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2012年久留米 2本目交換も終わりが見えてきました

今日までに1本目投入全282本中223本を2本目へ交換しました。
今のところは♂のボトルを狙って交換してきましたが、123♂95♀で5頭が死亡。

新たに追加した29g台は4頭。
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HSは食痕が少なめだった為、ちょっと不安でしたが
居食い個体が多く結局、平均なら一番良さそうでした。
LEVIN-SPも悪くはないですが、投入個体の多くが6番で
6番はかなりばらついている為、平均が稼げませんね。
ただ食い上げ自体は良いです。

HSの交換を開始し始め、ここへきて10番が予想外の結果になってます。
♂だと思えるボトルは交換し終えましたが、8♂で最大は29.2g、最小27.2g。
29g台2頭、28g台3頭、27g台3頭の好調ラインとなってます。
種親は♂親が銚子さんからの補強個体で♀がフォレスターさんからの補強個体という組み合わせ。
サイズは♂80mm×♀48.5mmと2012年の種親の中では最も小さい組み合わせとなりますが
アベレージは最高になりました。
10番はオアシスに入れずHSとLEVIN-SPに投入した為、全体的に成長が良かったのかもしれませんね。
「銚子さんからの個体だし、HSが合うか」という考えでしたが今のところはボチボチですね。

29.6gは8番の個体でメルリンさんからの補強個体とフォレスターさんからの補強個体の組み合わせ。
8番も1頭、25g台が出ましたが他は27gオーバーで10番に負けず劣らず。

他に29g台が出たのは6番で、フォレスターさんからの補強個体のインラインからでした。
ただ、6番自体は先に書いたようにばらつきが大きく、あと頭幅が狭い個体が目立ちます。
体自体は長くて体重は乗りそうなのですが、なかなか上手くいかないものですね。


これまで29g台は5頭出てますが、4頭がフォレスターさんからの補強個体が絡んでますね。
1本目の目標である28gオーバーは今のところ15頭が達成。
最小は1頭だけ飛びぬけて成長が遅い7.5gなんてのがいました。
2本目でグーンと伸びると思いますが、こういう個体は昨年はロクな結果になりませんでしたね。


さて、まだ60本近く交換未了ボトルがあって10数頭は♂個体がいると思いますが
30gの大台は無理そうになってきてしまいました。
1本で30gは、来年への持ち越しですね。
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2012年久留米 2本目交換

ようやく、28g台が出ました。
1本目で出ると流石に大きく感じてきますね。
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ここまで3頭が5番。
オアシスMSからきました。
5番は27.0、26.4、26.0と続いていってます。
最小はというと23.6g。
平均は一番良いかもしれません。
親自体が今思えば、結構良い組み合わせだったなあと思ってます。


次に4番から28.4g。
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体長いです。
出した時、コレは!?と思いましたが大台になりませんでしたね。
こいつはLEVIN-SP800からですね。
これから脂肪を乗せてより大きくなりそうな気がします。
4番は他に27.0gがひとついますが、それ以外は22~24gが多いですね。


そして、やはり7番からきました。
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29.8g。
かぁーっ、惜しい!
30の大台はオアシスMSからは出ませんでした。

久留米で大きいのが出せる人は、割合は少ないようですが1本目から30越えを出してきますので
1本目でみんな大きくしなくともポツポツは出したかったのだが難しいですね。
まあ、大きいの出す人は「あんまり1本目で大きくしても良くないんだが……」とも言いますが。
YGは1本目から35だして、さらに2本目で37~39g出すのがトレンドのようですが
やつらは怪物ですね……


さて、オアシスに投入した個体群はほぼ交換終了しました。
78本のLビンもすべて消化。
まさか、こんなに♂が偏るとはね……
オアシスが終われば、次はHS800とLEVIN-SP800に入れた個体群の2本目交換。
こちらはオアシスより高タンパクなので成長は良さそうですが
期待の血統番号はオアシスに回したので数字がどうなるかは交換するまでわかりませんね。

メルリン久留米補強

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素晴らしい血統を補強しました。
メルリンカートさんありがとうございます。

実にキレイな個体です。
ラベルはというとこちら。
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3番です。
83mmです。
実測83.5mmはあります。
兄弟は85.0mmとカッコいい84.6mmが出ていて日記にも記載されてます。

そして、つけてもらった♀はこちら。
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10番です。
86.6mm同腹です。
86.6をトップに85.0、84が2頭とまさに目玉でしたね。
一昨日、販売開始して昨日の朝には応談の84mmを除いて10番♂は完売してしまいましたね。
82mmは予約で売れてしまったみたいで、大型ブリーダーの補強最前線の凄まじさを改めて知ることに……
私も悩みましたが、3番の画像のスラッとした姿の画像を見て、10番は♀にすることにしました。


そして、追加♀です。
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1番です。
86.1mmの直仔です。
同腹兄弟に羽パカで翅まで85mm台、84mm台がでたそうで、85mm台のほうは日記に記載されてますね。
10番の陰に隠れてしまったような印象ですが
血統背景は怪物揃いの2010年の中で1番を与えられるだけあるサラブレッド中のサラブレッド。
追加♀の希望時にはメルリンさんには熱望させていただきました。


