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昆虫フィールドNo.81

今日はクワガタ関係は休日で、映画館でまどマギを見てきました。
内容そのものは置いといて、最近のオタクはリアルが充実してそうな
チャラそうな雰囲気なのが増えて、しかも仲間連れ。

ボッチな自分は映画館の真ん中で両サイドガラ空き。
映画見た後の感想も胸の内に秘めたまま……
マミさんとは良い酒が飲めそうです。


さて、クワガタネタですが
帰りに昆虫フィールドNo.81を買ってきました。

今号はオオクワ展覧会がありますが
未だに極太やってる人がいるんだなぁという印象。
オオクワって、美形のジャンルはオワコンですからねえ……
BE-KUWAが見切りつけちゃったし。
個人的には好きなんですがね。

元木氏の記事はざっくり読み。
筆が進むタイプなんでしょうが、あまり魅力的ではないです。

今回の目玉はアカマダラハナムグリの飼育記事。
コレでこの本もってます。
解明されていない虫を生態面から考察して攻略するという内容なので
読み応えは非常にあります。
基礎知識が固めつくされたオオクワとは対極の虫ですが
昔の輸入解禁種の攻略時代の雰囲気を思い出させてくれます。

採集記事については、いつも通り今伎氏の記事が群を抜いてます。
雑誌の採集記事は成果主義なので基本好きではないですが
採れなくても実学的な内容を書いてくれる記事はありがたいです。


あとはパラパラっとページをめくったら読み終えてしまいました。
昆フィーは毎回、ひとつ良い記事があれば良いかなという感じですね。

さて、もうじきBE-KUWAギネス号の発売。
ただでさえオオクワは現記録のハードル高いのに、更新が来たら発狂モノですね。
87.6で更新されたら、88.1を出さねばという……
シェンクの数字なんじゃねって言うサイズ。
しかし、ヒマラヤアンテ、モリヤグラン、グラン原名亜種、シェンクに次いで
ビノって昔は思いもしなかったなあ……
インドシナアンテ、インドクルビより下で
インドシナクルビ、ホーペイ、タイワン、マレーアンテあたりと同格と思ってましたが。
パリー各亜種よりは上かな。

これで89とかになってくるとヒマラヤアンテとモリヤグランの2強のケツにつくことになりますが
それはちょっとないと思いたいです。
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実りの秋、読書の秋

こんばんわ。
程良く、ほろ酔いです。
楽しみにしておいた初亀を冷蔵庫に入れていたら、母上にジャマだと出されて放置プレイされ
もはや人肌のヌルヌルにされてしまってから飲んだわけですが
今宵は母上のそんな凶行を許せるキャパシティを持ち合わせております。

何故なら、冷蔵庫にはまだ初亀の「愛」が眠っているから……
晴れの1本です。
フルーティーで最高にうまい酒ですので、良いことあったら開けようと思って熟成中です。


さて、クワガタネタに移ります。
お題は、「駆け出しの頃に読んでいた本を読み返して」です。
未だに懐かしいなあと思いながら読むんですがね……

ハッキリいって、こんな本読むくらいなら
良い師匠みつけて技術を盗むべきです。
自分はそうしましたから。

それでも、最初の頃はどうしても本なんですよね。
吉田賢治氏の本とか心酔してましたもん。
産卵木の加水は丸一日加水して半日日陰干しとか産卵木はほぼ全埋めとか
菌糸ビンの交換後は3~5g減ってとり返すのに3週間~1ヶ月かかるとか。
他にもやたら凝った成虫管理のセットとか。

師匠の家行ってビックリですよ。
産卵木は皮を向いた後、洗う程度に加水して
日陰干しもせず直でそのまま半分も産めないでセットしていた日には……
それ以降8年、師匠のセットをベースに自分なりに改良してます。


あと、中学生時代の自分をクワガタの世界へいざなんだ悪書、
「趣味の昆虫」を読み返してみましたが中身のなさに驚き。
決して悪い本ではないですが、残っていない理由は読めばわかる本です。
でも、この本を読むと当時のワクワク感を取り戻すことができるので良いです。

最近は、読み物としては
BE-KUWAがやっぱ一番手ですが、昆フィーも一部の採集記事は楽しんでます。
昆フィーはメルリンさんの記事がお気にですね。
他の書籍はクワガタムシだけでなく、甲虫類の図鑑や魚鱗目も興味を持ちはじめておりますが
頭にさっぱり種名と姿かたちがはいってきませんねえ。
魚鱗目の中でも流石に良く勉強されてるだけあって、チョウは面白いなあと思っています。


最後に、コレはという読み物ですが
一押しは田川研さん著のエッセイ本シリーズです。
「虫屋の虫めがね」は中学生の時に自由読書感想本の題材にしましたが素晴らしい本です。
彼の本の中身にも一生楽しめる本に出会えることは素晴らしい的なことが書いてありますが
私にとって中坊の頃から今に至るまで10年間楽しめてる本は彼の本です。
クワガタ屋の知識は師匠仕込みですが、虫屋の意気込みは彼の本から得られています。

彼の本からはいろいろなことを考えさせられます。
今後の虫屋としてのあり方やクワガタムシ以外はただぼうっとしていて良いものなのかと。

今のクワガタ屋はいきなり何にしてもおいしいどこどりできるのでとんとん拍子で成果をだせるのですが
昔のクワガタ愛好家はすべて手探り、苦労・挫折・でもめげない馬鹿さ・そして失敗の連続でしたが
それは楽しい時代でした。

今は今で楽しいことばかりですが、昔の馬鹿な時代に戻れない、
そしてその時代に自分自身が小学生とか中学生だったことを考えると少し寂しいものです。


はぁ……明日は久々に映画館にでも行って「まどマギ」を見て
帰りに月刊むしと昆フィーを買って休日を楽しむことにしましょうか……
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庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
久留米専。
自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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