみになってきます。

どうも近々発売のBE-KUWAギネス号で国産オオクワのギネス更新されるようで
あの86.6mmが抜かれ、またとんでもない距離になってしまったと
途方にくれるところですが、少しはモチベーションが維持できそうです。

それにしてもギネス更新ってことは少なくとも87.1mm以上……
どうせ能勢YGなんだろうと予想してみるものの
86.6mmでもう止まっただろうと思ってただけにまだ伸びしろがあるんだなと
感じさせてくれます。

菌糸詰め 2011年秋の状況

本日、菌糸詰めを実施。

菌床ブロックはEXCEED CRAFTのLEVIN-Gを10個。
9月以降品薄が続いており前回ロットを詰めた際は乾燥部分の分離が激しく
案の定、その旨についての内容のメールが来ました。

その後に届いた今回のブロックは前回と違って全体に
水分が行き渡っており最良な状態。
正直、今まで買ってきた分全て乾燥した部位が必ずあり
その中でも前回分が一番アレでしたが、今回のは見違えるほどの状態でした。


さて、10ブロックを詰めて結果は
2300ccボトルが6本、1800ccのボトルは7本とれました。
最近はブロックあたりの収率が分かってきてはいます。
作業の要領も少しずつ分かってきて10ブロック詰めの疲労感もマシに。
今日の感じではいっぺんにやって飽きるのは
皮膜カット、崩しにおいては8ブロックあたりで
詰めは1本詰めたら、その後は惰性。
ラジオをBGMに黙々と作業して完了。

とりあえず、発菌待ちですね。
2週間程度で使えるようになるはずですが、当の交換対象の
久留米1番のワインセラー組はもう少し先でも良いかなという感じ。
菌糸はブロックは発注タイミング、既製品は用意する本数が難しい……


次回の詰めは11月中旬くらいかな。
今の菌糸の品薄状態を考えると、ブロックにしても既製品にしても
先を見た発注をしないと……

またまた補強

来年の種親補強をまたすることにしました。
前回までで4♂6♀でしたが
今回の補強で2♂3♀増やし、6♂9♀まで増加になります。

今回の補強は、能勢YGにてBE-KUWA準ギネスのフォレスターさんの久留米と
再びメルリンカートさんからの補強となります。


ちなみに、フォレスターさんの久留米は先日
ビッダーズで1♂2♀で出品されていたのを落札しました。


♂は80mm。
DSCN9827

DSCN9826

25g台からの大台で素晴らしい還元率!

DSCN9824

体&大顎はかなりスリムで大顎先は意地でもサイズを稼ごうと前を向いてます。
長さに対する執念が感じられます。
ただ、ノギスで測ると文字通り最大計測値でカスカス80mm。
自宅ブリードだったら79.5、甘く見て79.7mmな感じ。
それでも25g台ということを考えれば凄い!

♀は50.5mmと49.5mm。
DSCN9830

DSCN9828

50.5mmの個体は新成虫の割に顎をかなり開く個体で
そのせいなのかどうかはわからないですが顎が長く見えます。
これは個人的には良い傾向。
ちなみに2個体とも、自己測定とラベル表示に狂いなし!
むしろ50.5mmの個体は51.0mmに達するか達さないかくらい。
還元率はかなり良いのでは?という数字。
我が家では11g台46mmの12g台48mmがこれまでデフォなんで……


そんな訳で素晴らしい補強ができました。
次はメルリンカートさんからの補強のペアが届きます。
そちらは来年のブリード予定では
「主将でエースで4番」のような活躍を期待するほどのペア。
価格も大物補強に相応しい額で自身のクワ購入額過去最高。

今回の補強により来年のペアリングの組み合わせに
嬉しい悩みができそうです。


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プロフィール

庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
久留米専。
自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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