これで、来季の補強はバッチリ!
気になることと言えば例の84mmが気になりますが、うーん……

2012年ブリードの現在までの反省点

2012年の久留米のブリードも2本目交換をするくらいまでこぎ着きました。
ここいらで春先から今現在に至る反省を書いていきます。

今年は3月に昇温してペアリングし、4月半ばに産卵セット投入。
5月中旬前より割り出しして、1本目投入は5月下旬からという工程でした。


この間、マツノインセクトさんへ行った時も1本目投入時期の話になって

マツノさん(以下、「マ」):「あなたね、いつ1本目入れた?」
私:今年は予定より早くなってしまい、5月上旬から6月上旬ですね。
マ:早いよ。いつセット組んだの?
私:4月中旬です。1ヶ月後に割って、6月上旬から中旬に1本目に入れようと思ってましたが……
私:GWに組んだほうがよかったですね。
マ:そうだね。連休に入ってからだと6月終わりくらいになるね。
マ:あまり、早いと幼虫の交換タイミングがね。
私:そうなんです。3本ではきつくなってしまいますね。
マ:4本になっちゃうでしょ。それに大きくならない。わかってるなら良いけど。

という談をしまして。
幼虫がとれても、なかなか思い通りにならないのが……
アドバイスをもとに来年は1本目投入時期を狙い撃ちしませんとね。


さて、幼虫の飼育経過につきましては
菌糸別にはオアシスの食いが一番良いです。
移動食いで♂はまるまる食いあげてきてますね。
LEVIN-SPもまあまあ食痕が目立つようになりましたが、HSはあまり目立ちませんね。

幼虫の成長ぶりは、今現在交換している虫は
3ヶ月持たしてないからか、久留米だからか、はたまたヘタだからか27.6gどまり。
上手い人は久留米でも30g出すから、一概に久留米はと言いたくはないですが。
全体で見れば25gが一つの壁で下は16g台とかもいます。

血統別でみますと、明らかに差が出てます。
期待の1番(メルリンさんから補強した♂83mm(10-2)と♀53mm(10-3)の組み合わせ)と
2番(♂親は1番と同個体と♀52mm(10-6))は最大25g程度。
この2つから20g未満が出てます。
成長がゆっくりなのか、遅れてるのかは何とも言えませんが
2本目で乗るパターンになりそうです。
1本目で良いのは4番と7番で特に7番(マツノさんから補強した♂81mm(10-11)♀52mm(10-4))が良いです。
80日チョイの交換で25gオーバーがボコボコでてます。


さて、今後の2本目交換ですが
もうじき先日購入したオアシスLが使えるので交換再開になります。
今、交換待ちの幼虫はMSボトルで3ヶ月過ごすツワモノ。
28gはクリアできていると思っています。
願わくば30gですね。

幼虫の発送についての考察

久留米幼虫の取扱い・申し合わせの旨の連絡があったため
メールにて返信させていただいたが、今回この場でも書きたいことがあるので書かせていただきます。

今回の話題はオオクワガタの幼虫の流通の考察ということで。
冒頭話ということで、オオクワガタの幼虫は初夏に孵化した幼虫は盛夏までに3齢に加齢します。
言ってしまえば、盛夏~翌年春までの間は3齢幼虫の状態です。
その為、今回の考察において1~2齢といった弱齢幼虫の販売については
季節ものという見方で省きます。


では早速、本題へ。

まず、基本的にオオクワガタは3齢幼虫を販売するという話はあまり聞きません。
特に能勢YGや久留米の大型血統になるほど話は聞かない。

何故、3齢の状態ではあまり出回らないのだろう?
パッと思い浮かんだ理由を挙げてみると、

1、3齢まで育てた手間を考えると羽化結果を見る為に幼虫は手放さない。

2、到着までの間は目を離すことになる為。

この2つが主要だと思います。
1、は特にこの時期に当てはまると思います。
伸び盛りの3齢初期~成長期のこの時期は多分、どこも手放してくれません。

2、については引き渡しの問題です。
徹底した管理から、到着までの間はどうしても
温度は不明、振動・騒音は少なからずある環境を過ごさせなければなりません。
大型の幼虫ほどデリケートで急激な環境変化に耐えられないものだと思います。
最悪、暴れて小さくなって蛹化とか死亡も考えうるケースで
トラブルのもとにもなりかねません。
やはり、相手先でも大きく羽化してほしいものです。


上記の理由で3齢幼虫は出回らないのだとと思います。
恐らく、愛情を注いでギネスを狙ってる人ほど上記の理由に当てはまってきます。
そういう方の中でも羽化した新成虫を売ってくれることはありますので
新成虫で交渉するほうが現実的だと思っています。


まあ、理由がどうであれ虫のことを考えないで積極的に売りたい・譲りたいと思ってる方とか
血統をでっちあげて販売する詐欺師は売ってくれるかもですが……

今年の明け~春先にあまり大きくない幼虫をオークションに出品されてるのが見受けられましたが
私には大きくないからいらないって理由で年明け以降の幼虫にとって羽化に向けて重要な時期に
「発送」というストレスの大きいことをする人の気がしれません。

ネットで信用できる人から譲ってもらう・買おう!ってよく見ますが
虫の血統管理が良いだけでなく、ちゃんと虫について愛情が注がれてるかも信用の一つだと思ってます。
「我が子を手放す気分で送る」そんな業者・ブリーダーさんから虫を譲ってもらいたいですね。
ちなみにHPやブログを持っている人は信用性は高いという意見は個人的には全然絶対ではありません。
何故なら、余品を捌く・お祭り感覚の人が多すぎるからです。

補強紹介3

3回目に渡る、マツノさんからの補強紹介です。

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5番です。
今年のアタリラインのひとつで、特に♀のお化けラインでした。
♀親も55mmと怪物を使ってますね。
当初、5番は売れるサイズの♀がないという話でしたが
掘り出してないビンからこの個体を掘り出してもらいました。

♂の成績も良かったのですが、♀がやっぱり凄かったですね。


そして、今夏のマツノ補強紹介最後の個体はコレ。
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1番です。
2010年の86mmの直仔です。
言うことなしです。


