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自己採集オオクワ~掘り出し

先日、羽化した今年の3月27日に山梨県韮崎市穂坂町三之蔵で材割採集した
オオクワを3♀掘り出してみた。
いずれも41mm前後で5g前後で割り出して、わりかし早く
蛹化してしまった割にはまあまあのサイズである。
画像の個体は、そのうちの1頭。
DSCN9995
特筆すべきは、まったくディンプルやへこみが無いこと。
前胸はまさに鏡面仕様で上翅もゆがみやへこみが無い。
残るは♂個体であるが、羽化は順調にいけば2週間以内だと思われる。
以前、中歯型だろうと書いたが、よくよく見てみたところ大歯型のようである。
60前後ではありそうが、気が弾まずにはいられない2週間となりそうだ。

画像は♀個体、掘り出し前画像。

DSCN9994

上翅のスジ状の点刻からオオクワと判断できる。
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名状しがたい巨大幼虫のような何か

去る2時間ほど前、ブリードルームの棚を開けようと
忌まわしき、全くといって良いほど生体反応の無いボトルを2本掘り返してみた。

このボトルは2011年久留米1番の♂個体が入ったボトルで
11月3日に2本目投入となっており、1つは25.2gとまずまずのサイズながら
もう1つは恐るべきことに8.2gという矮小個体であった。
こんな失敗サイズに♂♀同定をするなんてどうかしてると
我ながら、当時の自分に対しては嘲笑を隠しきれない。

さて、死亡しているか、はたまたとっくに羽化しているか
慄然たる思いで25.2g入りのボトルを掘り進めていくと
ボコッと穴が空き、大型の幼虫が姿を表した。
慎重に秤の上に乗せると31.8gと数字は指している。

在庫に良いボトルが無いぞと混迷に陥れられる中、
2ヶ月くらい前に購入しパリー用に熟成させている1400ボトルへ投入することにした。


次は、半年も1本目で引っ張ったのにも関わらず
低温飼育の為か8.2gなどという個体が入ったボトルを掘り返す。
ボトルの7分目辺りでまたしてもボコッと大穴が空く。

しかし、今度の個体は直前に何度もボトルを振って確認をするという
羽化または死亡していない場合は幼虫飼育において最も冒涜的な行為を
悔やむに悔やみきれない程の数字が秤に表示されることになる。

その数字は37.4gと
まさに名状しがたいほどの大型とされる幼虫であった。

まる8ヶ月間入れっぱなしで、8.2gから37.4gという
まさに宇宙的な成長を遂げたこの個体であるが
入るべきボトルはまたしてもパリー用1400である。

申しわけ程度にサラシで酸欠防止をするがこの大型幼虫はあまり期待しないことにする。
しないほうが落胆する時の度合いも小さく済むからだ。

温度ショックが効かなかったこの2頭の幼虫は
今後、蛹室を作りにいくのかさえ全く解からない。

考えうるパターンとしては
交換後すぐさま蛹室を作りにいくか
大暴れをかまし発酵マットに入れ替えるか
暴れるにしても暴れないにしてもセミ化を決め込むかの3パターンがデフォルトと思われる。

私の理想は1ヶ月間、交換前と同じ温度で体重を取り戻させ
その後、降温し再び温度ショックをかけて蛹化に持っていくというパターンだが
難しいだろう。
オマケに蛹室を作っても、無事に蛹化できるか
蛹化しても無事に羽化できるか、となると諦めのほうが大きくなる。

これが昨年の12月頃におこった事象であれば
まだ少しは期待を持てるのであるが。


それにしても、完全に失敗したと思われた2011年久留米1番から
このようなサイズが出てしまうとは……

補強の夏

7月になりました。

6月は「クワガタムシの発生といえば6月」という自分のイメージがあるが
7月は7月で「クワガタという趣味の最盛期は7月」というイメージを持っています。

採集は普通種の大半が7月にピーク~ピークの下りを迎えます。

標本は採集個体やらブリード過剰個体の展足でてんてこ舞い。
相当数展足してますが、それでも〆なければならない虫が多過ぎて……
採集個体だけでもいっぱいいっぱいなのに、ブリード過剰個体はいつになることやら。


飼育はというと、いよいよ2013年の種親補強に突入。
飼育そのものに関しては、5月~6月上旬の割り出し~1本目投入がピークで
現在は温度を気にするくらいで、たまに成虫のエサ変えと
新成虫の掘り出しくらいしかやる気が起きないので楽チン。
何せたまったボトルの水洗は梅雨時はイヤでイヤで……


さてまあ、補強の夏の訳でありますが
既に補強方針については大方定まっています。

補強するにあたって2013年ブリードの目標が必要になる訳ですが
2013年ブリード目標は2012年に引き続き「85mmオーバー、そしてギネスを狙う」です。

それともう一つ、どの程度のブリード規模にするかですが
目標幼虫確保数でライン数も決めることになります。

上記2つを踏まえたうえでの
ギネスを狙える補強をするのが目標となります。

さて、そういった訳で補強先の状況についてはというと
新成虫の羽化が例年よりも遅いみたい。
例年よりも1本目投入とか降・昇温のタイミングをずらしたのかな?
こちらの機は熟した訳ですが、ここは気楽に待つことにしましょう。

今年のギネスオオクワ市場は、うちは久留米しかやらないと思うので
久留米についてのみですが、昨年とそんなに変わらないような気はします。
全体的に、80いかない個体であれば昨年より安値となりそうだが
良い虫はやはり高価。
昨年は83mm以上の久留米はそんなに出回らなかった感じがしますが
今年はどこも表年傾向なので多そうかな……

能勢YGに比べれば大型個体の入手は容易な気がします。
ギネスを狙うのならばYGが現状一番近道ではあるが
YGの補強は、YGに全く興味が無いのを装ってる人には手が出しづらいという。

YGは銚子さん以外、オークション主体ではあり
自分はオークション嫌いな訳ではないが(むしろお祭り気分で好き)
学生時代にオークション購入は禁止されていたのと各所でオークション詐欺について
まつわる話があるので、未だに乗り気になれないという。

あと、譲渡(または交換)の類も個人的には好かない。
一見、見返りなしの補強なのだが、それが気に食わない。
昔から思うが愛好家同士の見返り不十分の譲渡は
虫の価値を著しく下げてる気がする。
虫屋の観念からすると、虫の流通は原則、対等が当たり前(購入か双方納得の物々交換)
個人の観念からいえば、学生時代、プレや譲渡に参加できなかった経緯から好かない。
あと、ギネスを取った際の飼育者コメントで「~さん、ありがとうございます」の流れも
あまり好きでは無く、辛口批評コメントよりも個人的には目につく。
まあ、こればっかりは個人の拘りで(単なる意地ともいう)


何が言いたいかというと
・安易にYGに手を出す気はない(久留米のほうが面白そうだから)
・補強はあくまで購入のみ。プレゼントや譲渡で補強はしない。

飼育の腕に覚えがある訳でもない自分には
せめてもの拘りとしていきたい2点で、これを踏まえて
補強先、描いている補強個体、予算、補強頭数、などを考慮しての
満足な補強が出来れば良いかなあ……



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プロフィール

庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
久留米専。
自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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