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あと1ヶ月で交換

少し久々の更新ですね。
何回かネタ見繕って途中まで書くも、うまいことまとまらず更新しないを繰り返してました。

さて、11月も早いもので明日から12月。
3本目交換も早い人ですと始める時期ですね。
ウチは2本目は年末年始の交換ですので、あとほぼ1ヶ月ですね。
温度も秋温度に移行しました。長めに25~6℃期間をとっていたためか
結構菌糸がくたびれて(完熟して?)23℃前後でも結構危ういのが難点ですね。
画像は主力♂ビン置いたラックの状況。

ラックA
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ラックA(10月8日)
ラックA(11月12日)

ラックB
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ラックB(10月8日)
ラックB(11月12日

あまり変わり映えないように見えますが、それもそのはず。
先頭には我が家ではそこそこの25g程度を置いてますが
この辺はもうまったり体重を増やしたいのかあまりドカ食いせず居食いになりやすいようです。
逆に後列に20gちょいとか20g未満の若い幼虫のビンを置いてるので、後列のは結構食痕が出てます。

今年の反省点の一つがこのビンの配列ですね。
まったり体重を増やすために居食いするようなビンを置くと
光をもろに浴びる&温度変化の影響も後列より影響大の為、子実体の発生リスクが……
先頭に若い幼虫を置くべきでした。当たり前ですが食痕からは子実体が出ない。
去年も感じたことですが食痕の出が良いビンからは子実体が発生しずらい傾向なんですね。


なので来年は配列を変更します。
先頭:若い幼虫。
2列目:期待の幼虫。
3列目:2列目に準ずる。

予想する成果としては居食いビンの子実体の発生が少しマシになるかなというのと
ブログにアップする画像が今年みたいなツマラナイものでなく
どんどん食痕が増えてく楽しい経過になるのでは?という感じですかね。


次に2つ目の反省点。
エアコンの吹き出しに近いラックA右端側は過去の統計から食痕の出が良い傾向なので
今年は特に小さかった幼虫(16gとか14gとか13g)を置きました。
しかし、画像の通り食痕の出はイマイチ。
居食いではなくただ単に食が細すぎる感じですね。こういうのは小さいです。
これも統計と経験ですが、今年はそれをもう少し裏打ちする確信がほしかったので
食いが良い(≠大きくなる)ポジションに期待できないのを配置しましたが案の定といいましょうか。
血統背景が良くてもこういうのが出てしまいますね。
こういうのは、今年は特に追加産卵を行って割り出しの遅かった個体に多いです。
あと、ビンの状態もやけに良過ぎる傾向がある気がします。

これについては対策としては半信半疑なところもあるのですが
来年は1ラインあたりの産卵数も抑えます(目標20。多くて30とか。)
厳密にはキャパの関係上、抑えざるを得ないところがあるのですが
産ますだけ産ますやり方だと、同じ管理でもどうもバラつきが出る感じが……
1頭あたりのコストも馬鹿になりませんので「どうもな~」と感じることは改善していきます。
もっとも11ラインで250頭やる予定だったのに
実質6ライン(3頭だけのラインもあるので)で270頭の今年が異常だったわけですが。
来年は20数ラインで一応400~450頭ばかりの予定。


まあ、現状の目立つ反省点と来年の変更点は上記の2つですね。
2本目の管理自体は昨年とは温度がいろいろ違うのですが、
手応えや経過はそんなに変わらないものだと思ってます。
後は血統と今年の菌糸のパワーで昨年よりもどれだけ違いが出るか。

早期羽化が来年も継続しようと考えられるくらい明るい方向になってきたので
後は3本目交換時の体重次第で早期羽化個体の来年の組み合わせや
来年の早期羽化予定も考えるくらいになってきましたね。
もちろん、3本目の結果が良ければ羽化への期待も高まりますし。



そして、来年からは流行りの新兵器を導入します。
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使用目的は菌糸詰めと卵の孵化管理時に使用するマットのカビ防止。
越冬時のカビ防止なんかにも良いかもしれませんね。
ただ、ちと高いと思うのが。
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早期羽化 さらに続報

2番でもう1頭、早期羽化狙いの個体が蛹室を作り始めてくれました。
苦戦しましたが報われる感じですね。

蛹室さえ作れば、1ヶ月チョイで羽化まで行けそうなので
今がギリ年内羽化のリミットと言ったところでしょうか。

早期羽化初挑戦となる今年の推移は以下の通り。
6月10日~、1本目投入、オアシスMS(通常の個体と同様にブリード棚にて26~27℃管理)
9月10日~、2本目交換、オアシスMS(同時に30℃セットの冷やし虫家に移動)
10月中~、ごく少数(18頭中3頭)が蛹室を作成
10月以降~、ほとんどの個体が2本目のビン上部で移動を繰り返したためオアシスMSへ3本目交換。
11月前後~、2本目、3本目で蛹室を作れない個体をホダマットビンに交換。
11月中旬~、ホダマットビンに交換したビンの蛹室作成が見られる(11月25日現在まで7本中6本で確認)
11月以降~、2本目で蛹化した個体が羽化開始