来年に向けてのマツノさんからの補強は1♂5♀となりましたが
非常に質の高い補強ができたと思っています。
どの♀からも幼虫を何としてでも産ませなければという、良い?モチベーションになりますね。
そのくらい、どれが当たってもおかしくないポテンシャルは秘めていると信じています。

そして、マツノさんに続く第2の補強は着々と進めています。
今シーズンの補強はかつてない大補強。
ウエストウッディーがすでに3ペア買えるくらいは突っ込んでますね……

2012年7番より27.6g2頭目

DSCN0024.jpg
またまた、7番より27.6gがでました。
このくらいのが1本目で出ると大きいのが来たなって一瞬思いますが
量りに乗せるとあれってなります。

なかなか、28の数字が遠いです。
フンをした後なので、フンする前なら28に乗ってるかもだけど……


たまには景気よく1本目から30gとか見たいですが
なかなかそこまでいきませんね。
久留米は1本目伸びないと言われますが
サイズを出してる人は1本目から30越え個体も出してますし……

まだまだ、差を感じてしまいますね……


そういえば、この7番の♂親が死んでしまいました。
羽化から1年ちょっとなので、オオクワにしてはかなり短命です。
腐敗していて、拾い上げたらボロッとなってしまったので標本にせず廃棄しました。

補強紹介2

前々回の補強紹介の続きです。

まずはコレ
DSCN00223.jpg

23番です。
85mm同腹で間違いなくマツノさんの今年のアタリラインです。
8番で86mmが出る前の7月~8月上旬までは売れ行きが凄かったみたいです。
この番号は去年の14番みたいなアベレージの高さでした。

最初、♂で1番と23番で悩みましたが
♂はどちらかというと太さに出ていて「長いな~」という感じのがいなかったので
1番にしましたが大変魅力的なラインです。


そして、続きましてもう1頭。
マツノ久留米11-3
3番です。
こちらは84mm直仔。♀親も54mmとでかいです。

♂兄弟は幼虫時の体重のノリは凄い感じでしたが、成虫サイズに還元はあまりされなったよう。
マツノさんで♀単を選ばせてもらうときは
♂を見させてもらって目を見張る番号から、♀の在庫を確認して選びますが
その際に記憶に残っているのは同腹で36gまでいって81.5mmという♂。

「還元率わるっ!」っていってしまえばそれまですが
それでも、良いサイズの幼虫が出るのは魅力的です。


ちなみに、マツノ測りは23番はそうでもなかったのでしたが
3番は凄まじいです。
52.0mmって書いてあって、53.5mmあったりしますから。
店内で見たときに「でかい気がするけど、幅とかの関係かな?」って思いましたが
普通にでかかっただけでした。


さて、補強紹介は次回にも続きます。

楽天からFC2にお引っ越し

引っ越しについては前々から考えていましたが
先日確認したら引っ越しできるようになってたので引っ越ししました。

心機一転とかそういうのは多分ないです。
やる気があるときはここ最近みたいにブログ書くし
ないときはないときでネタを溜めるスタイルを維持します。

あんまり、ネタを溜めすぎてどれから書いて良いのか、
うっかりどんなことがあったっけ?とか「メンドクサイナー」ってならないよう気をつけたいです。


そういえば先日、久留米産オオクワガタの補強先から連絡が……
今年の補強もいよいよ大詰め段階です。

補強紹介1  

補強紹介です。
DSCN0019.JPG
「小さいのから見ていこうか」というルール?をぶち破って
良い虫から見ていって選びました。

DSCN0117_20130811081138efd.jpg

先の記事に書いたように、「今年は幅のほうに」との談通り
全体的にガッチリめ個体が多い中、これは伸びてるねっていう個体でした。

画像では何とかストレートな顎を写せていると思いますが
ツーンとまっすぐ伸びた顎とキュッと締まったお尻が特徴の個体です。
昨年もこういう雰囲気の個体を選びましたが
自分はこういうのが良いのでは?と考えています。

さて、肝心のラベルですが……
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1番です。DSCN0112_201308110811354c2.jpg



2010年の86mm直仔です。
4本返しが多かったのですがこの個体も例に漏れずって感じですね。
あと、「体重の割に長さに出ない」という話でしたが
本個体はボチボチな感じです。


次に♀。
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まさか、ここまで化けるなんて思わなかった8番……DSCN0111.jpg

86mm同腹♀という……
7月中は間違いなく23番が大本命だと思っていましたので、驚きの一言。

8番は♂が少なかったらしく86以外は83(即行売れたらしい)。
その分、♀が多くてまだいましたね。


さて、マツノインセクトといえば、ご存知マツノ測り。
この補強個体はどうだったかというと
♂は「実測もしかしたら結構いってるのでは」と思いましたが意外にも83.0~1程度。
♀のほうは53.5くらいと、こちらは大きい!



