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2012年久留米2本目交換完了、ちょっと3本目交換開始

2012年久留米の2本目交換が完了しました。
全282本投入して145♂130♀7死亡という数字になりました。

さて、8月に2本目交換した個体の中で早くも食いあげてきた個体が出ました。
まず、♀ボトルでコレ。
DSCN0118.jpg
こんな食い上げしてる♀ボトルはこれだけです。
ボトル壁面はまる1周こんな感じです。
♂と間違えた?いや、そんなはずは、壁面から見える頭部はどう見ても♀だし……

掘り出してみるとビックリ。
DSCN0120.jpg
♀で、久留米で、21.2g!?
4番からですが、驚きの個体です。
流石、2本目を食いあげただけある個体ですね。
余っていたオアシスMSを3本目にして交換してあげました。

次は、♂ビン。
DSCN0122.jpg
6番でこんなビンが。
ビン上部側面でこういう風になってるビンはあまり良くない印象があります。
あまり、期待できないのでオアシスLビンが届いてないけど掘り出しました。

掘り出してみてビックリ。
DSCN0124.jpg
意外と大きいじゃん。
余っていたHS75-1400に交換してあげました。


♂はこの個体以外にもう一つ、2本目で7.5gの成長不良個体を交換しました。
掘り出してみるとまだ伸びそうな感じの24.4gでHS75-1400に交換。
まあ、あんまり期待できる過程ではないので
オアシスを他の有望個体の3本目に回せるぶん良いかという感じですね。



ちなみに今日交換した個体たちは年明けにもう一度交換が必要になりそうですね。
あまり4本目交換はしたくないですが、無理でしょう。

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10月20日の高山種狙い採集記~後半

前回の続きです。

ツヤハダを切りやめたあとはまた適当に材割り。
目的意識のない材割りって怒られそうですね……

でっかいブナの倒木の根部だったところから出た幼虫2頭。
DSCN0114.jpg
現地でオニ?いやスジ?って悩みましたが
帰りにTOP GUNさんに寄って確認してみようということでキープ。

その後は、しばらく散策すると斜面にブナの立ち枯れを発見。
メチャ硬でヒメオオいるかもと割ってみると……
DSCN0106.jpg
割りと表面のまだ柔いとこからアカアシ君……
勢い余って前足両跗節先端付近ををチョンパ。
ヒメオオだったと思うとゾッとしますな。

お次は、黒っぽい湿った部位からスジ。
DSCN0103.jpg
小さいです。
こいつが出たとき、「う~ん、この木ダメかも」と思いました。

スジを出した後、いよいよ硬い白枯れ部位に斧をいれます。
しばらく割っていくと大きめの食痕が出て、幼虫の姿が……
DSCN0112.jpg
デカイ!……いや、ルリとかツヤハダの幼虫基準だからでかく見えるだけか?

さらにこの後、3齢を3頭と2齢を1頭割り出しました。
この時点で15:00をまわった為、駐車場へ移動開始。
16:00に戻り、TOP GUNへ同定依頼に。

TOP GUNさんには18時程に到着。
早速、同定を依頼。
DSCN0116.jpg
オニと思われる個体(左上と真ん中上)は「オニっぽいかな~」ということ。
よしよし、オニなら自己初採集だべ。

問題の立ち枯れから出した個体は
右上(おっきい3齢)、右下(2齢)、真ん中下(ちっちゃい3齢)は「ヒメオオっぽい」とのこと。
2齢はムズイなあって言ってましたが。
左下は「アカアシかなあ」とのことでした。

オオクワの時は自分自身が飼育品を見慣れてるのもあって割り出した時95%くらい
オオクワと思いながら自慢ついでの同定依頼をしましたが
ヒメオオは初めての実物なので、多分そうじゃないかな~という感じでドキドキでした。

ヒメオオと分かれば(羽化するまで分からないけど)早速、店長にアドバイスを頂くことに。
店長はオウゴンオニやタランドゥスで一時、名を馳せましたが
ヒメオオの飼育経験も豊富。

やはり、カワラが無難でオオヒラは弱齢時は怖いかなあという感じらしく
カワラ菌糸をお願いしました。

帰宅後、早速投入。
アカアシっぽいのもカワラ菌糸に入れてあげました。
菌糸はバラ買いすると割高なのできっちり羽化してもらわんとにゃあ。

おっきいのは6.5gありました。
DSCN0117.jpg

10月20日の高山種狙い採集記~前半

ホソツヤルリ狙いで、今年の5月に開拓したホソツヤルリポイントへ出撃しました。
今日は昨日の飲み会の疲れもあり、6時起床で8時前現地到着。
8:00~16:00までマッタリ採集しました。

さて、ホソツヤルリは幼虫ばっかで新成虫は1♀のみ。
DSCN0101.jpg
このポイントはホソツヤルリが優勢なので、狙ってホソツヤルリが採れますが
その分、ルリマークも少なく数は出ません。
今日は1♀出たところで午前が終わったのでホソツヤルリはそこで諦めました。

午後は適当に高山種狙いに切り替えました。
適当に腕くらいの長さ&太さのボロイ倒木を割ると赤い食痕が出現。
割り進めるとパカッと割れて……
DSCN0095.jpg
こんなオサムシいたっけ?
黒い、縦じまの上翅……

……ミヤマツヤハダじゃん!?
よっしゃ!
今年何回目かは忘れましたが、数ヶ月ぶりに声に出てしまいましたね。
なんせ、ツヤハダは散々苦労しての初採集なので……

いや~、メチャカコイイ。
DSCN0097.jpg
サイズは大したことないけど、型はまあまあじゃないかなあ……


いると分かれば、こっちのもの。
最初の1発目が一番大変なのであって、2発目はノリでいけます。
1発目はちょっと予想外の出し方をしましたが、今度はセオリー通りに赤枯れを攻めました。
そして……
DSCN0099.jpg
♀!!
ペアゲットです。

幼虫も幾つか採ることができました。
3齢が多かったので、新成虫で割り出せるまで次回持ち越しにしましょうかということで
ツヤハダ攻めを完了し、前半は終了。
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庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
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自称
「最後のクワガタ狂世代」
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