大産地、韮崎へ
昨日、久しぶりに韮崎へ採集に行きました。
どのくらい久しぶりかというと、約8年ぶり。
当時、中学2年でツレの親父さんに連れてってもらった記憶があります。
あの時は、クワガタの採り方もろくに知らないくせに
何も調べないで山に入ったので、カブトしか採れませんでした。
今回はそれ以来の韮崎。
「ゆくゆくはオオクワを採る」という思いが日に日に高まる中、
いつの間にかに社会人になり、とうとう昨日、大産地へ再び行って参りました。
もちろん、当時のような「舐めプレイ」ではなくガチ本気で。
ネットと本で採集記を読みあさり、地図と航空写真とにらめっこし、出回ってる
山梨産の産地を調べ上げ、知識を高めたうえ
これまでのルリ狙いとヒラタ掘りの経験から得られた採集知識を
結集させ万全の装備で固め、用意周到の中での出撃。
もちろん、今までのように「採れるまで帰らない」という気合を
「採れなくても次につながる収穫を得よう」くらいに肩の力を抜いて。
さて、採集内容ですが
荷物を準備して家を出たのが3時前。
5時に韮崎入りして、車を停めた後
日の出とともに山入り。
もうこの時期ですと5時半くらいから入れましたね。
そこから、散々歩きまわって、いそうな材を割ることウン時間。
クヌギを求めて藪をいくつもこぎ斜面をいくつか越えては降るを繰り返し、
満身創痍の中でついに、感動の瞬間が……
時間は丁度、12時を過ぎたくらい。
斜面のひざ丈程度のクヌギの切り株より、コクワとはとても思えぬ幼虫の横顔が。

かなり硬い材でしたが慎重に削り、枝に噛ませて幼虫を取り出すことに成功。

どう見ても、頭幅、頭部の色、刺し毛の感じがコクワとは違う感じで
飼育部屋で見慣れた特徴の頭部の幼虫。
飼育部屋で見るのと比べると少し頭幅は小さいが
まぎれもなく、オオクワガタ。
食痕はいくつかあり、追加を得ようと削ると3つ連続で♀。
いかん、食痕の数で推測するともう幼虫あんまいないぞと
焦る中、何とか4頭目で♂が……
結局、この♂が最後の個体でこの材からは1♂3♀の成果。
(↓画像がオオクワのいた材)

この後、更に♂の追加、そしてまだ見ぬ新成虫と思いを馳せましたが
何と、次に叩いた材で振るったガーバーの刃先が狂い、右ひざに命中。
すんでのところで難は逃れたろうと膝もとを見ると
ズボンが1cmばかりだがスパッと切れてらっしゃる。
恐る恐る裾をまくりあげると、見事に深さ1cmほどの刺し傷が……
うーむ、マズイと思った矢先しばらくするとドロドロダクダクと血が……
そして、貧血・めまい・耳鳴りの中、視界が真っ白に。
前にも同じ経験があったので落ち着いていられたが
斜面に横になり呼吸を落ち着かせると、しばらくして
耳鳴り、貧血、視界の順に回復。
何とか降りれるだろうと判断し、とりあえずは遅めの昼飯をその場でとり
栄養剤でボロボロの肉体に鞭打って元気はつらつ状態にして下山。
降りた時、時計は14時半を回ったところで
えっちら歩いて車まで戻り、帰路へ。
帰路の中、「種の同定」の名目でTOP GUNさんに自慢?しに行くと
案の定、オオクワだと思うよということで初のオオクワゲットを今一度噛みしめた。
採集した幼虫を同定して店内にて幼虫を菌糸ビンへ入れましたが
♂は4.6g程でまだまだ成長しそうな感じ、♀は5g中盤~4g中盤で
サイズ的にはまだ伸びそうな期待できる状態。
羽化して見なければ分からない、数が少ないので完品で羽化させ無ければならない
というシビアな飼育になりますが頑張って羽化させたい思いで一杯。
まあ、そんなこんなでその後も近況報告や雑談をかれこれ2時間くらいして店を出て
家に着いたのは結局、22時。
膝の状態はまさに現地のクヌギのように洞が空いて
盛大に樹液ならぬ血が吹いてる状態だったが、それはまたの話。
最後に、意外にも1日の出撃であっさり(といっても翌日全身筋肉痛くらいの運動量)
と採集出来てしまったオオクワガタ。
最初は足しげく通わないと駄目だろうと覚悟していましたが
採れてしまった……という感じです。
この感覚があるうちにもう1度行きたいところですが、まずは
膝の傷のめどが立たないと……
どのくらい久しぶりかというと、約8年ぶり。
当時、中学2年でツレの親父さんに連れてってもらった記憶があります。
あの時は、クワガタの採り方もろくに知らないくせに
何も調べないで山に入ったので、カブトしか採れませんでした。
今回はそれ以来の韮崎。
「ゆくゆくはオオクワを採る」という思いが日に日に高まる中、
いつの間にかに社会人になり、とうとう昨日、大産地へ再び行って参りました。
もちろん、当時のような「舐めプレイ」ではなくガチ本気で。
ネットと本で採集記を読みあさり、地図と航空写真とにらめっこし、出回ってる
山梨産の産地を調べ上げ、知識を高めたうえ
これまでのルリ狙いとヒラタ掘りの経験から得られた採集知識を
結集させ万全の装備で固め、用意周到の中での出撃。
もちろん、今までのように「採れるまで帰らない」という気合を
「採れなくても次につながる収穫を得よう」くらいに肩の力を抜いて。
さて、採集内容ですが
荷物を準備して家を出たのが3時前。
5時に韮崎入りして、車を停めた後
日の出とともに山入り。
もうこの時期ですと5時半くらいから入れましたね。
そこから、散々歩きまわって、いそうな材を割ることウン時間。
クヌギを求めて藪をいくつもこぎ斜面をいくつか越えては降るを繰り返し、
満身創痍の中でついに、感動の瞬間が……
時間は丁度、12時を過ぎたくらい。
斜面のひざ丈程度のクヌギの切り株より、コクワとはとても思えぬ幼虫の横顔が。