今回はとりあえず、ペアのみ紹介。
♀単は後々アップしていきます。

今夏、第2次マツノインセクトさん訪問  

Image004.jpg

マツノインセクトさんから帰ってきました。

いや~、素晴らしかったです。
ウワサの今年の86mm。
「今年は幅が出てるけど長さが……」という談でしたが
大きいのはやっぱり、長さの出る型をしています。
温度とかの要因で食いあげて4本になってしまうこともあるみたいですが
やはり、これはと思うのは3本ですね。

もう、これだけでいった価値があるものです。


で、ただ見に行っただけかというとそんな訳が……
頼んでいたLビン18本を取りに行くのが今回の目的の2つ目。
そしてもう1個狙いがあったのです。

またまた♀補強しました。
これで1♂5♀です。
あれよあれよでこれも良い、あれも良い、大きいものがカッコいい、
太いものは…まあ良いやってな感じに増やしてしまってます。
ちなみに自分はジャイアンツが好きです。
「あんなに補強したら勝って当たり前、ちょくちょくコケルほうがおかしい」なんて
言われてしまいますが、だからこそ野球は面白いんだと言い返してしまうような
ひねくれ者です。



しかし、マツノさんに行くと帰路は危険です。
来年の構想の妄想が膨らみまくり、運転がうわの空という……


帰りは昼食にウナギといきたいところでしたが
菌糸を積んでるため、車のエンジンを止めるわけにもいかず
結局、マックでドライブスルーという……

頭の中はオオクワガタ、左手にハンバーガー、右手でハンドルという
呆れたスタイルで帰路を満喫しました。



今日の話で何故か一番残っているのが
「後食前にさっさと減らさないと(売らないと)エサ与えるのが大変」という話。
ゼリー交換の量が多いと、奥さんに怒られるのだと……


さて、マツノさんからの補強はこれでひと段落。
追々、紹介していきます。



到着です  

マツノインセクトさん到着。
さてどんなワクワクがあるかな。


浜松入り

ちょっと早過ぎた。
時間帯的にもうちょっとかかると思ったが……
清水から一時間ちょいとはな~

のんびり休み休み行きますか。

今回、なにげに携帯から初更新です。


出発前に

予想外の早起きです。
昔は目標より早く起きるなんて無理でした。
特に朝弱く、「低血圧だから朝はムリだよ~」って言ってたくらいでした。

今でこそ、目が覚めていきなりバリバリってわけでもないですが
特別弱くはなくなりました。
やはり社会人になって3交代やるようになってからそこらへんは強くなりました。
3交代は決まった時間に寝ないし、現実ぐっすり寝れてないこともあるので
寿命縮むとかよく言いますが、寿命縮めて朝強くなることができたと思えば得かな……

あと、自分は虫とりは日の出とともに出撃したりすることが多いのが
朝強くなった要因かな……


まあ、予定より早く起きてしまったので
深夜アニメの録画見て、シャワー浴びて、ウダウダとブログを書くヒマができました。
これは三文の得なのか?

とりあえず前回の反省を活かし行きはもうちょっと経ったら出発。
帰りは下道恒例、恐怖の島田~藤枝付近の渋滞を覚悟するとします。

8月17日の日記的なもの

まだ羽化どころか蛹化すらしてない2011年1番の残党2頭が
入った冷やし虫家のセットを18℃まで下げました。

交換からほぼ1ヶ月半経ちましたが今のところは動きはないです。
31.8gのほうはあまりツヤがない感じだったのでセミ君の恐れが高いです。
うちにはまる2年間、羽化を逃し損ねてボトル上部でウダウダしてる幼虫がいますが
あんなにツヤがなくて何か乾ききった感じなのに何故生きてるのか不思議です。
対して37.4gのほうはツヤがあった感じがします。
こいつは何としてでも羽化してほしいものですが……

1ヶ月後また温度を上げて2回目のスイッチを入れようかと思います。
冷やし虫家を2頭のために使っていますのでさっさと空けてもらいたいですね。


さて明日は今夏、第二次豊橋大打込み。
豊橋ということは目的地は決まっております。

今年は久留米表年のわりに各方面を見てみると補強については穏やかなものです。
羽化の遅れとかビッダーズの取扱い終了間際なのが影響してるのかなと思いましたが
よくよく考えれば昨年もなんだかんだで秋以降が数的には出ていたような……
作業が落ち着く10月とか、種親からあぶれて在庫過剰気味になった2~3月あたりに
数自体は出るのかな……
質自体は今が一番高い補強ができるんでしょうけど……(もうちょっと遅いかも?)

まあ、補強云々は良いと思った個体を手に入れても
組み合わせ次第なのがまた難しく、また醍醐味なんですが……

ハナムグリの話

夜勤が終わりました。
今日は、ハナムグリの話題でも……

5月26日に採集したハナムグリ系の幼虫が羽化していた。
標高1000m越えのブナの大木のフレークから採れたので
何が羽化するか楽しみだったが、アオハナムグリであった。

図鑑で調べてみると、平地から山地にかけて分布する、だって……


あと今日、クロハナムグリ新成虫を頂きました。
こういう種は探そうと思うとなかなか見つからないだけに嬉しいですね。
持ち腹からのWF1だそうで、採れた場所を聞くと
以外にも近所にいるもんなんだなあとビックリした。
幼虫期間は半年以上はかかるようだが、飼育そのものは簡単だそうである。
成虫はゼリーを食ってましたね。

古くなりすぎてしまったアンテマットで累代してみようと思います。
ミニケースですが、虫そのものが1cmちょいなので問題ないでしょう。


次はまたブナ帯で採ったハナムグリ幼虫の話題。
ブナ帯でコルリ狙いの外道で出るやつはトラフ系で
ブナの窪みに申し訳程度に溜まったフレークにいるのがアオハナムグリと解ってきたが
先日のオニクワ狙い時にブナの大木の洞内のフレークから採った幼虫は期待してます。
3頭出してますが、オオチャイロであってほしいですね。


余談ですが、ブナ帯でのコルリ材採集の際にちょくちょく
食痕を追うと幼虫の姿がなく黒い繭の抜け殻に出くわすことがあります。
ハナムグリの食痕を追っても同様のケースがあります。
で、先日、アオハナムグリにケースを見てみるとでっかいアブがブンブン飛んでました。
アブを放った後に、ケース内を見てみると黒い繭の抜け殻があり
正体を知ることができました。
そして、採集した幼虫もいるか確認したところ
3頭から2頭に減ってしまっていました。
アブの幼虫って肉食なのだろうか……?