ごく少数の成功例はともかくとして、失敗に目を向けると
今年の2本目交換時は幼虫が若かった印象が強いです。
ただし2本目交換後、蛹室を作らないとはいえ1ヶ月程度30℃管理すればだいぶ成熟することが分かりました。
そして成熟した幼虫は3本目に菌糸よりもホダマットのほうがやはり蛹室作成の促進効果が大きいことも。
オアシスは30℃では加水分解が促進され過ぎて、動く幼虫はまったく落ちつかなった印象もあります。
2本目菌糸は蛹室を作れば儲けもの、作らずとも体重をそれほど落とさず(維持・増加する個体もいる)に
かなり成熟度を促進させることができたので効果はあると思いましたが
3本目菌糸のメリットは無かったので、来年は3本目使う場合は素直にホダマットにしたほうが良いかもしれませんね。

とりあえず、1・2・4・5・7・8番、試したラインすべてが年内羽化できそうなので一安心。

早期羽化の続報

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久々に日本酒。
この時期ならではの、おんな泣かせ。
豊潤さとかフルーティーさとかキレとかコクといった突出した点はなさそうですが
とにかく飲みやすく、それでいて同じ飲みやすい上善水如とはまるで別格のおいしさ。


さて、クワネタですね。
昨日嘆いていた2番の早期羽化ですが、1頭蛹室作ってました。
30℃でかなり成熟気味で菌糸からオガマットに移行してるのでこれでダメならどうするよ?って
感じだったのですが、まあ、何とか1頭といった感じですね。

あと、5番の早期羽化狙いが1頭羽化しました。
パーティーの時に早期羽化って早く羽化するよね?的な話がありましたが
確かに蛹化から羽化までも早いですね。
20日以内で羽化してます。
理由はやっぱり高温だから?



さて、少し毒を吐きます。
かの関西の大御所さん(何某ゴールドさん)。
あなたのような未来のブリーダーに夢持たせる人が
いくら自分で自分のHPにマズイこと書いたなあと思っても、説明も無しに消すのはマズイと思いますよ。
物書きとしてのプライド、仮にも血統をウリにしているブリーダーとしてのプライドがあるのなら、なおさら。
「筋を通す」云々語った人がこれではね……

ブリーダー間の対立なんてどこにでもあるものですが
ちょっと他所で大きいのが出たくらいで物言いつけたり、反目するようでは。
自分の世界(美形(笑)とか?)に閉じこもって批評家気どりよりも
ベテラン・大御所の意地を見せてやるかと気合の入ったこと書いた方が
ずっと業界の為にも良いと思うのですがね~。

まあ、自分もずいぶんと崇拝した人なのであまり悪いこと書きたくないのですが
ちょっとガッカリしたので。



酢エチ追記 久留米来期構想の動向

昨日、採集したオオルリを酢エチ行きにしました。

さて絞めですが、いつだか紹介しましたが
一番手っ取り早いのは酢エチで、亜硫酸ガスとか青酸カリとかやばいのを使うこともあるそうです。

ウチは酢エチを使いますが
酢エチもいくつかの入手方法があり
試薬、工業用、そして最も簡単に手に入るリムーバー(マニキュア除光液)とあります。

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試薬は印鑑が必要らしいですね。
一部の薬局で売ってくれるらしいですが、最近はそういう話は聞きませんねえ。

工業用は六本脚で購入できますね。
メールに添付された書面をやり取りすれば購入出来た気がします。
1斗缶だと多いし扱いづらいので、4L缶。
使う際は大きめスポイトがあると便利です。

試薬と工業用はMSDSと呼ばれる取り説的なものがついてきます。
薬品の化学式だとか臭い・色、毒性の有無、皮膚や粘膜に触れた際の症状、火災時の対応などが書かれたヤツですね。


今回、オオルリを絞めるのに使ったのはリムーバー。
ルリ系は純度の高い酢エチ使うと分量が多い場合、交尾器官が飛び出たり
カッピカピの死体になってしまったりすることがあるので、純度が抑えられているリムーバーのほうが
扱いやすい感じがします。