かなり硬い材でしたが慎重に削り、枝に噛ませて幼虫を取り出すことに成功。

どう見ても、頭幅、頭部の色、刺し毛の感じがコクワとは違う感じで
飼育部屋で見慣れた特徴の頭部の幼虫。
飼育部屋で見るのと比べると少し頭幅は小さいが
まぎれもなく、オオクワガタ。
食痕はいくつかあり、追加を得ようと削ると3つ連続で♀。
いかん、食痕の数で推測するともう幼虫あんまいないぞと
焦る中、何とか4頭目で♂が……
結局、この♂が最後の個体でこの材からは1♂3♀の成果。
(↓画像がオオクワのいた材)

この後、更に♂の追加、そしてまだ見ぬ新成虫と思いを馳せましたが
何と、次に叩いた材で振るったガーバーの刃先が狂い、右ひざに命中。
すんでのところで難は逃れたろうと膝もとを見ると
ズボンが1cmばかりだがスパッと切れてらっしゃる。
恐る恐る裾をまくりあげると、見事に深さ1cmほどの刺し傷が……
うーむ、マズイと思った矢先しばらくするとドロドロダクダクと血が……
そして、貧血・めまい・耳鳴りの中、視界が真っ白に。
前にも同じ経験があったので落ち着いていられたが
斜面に横になり呼吸を落ち着かせると、しばらくして
耳鳴り、貧血、視界の順に回復。
何とか降りれるだろうと判断し、とりあえずは遅めの昼飯をその場でとり
栄養剤でボロボロの肉体に鞭打って元気はつらつ状態にして下山。
降りた時、時計は14時半を回ったところで
えっちら歩いて車まで戻り、帰路へ。
帰路の中、「種の同定」の名目でTOP GUNさんに自慢?しに行くと
案の定、オオクワだと思うよということで初のオオクワゲットを今一度噛みしめた。
採集した幼虫を同定して店内にて幼虫を菌糸ビンへ入れましたが
♂は4.6g程でまだまだ成長しそうな感じ、♀は5g中盤~4g中盤で
サイズ的にはまだ伸びそうな期待できる状態。
羽化して見なければ分からない、数が少ないので完品で羽化させ無ければならない
というシビアな飼育になりますが頑張って羽化させたい思いで一杯。
まあ、そんなこんなでその後も近況報告や雑談をかれこれ2時間くらいして店を出て
家に着いたのは結局、22時。
膝の状態はまさに現地のクヌギのように洞が空いて
盛大に樹液ならぬ血が吹いてる状態だったが、それはまたの話。
最後に、意外にも1日の出撃であっさり(といっても翌日全身筋肉痛くらいの運動量)
と採集出来てしまったオオクワガタ。
最初は足しげく通わないと駄目だろうと覚悟していましたが
採れてしまった……という感じです。
この感覚があるうちにもう1度行きたいところですが、まずは
膝の傷のめどが立たないと……
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