雑記的なもの

自己採集品の展足はようやくほぼすべて終わりました。
もう、普通種の展足はやり飽きました。
残っているのは今季最大の62mmオーバーのヒラタとブリードに使用した♀だけ。
そろそろ、久々にオオクワを展足したいなあ……

ミンダナオパリーのWF1♂がたくさんいるから
その中からいくつか〆ようか。


あと、新成虫のエサやりもそろそろやらないと。
♂78前後の♀51前後が多いので非常に退屈な作業ですね。
♂83、♀53クラスなら餌交換も楽しいのですが……



そういえば、標本箱の整理をしてる時に
上阿古谷の俗にいう極太系オオクワを見たら異国情緒過ぎてわろた。
佐賀のが阿古谷の上にずらっと並ばせているが、なるほどって感じ
ほぼ全ての個体が眼上突起はホペイみたいにつりあがるという……
しかもより太さが出ている個体はタイワンくささがでてるし。
他にも違和感を覚える箇所はあるが、眼上突起はが一番共通でした。

一時代を築いた極太系も冷静になって見てみるとね……

夜勤期間中のクワガタ作業

今夜より夜勤。
世間はお盆休みなのだが、自分には関係ありません。
高校を卒業して5年余り、盆・暮れ・正月・GWすべての連休が自分には関係なくなりました。
あるとすれば通勤時の交通量が連休中だけバランス変わるかなくらい……

最も不満はありませんが、夜勤期間中はクワガタ作業だけは滞りがちになりますね。
夜勤から明けたら、標本作業か成虫管理くらいしかやりません。
ネットも多少は見ますが、ブログ更新はする気にならないですね。

明日は朝から展足。
3頭だけなので1時間チョイで終わるでしょう。

夜勤明け休みは自分へ「世間が連休中の間、一生懸命働いたご褒美」を用意したいなあ……

2013年用ラベル作成

2013年ブリードに向けて種親補強以外にもいろいろと始動し始めています。
そのひとつがラベル作成です。

正直、売ったり譲ったりする気はなく
人様に向けての証明書代わりにするものでも無いのですが
自己満足の為に作っています。


で、作ってみました。
ハッキリ言ってマツノさんの完全パクリです。
これまで数多の飼育用ラベルが作られ、販売されてたり
無料ダウンリードできたりしてましたが、どれもいまいち定着してきませんでした。
しかし、ここ近年はマツノさんのラベルをベースに多くの大型飼育愛好家が
ラベルを作成している経緯が伺えます。

そこで2012年、うちもラベルを作りました。
縦だけコンパクトにして、あとはオリジナルとほぼ同規格のものを。
しかし思わぬ問題点が使い始めてすぐにわかったため来年から改善を加えることにしました。


で、その改善点は菌糸銘柄の記入欄を横長にしたくらい。
これはLEVIN系の銘柄を書くのが凄い辛かったので……
「LV-GSP800」をあの欄に書くのは罰ゲームですね。
「LV-GSP」と「800」を改行しないと安定して書き込めもしません。

まあ、そもそも、オアシスのみしか使わないからこそ
あの形式でいけるのであって、他の銘柄使ったら当然キツイっちゃキツイわな。

で改良を施したのがこれ。
DSCN0012.JPG
これは従来通りの使い方。
余裕あります。MSでもMLでも余裕。

DSCN0013.JPG
HSの場合。
丁度良いくらい。
無理なく書き込める感じ。

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LEVIN系の場合。
横1列で書き込めるようになりました。
ただかなり丁寧に書きこまないとならないですね。


なかなか良さ気です。
サイズ的には横を長くしたため、オリジナルよりその分横長。
高さもバランスを考えてオリジナルとほとんど一緒に。
B5サイズに15枚発行できるサイズとなりました。
暇な時にでも量産体制に入ろうかと思います。

あと厚口上質紙で印刷したほうが安いコピー用紙で印刷するより全然良いです。
なんというかリッチな感じがします


それにしても画像のような飼育経緯でブリード進行したら凄いな。
今の自分には到底、夢の世界です(異次元ともいう)


本土ヒラタ1本目投入

先日割り出した本土ヒラタを16頭の1本目投入しました。
菌糸はLEVIN-G800。
オアシスやHSは流石に無理ですが、基本的にLEVIN-Gに関しては余るように買うため
余った分はパリーやヒラタあたりに使います。
でもまあ、水分が少ない銘柄なのであまり良くないかもです。

本土ヒラタは静岡の河川敷で攻めると54mmくらいから大きく感じます。
関東とは違って50mmは案外届いてしまいますね。

今回の仔は62mmと一緒に採集した♀の持ち腹。
62mmとかかっているかは神のみぞ知りますが、期待はしています。
昨年果たせなかった20gオーバーと60後半は達成したいですね。


さて今回の投入時に1頭落ちてましたが、割り出しでチョンボでもしたのでしょう。
残りは孵化待ちが1個と孵化したてが1頭。
オアシスMSが確実に余るため、贅沢にもオアシス行きかな?



