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今年の飼育改善

約2年前に成虫の管理方法にあれこれしていましたが
今年、もう一度見直してみようと思っています。


まずは用品で成虫管理ケースについて。

成虫管理ケースはここ2年間は
♂はメインはスタックミニ・クリアスライダーの併用で僅かにコバシャミニ、
♀はメインはスタックSでごく少量コバシャタイニーでした。

2年間の使用の中でそれぞれの長短所が見えてきたので
書き連ねていきます(主に短所のほうが多くなっています)

まず、クリアスライダー。
積み重ねは、高さが無くて幅があるので良いです。

しかし、高さの無さが仇となし?顎欠けが目立つ傾向がありました。
新成虫を入れとくと顎が欠けてるのは結構ガッカリきます。
また、しばらく使ってると汚れで蓋をスライドしづらくなるのも短所のひとつです。
あと、洗い易い部類だと思いますが、、強度はそんなに無い方で
ちょっと落としたり、ぶつけたりするだけでケースや蓋が割れることがあります。


次にスタックミニ。
スタックだからという、短所らしい短所は洗浄の面だと思う。
蓋の溝に汚れが貯まりやすく、洗うにブラシを使っても苦労。
スタックSもクセモノで高さがない為、蓋の溝をガンガン削りまくり、顎によく無さそう。
しかも、削られた蓋は汚れが一層落ちずらい。


最後にコバシャミニ。
洗浄自体は溝ではなく穴なのでしやすいです。
フィルターの取り外しや場合によって交換もありますが
交換は滅多にないです。
しかし、タイニー規格はスタックSと一緒で高さがない為危険。
穴を拡張する為、好ましくは無いです。


上記3種のケースは共通して
長所にも短所にもなりうるが、乾燥しづらいという点もあります。
短所としてとらえると、食べカスやし尿でマットを腐敗させたり
ひどい場合はベチャベチャにされることもあります。
♀の管理においても上記の点でスタックS、コバシャタイニーは
オオクワの♀では小さすぎる気もします。



そんな感じで、以上の点を見直した構想中の案は
♂はコバエシャッター小、♀はコバエシャッターミニ。
今までの倍は場所を取るのがネックですが
昔、だだっ広いプラケ中とか小に1頭だけ入れて管理してた頃は
衛生面については良かった記憶があります(ただ数が少なかったので
その分管理が行きとどいていただけかもしれない)

いろいろ試行錯誤となりますが
現状はあまり納得いくものではない為
できれば、今年の新成虫からは切り替えたいなあ。


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久留米2011年2番より暴れ発生

ブリードルームを18℃まで下げて3日経ちました。
温度のほうはまずまず安定しています。

しかし、温度を下げ始めてから久留米2011年2番から
暴れが2頭出現しました。

1頭は1/12に暴れを確認。蓋を外し、晒し布で経過観察し
とりあえず暴れは落ち着いたように見える為、本日、蓋に戻しました。
暴れ方はボトル内をグルグル徘徊する感じで
ひっくり返すほどグシャグシャにはなりませんでしたが
確実に体重は減ってそうです。
2本目→3本目交換時28.2gでしたので、エース級とまではいきませんが
確実に体重はダウンしてそうです。

もう1頭は、本日暴れを確認。
ボトル上部に上がってきてしまい、ダメそうなので4本目へ交換。
体重は28.8g→23.8gへダウン。
ボトル上部にいる幼虫を観た時の、「あ~あ」感は異常。
暴れちゃったなあ……というのと、ちっさくなってしまっておってという……


今回の2頭の暴れの要因は
管理側のアクションとしては
・温度を下げたこと
・ボトルを棚3枚分下に移動したこと
の2つがあります。
ボトルの移動は、温度を下げるにあたっての調整と
2012年ブリード分のスペース確保を兼ねての為でしたが
裏目に出てしまったようです。

30gオーバーの幼虫の入ったボトルは移動してないので
とりあえずはエース級には波及しないと思いたい……


主原因は温度を下げたことではないと思いますが
まさか温度を下げる前後、下げた後に暴れが発生してしまうとは。
予想外かつ動揺させる事態です。

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庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
久留米専。
自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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