そういえば、8月9日に採集したオオセンチコガネを
4日ぶりに毒ビンから取り出したら、案の定ボロボロになっちゃった。
やっぱ1日で取り出さないとなあ……
ここ数日忙しすぎて、「まだ大丈夫、まだ大丈夫」とタカをくくってのが失敗した。

2012年久留米2本目交換

本日も引き続いて2012年久留米の2本目交換。
♂が予想以上に多すぎてヤバい現状ですがどうだったのでしょう。

本日は8本交換しました。
4♂3♀で1頭死亡確認。
これで103本交換済みで58♂41♀、4頭死亡確認。
交換未了は残り47本。
オアシスLビンの残りは2本……

非常にマズイですね。
残り47本中、1/3は♂ボトルくさいし。
もし、仮にそうなったら♂♀比率半々という……

慌ててマツノさんに電話してLビン頼みました。
明日から連休のため、連休明けに発送とのことでした。
それまで狭いMSボトルで凌いでくれよ、♂幼虫ちゃんたち。


それでは本日の良いサイズの幼虫を。
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27.6gは出した瞬間、「これはイッたわ~」って思いましたが
ギリ目標28gに達しませんでした。
本日の画像の2頭はいずれも7番。
7番は食い上げが非常に良く、これまで25gオーバーは6頭。
しかも♂の比率がメチャクチャ高いラインになってます(現在迄に♂14、♀3、死亡2)
例によって、まだ交換未了の中にまだまだ♂がいる番号です。

あと5番からも25.6gが出ました。
とりあえず、これで1、2、4、5、7番から25gが出ました。
今のところ、82~84日交換での成果なので大満足まではいきませんがまずまずでしょう。
何とかして1本で28gを拝みたいですね。

今後の交換作業は数打つのはマツノさんからLビンが届いて落ち着かせた以降になります。
今月25日くらいから再開でしょうか。
仮にそうなると1本目投入から97日交換になります。
ちょいとキツいか?
Lビンは2本は残っているため、どうしてもキツいボトルは2本だけ交換可。

♂が多いのは嬉しい悲鳴であるが、オアシスLビンのコストを考えるとリアル悲鳴だ。

2012年久留米2本目交換

本日も昨日に引き続き、2012年久留米の2本目交換を実施しました。

今日は31本交換して、12♂16♀で3頭死亡確認。
ヤバいですね。
♂多すぎです。

Lビン残り6本しかありません。
で55頭が交換未了。

前回書いたとおり、優先順位つけて交換してますが
唯一のインラインである6番はどれだけの数がオアシスに入れられるんだろう……
あと5番もあんまり手がついてないという……
マズ過ぎるなあ……

明日も交換しますが、5番をメインに手をつけて
4番と7番の残党に手をつける予定。


2012年久留米2本目交換始めました

久留米の2本目交換始めました。
オアシスMSに投入した個体群で
♂はLビン、♀はMSへ交換していってます。

では、今日の幼虫たちを。

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最大は27.0g。次点はちょっと飛んで25.8g(作業中に電池切れした為画像なし)
最小は16.6g(20g未満は5頭)
デカイなあと思っても25gを超える程度でした。
なかなか1本目28gオーバーはキツイ……
オアシスは2本目で確実に乗ってきてくれますが
1本目で少しでも伸ばさないと85mmオーバーはなぁ……

ちなみに血統によって成長差はあるようで
メルリン系の組み合わせである1番と2番でのみ20g未満が出てます。
ただ全部小さいわけでなく、25g級もいます。

まあまあなのは、マツノ9番×WAIZU KURUME10-Aの組み合わせの4番と
マツノ11番×マツノ4番の組み合わせの7番。

あと、5頭しかとれなかった3番は
嬉しいことに♂3頭の♀2頭にばらけました。


今日は♂のボトルを狙って65本交換しましたが
♂は42頭の♀が22頭。死亡は1頭。
残り85本。

マズイことは♂比率が予想よりだいぶ高いかもしれないということ。
まだ交換未了の♂ボトルは多いです。
で、Lビンの残りは18本。
6番がまだあまり手をつけてないので激マズですね。

普通♂3:♀7くらいと言われ、だいたい♀が多いと訳ですが
余裕をもって♂4:♀6で用意したのにもかかわらず♂ビンが足りない危機。
♂が多いのは嬉しいのだけどね……


今夏、ミヤマ見納め

明日から、久留米の2本目交換を開始したいと思います。
とうとう食いあげて上部に到達してしまった個体も現れてしまいましたし……
久留米だから1本目でガツーンと伸びないと思いますが
28g以上あれば良好ですね。


さて、つい先ほどまでミヤマの見納めに行ってきました。
結局、ミヤマ2ペア、アカアシ1ペア、ノコ1♀、コクワ1♀という成果。
アカアシも少し減ってきたかなあ……
コクワは嫌になるくらい展足してありますが
結構でかい♀だったので持ち帰りました。

灯火に集まっているガも初夏と比べると
変わってきてますね。
ガは素人なので大きいスズメガがいるなあとかそういうレベルでしかわかりませんが
流石にオオミズアオの美しさには惹かれますね。
手のひらに止まらせると、それはもう大迫力で時間が止まっているのではと錯覚します。
初めて見たのは小学校高学年の頃、家族でキャンプに行った時
夜、テントを抜け出して便所の明かりを見にいったら壁に張り付いていて……
図鑑で一応知ってはいた本種の現物を見たことで自分の中では特別なガになっています。

自分の中で特別な存在な虫といえばいろいろいますが
ナミハンミョウとオオムラサキはオオチャイロハナムグリいまだに図鑑の中の虫です。
ゲンゴロウやタガメは親父に連れてってもらった昆虫展で見に行ったことがあるだけ。
ウバタマムシ、ヤマトタマムシ、オニヤンマはもう10何年もご無沙汰してるなあ。
絶対にすれ違ってるはずなのに気づけないコムラサキ。
どうやったら採れるかわからないツヤハダクワガタとネブトクワガタとヒメオオクワガタ。
ゴホンダイコクは灯下に来るのに、ダイコクコガネはこない。
いつか絶対見たいギフチョウ。

2011年にオオルリ、トウカイコルリ、ホソツヤルリに出会い
2012年はこれまでにオオクワガタ、ヒメマイマイカブリ、オオセンチコガネを
初採集することができて大満足な採集状況ではあるが
まだまだやらなければならないことは多いです。


8月のブナ帯へ

朝の6時半から11時まで4時間半ミッチリ歩き回りましたが
ロクな成果になりませんでした。

クワガタの幼虫は何頭か出たけど
たぶんスジクワかな。
オニは採れてないと思われ。

ブナ帯はコクワがいない分、クワガタ自体の密度もメチャ薄です。
クワガタいないくせにコメツキはしっかり入ってます。
それとハナムグリの幼虫が材に食い入ってます。
あと、この時期はカとかアブとかハエの量も多くブンブンブンブンウザいです。


生きた心地がしないルートも通りましたが
成果が出てくれないとマジで報われないです。
オニクワってどんな枯れ方でも、どんな部位からでも出るってよく言うけど
あいつら全然出ねーぞ。

そういうわけで、もう今シーズンはオニは狙わない。
来年以降に持ち越し。
たぶん来年にはモチベーションが復活してるはずだし。


そういえば、もう8月も中旬間近。
ぼやぼやしてるとすぐに秋。
今年の夏季採集はロクに出てない状況の5月と6月に行きまくったせいで
7月に入ってチョコチョコ採れるようになったら満足してしまって
結局、7月中旬~現在に至るまでの出撃数は激減してしまった。
8月中旬に入るとビン交換で採集どころでなくなるため
今夜あたりにミヤマの見納めに行こうかな……

明日はオニクワ狙い

明日は予定では久留米の2本目交換でしたが
先延ばしにした為、空きました。

なので、明日はオニクワを採りに行きます。
実は既に7月下旬に行って1頭の幼虫を採集しましたが
おそらくオニクワの♂で蛹化しています。

でもまあ、オニクワは1頭のみで数が全然採れてないので少し追加しに行きます。
どうしても5頭くらいは欲しいですね。
標本目的ですがペアで採って、出来たら飼育用も欲しいかなあ……

問題は天気です……
明日は降りそうにないですが、濡れた落ち葉は最悪です。
採集中に雨で濡れるのは良いんです。
どうせ、この時期の昼間の採集は嫌でも汗だくになるので。

斜面を攻めてる時に濡れた落ち葉に足を取られ
斜面を滑り落ちてしまった後、もと来た道を見上げるときの虚しさが嫌で嫌で……


あと、心配なのはサナギで出てしまったら。
出来れば3齢末期か新成虫。
前蛹もちょっと…ですがサナギだけは良くないです。
オニクワガタは蛹室を作ったら速い為、まさに紙一重。
新成虫で採れたら最高ですね。

なお、同ポイントではオオルリ、トウカイコルリ、マダラが採れますが
明日はスルーする予定です。

菌糸の交換タイミング

本日あたりからボチボチ始めようと考えていた2本目交換ですが
もうちょっとだけ引っ張ろうかと思います。

オアシスMSの食いあげは早いことを想定して75日程度で
交換できるようにLビンを用意しましたが
75日しか引っ張れないということが、やはり少し……

個人的にはまる90日、ほぼ3ヶ月間持たすのが理想です。
ただこれはあくまで目安。
餌によっても温度によっても引っ張れる日数が左右されることが解ってきました。
現に今年は菌糸銘柄によって食い上げの差が如実に表れています。
また昨年に比べ温度も高めにしているので、その分の差も感じられます。

また血統によるものもあるらしく、食い上げの早いもの、
大器晩成するものとあるようですがうちは久留米しかやらないのでわかりません。


また、1本目を引っ張りたい理由は
2本目の投入期間を念頭に入れなければならないことがあります。
2本目は投入期間まる4ヶ月間だと長いような気がします。

そもそも6月前後に1本目投入して翌年6~7月に羽化させる場合の
使用菌糸本数を逆算していかにタイミングよく交換するかが課題になります。
理想は羽化まで3本で、最後のビンで持たせることはもちろんのことですが
1本目の期間が短いと、きつくなってしまいます。
6月前に1本目70日そこいらですと2本目が持たないということで
物凄い中途半端な4本目が視野に入ってしまいます。
マツノさんのラベルを見ると2本目2ヶ月ちょっとで3本目3ヶ月程度で年明け後4本目交換
というパターンがありますがこのパターンをとらざるを得ません。

今年の予定サイクルは2本目交換お盆で3本目が年末前。
これだと2本目まる4ヶ月で恐らくいっぱいいっぱい。
お盆あたりに交換を持ってくとしたら1本目は83~5日あたりまで引っ張っるということに。


1本目は食いあげてますので、昨年みたいに10gそこいらの幼虫を
♂♀判断する必要はないはずです。
理想は27~8g以上。




本土ヒラタ 割り出し

先月12日に組んだ本土ヒラタの産卵セットだが
側面やら底面から初齢幼虫の姿が散見されるので
本日セットを割り出しました。

割り出し数は初齢16頭に卵3個。
ほとんどマットからですが、産卵木からも少数とれました。
数的にはまあまあですね。


さて、ヒラタの幼虫飼育ですが
菌糸かマットかで少し悩んでます。
理由はギネスを狙いにいくならばマットであるからです。
ほとんどの国産ヒラタのギネスはマットで出ているのが現状のようです。
ただしマットは自作。
正直、ノウハウないとキツイでしょう。
オオクワは出来合いの菌糸でも良いのがありますが……

今シーズンはもうマット作る余力がないので
菌糸で行きますが、長い目で見たらマット飼育なんでしょう。

オオクワは飼育技術が進んで
突き詰めればペアの組み合わせ次第というところまで行ってしまっています。
餌や温度といった管理はある意味テンプレ化されるまでになってます。
これはこれで凄まじいことです。

ですがマットでギネスを狙う種となるとオオクワとは訳が違います。
まずマットを作らないと。
菌糸みたいに業者に頼んで発送待ちなんて楽勝さはないです。

マット作りに一家言ある人は菌糸しかやらない人を
少し見下す傾向がありますが、その見方も解らなくもない気はします。




ボッチオフ会

1人酒です。
飲食店で虫を囲んでワイワイやるのは嫌いなのでいつも1人酒。
DSCN9986
趣旨としては初のオオクワ80mmアップ羽化と
オオクワ初自己採集と自己採集品羽化
そして2012年ブリードの予定数以上の割り出し数の祝杯。
さらに今日の菌糸詰め上がりの1杯です。
磯自慢、国香、正雪とおいしいお酒の多い静岡ですが
今回は初亀からチョイス。
今夜は記憶喪失になる予定です。

さて、クワネタに移りますが、前回も書いた「必要以上の保有数のアレ」

DSCN9985
ブロックの崩し手1人、詰め手2人でやったら
1日で何ブロック詰めれるんだろう。

ちなみに今回の詰めは、前準備はあらかじめやっておいたので
崩して詰めるだけでしたが20ブロックやって4時間弱でした。
収率は20ブロックからS-PET1600(1800cc)が28本とハチミツ1500を1本。

プレスマシンはashtakaさん製を使用。
初使用ですが、感想は良い感じです。
三階松製よりも剛性が高めで圧も簡単にかかる感じがします。
グリップも2本多い分、確実に詰めやすいです。
シャフトも上げた際に空回りしないで静止しますし
ボトルの径を気にせずグリップを回せます。
はっきり書いちゃマズそうですが、三階松製よりかなり良くね?って感じ。
ガラス瓶もテストで1本詰めました。
オプションのゴム敷きを敷いてプレスしましたが難なく詰めれます。
なお、オガ量はS-PET・ハチミツ瓶とも風袋なしで1000g。
詰めようと思えばもっと詰めれますが、おそらくこれ以上は過負荷になると思いやめました。
ちなみに同じオガ量でも三階松製よりも負荷をかけずに詰めれる感じがします。

これではべた褒めで欠点が無いかのようですが
まさに三階松製の上位互換といっても差支えはなさそうです。


今現在はashtakaさんのプレスマシンの第二次生産分の受注も終了し
なおかつ三階松さんの予約も当面不可ということもあり
プレスマシン導入困難という時分ですね。
プレスマシンだけでなく近年、飼育資材については廃番も多くなる中、
また今度買えば良いかなと思って見逃してしまうと
後で泣きを見るケースが多い感じがします。
ちなみに私は買って後悔するタイプです……


明日はいよいよ今季初詰め

昨日、三階松製のプレスマシンが届きました。
これは昨年秋の予約のやつですね。
自分が予約した時には半年待ちで、結局
あそこの菌糸利用者優先で先を越されて8ヶ月待ちに。

まあ、無事に届いたので良いでしょう。
これで、三階松製2台にashtakaさん製1台、合計3台。
体は一つしかないのに馬鹿げた保有数です。

ただし、最初に買った三階松製は過負荷でラックピニオンが不調気味。
かなりゴリゴリに詰めたのが原因ですね。
潤滑油を使っても、ギヤが削れてしまったために
何箇所かでガチッと大きな抵抗がかかってしまいます。
まだ完全に使えない訳ではないので、マット詰め専用にしようかと思います。


さて、今季初の菌糸詰めはいよいよ明日です。
予定数はS-PET1600(1800cc)27本をLEVIN-G3500、20個で。
風袋なしオガ量1000g詰めですと負荷がかかるため900g程度に抑えるかも、なので
予定数よりプラス1~2本できるかもです。
添加剤は無しです。
使用用途は久留米2012年ブリードラインの2本目用。
1本目にLEVIN-SP800とLEVIN-GSP800へ投入した個体群の中の♂にあてがいます。

8月下旬より使用可能とみてますが、1本目投入が6月6日が多いため
もちろん食いあげ次第ですが、9月に入ってからの交換が多そうです。
一応今のところはLEVIN-SP、GSPともに食いあげは
そんなに早くないものと思われます(居食い傾向か)

食い上げといったらオアシスMSはメチャ早ですね。
余所でも「MSでは1本目としてちょっと……」と書かれてますが確かにそうかもですね。
移動食いで上まで食いあげてきてます。
明日の詰めが終わったら、オアシスに投入した個体群は逐次交換です。

HS800に入れた個体群は居食い傾向の模様。
食痕が目立たず、劣化も見られないです。
昨年も使用して感じたことはHSはかなり良い感じです。
最終ビンでのことですがLEVIN-Gはキノコの発生が、
オアシスLビンは劣化の著しさが目立ちましたが
HSはキノコも生えませんでしたし、うちでは合ってるのかもしれないですね。

もっとも大きい幼虫をまずは出さないとな訳ですが。
1本目は27~8gは出ないとなあ……
85mmを目標にしたら最大時35gオーバーの個体をいくつか出さなければなりません。
大型を作出される方の管理表を見ると
1本目で少なくとも27~8gないとキツイ感じです。
これについては余所のブログでも言及されていました。
昨年そうだったのですが1本目小さくて2本目急成長させた個体は
あまり良い結果が出せず、結局1本目そこそこの個体から我が家の大型クラスが出ました。
久留米で先行逃げ切りはあまり聞きませんが
それでも1本目で20後半は乗せないと……


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プロフィール

庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
久留米専。
自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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