絞め方はいたって簡単。
毒ビンを作って、虫を入れるだけです。
密封容器(今回はガラスポットを使ってますが、穴をあけてないブロー容器でも可)の中に
ティッシュ入れて、リムーバーをひたひたにならないくらいに入れるだけで完成。
DSCN0071.jpg
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たまに注射器使うの?って聞かれますが
ただでさえカッタイ甲虫でしかもチッサイ種類ですと間違って指を打ってお陀仏の危険性があるので
怖くて注射器は使えません(昔の標本キットは1剤、2剤からなる薬品と注射器がセットになって販売されてたようですが)

絞め時間は小型種ほど早く、大型種ほど遅いのが一般的。
そして、オオクワは生命力が高く、何度も使ったような薄い毒ビン使って締まっただろうと展足すると
蘇生してしまうことがあります。
周りの展足済み乾燥中の標本を破壊する危険性があるので確実に絞めましょう。



標本についてはこれくらいにして、悲しいお知らせ。

昨年マツノさんから補強し、今年の久留米の種親として使用した11年1番83mmが越冬管理に移行後
本日確認したところ死亡していました。
今年のブリードでは5番(MK11年10番♀53mm),6番(MK11年1番♀52mm),7番(MK11年3番♀53mm)
8番(shima11年8番♀53mm)と組み合わせ、特に5,7,8番からは多くの子孫を残し
来年のブリードでも種親として期待した個体でした。
名残惜しまれる個体でしたが、死んだ個体はしょうが無いです。

早くも代替案を考えてます。
補強も考えたのですが、♂の補強は既に再来年のブリを見据えてるので却下。
自前の虫の83mm台から選別することになりましたが
7番は84mm以上で3頭使うので却下、次に成績の良かった5番は形状が良くないので使わない。
オアシス通しでブリした自己ブリ4番83.0mm(マツノ10年9番81mm×waizu10年Aライン52mm)を代用する案が
濃厚ですね。
7番の53mm台♀と、早期羽化の♀をつける予定となります

後は3番53mm(マツノ10年9番81mm×マツノ10年19番52mm)を組み合わせの余力のある7番84.0mmにつける
可能性が高くなりました。
補強に頼りたかったところがありますが、なかなかマツノ直系でオアシスで育った個体は市場に出ないので……

質を落として数を打ちたくないのは変わりませんが
今回のなら現段階でギリギリ妥協できる代替案ですので
死亡したショックを挽回する反転攻勢策を練ってます。


さて、早期羽化♀についてはそこそこ明るくなってきました。
1番は1♀羽化してます。5番と7番はサナギ。
そしてオガマットに交換して蛹化促進させたビンの内、1番2頭、4番1頭、8番1頭が
新たに蛹室を作成しシワが入りました。
この時期なら何とか年内、遅くても年始には羽化してくれるはずなのでだいぶ明るくなりました。
気がかりなのが2番の苦戦ですね。
マツノ11年23番の血は早期で速く回したいのですがね~……

おおるり

オオルリクワガタ。

むし社の著書ではルリクワガタ。ナミルリとかタダルリと呼ぶこともありますね。
自分は井村氏著の東アジアのルリ属図鑑のオオルリがもっとも、しっくりくる感じがします。

さて、今日はそのオオルリを採集しに行きました。
1ヶ月半ぶりの採集なので、まとまった数が出しやすく
今秋初トライとなるオオルリ狙いは即決でしたね。

朝7時に現地到着しましたが-4℃と結構寒かったですね。
紅葉はすっかり終わりかけでした。
日中は10℃くらいまで上がったようですが、それでも日陰で足を止めると体が結構冷えます。
苦戦しましたが2♂3♀出して、13時には下山しました。

報われた瞬間ですね。
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オオルリ♂。
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本当はもっとキレイなんですがね……

こう言う材を狙いますが、結構スカも多いです(この材はスカ)
2.jpg
コルリのほうがスカ率は高い気がします。


本日の成果。
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この後、静岡のメロンブックスへ行って
井雲くすの新刊と雑誌と同人誌を購入して、つい先ほど帰宅。

明日は多分筋肉痛。

今期初キノコ観測

羽化してそうなヒメオオのボトルを掘ってみたらサナギにぶち当たりました。
40mmくらいになりそうな♂ですね。DSCN0067_20131120053210268.jpg
ヒメオオって分からん虫で7gくらいでも油断してると40mm近い♀になってきますし
かといっても今回みたいに♂のケースもあるんですね。
てっきり、またデカイ♀だろうとか思ってました。


さて、ブリードルームの温度をいじり始めました。
今月10日程度に26℃→25℃近辺に落とし、更に24℃近辺に落としてる最中ですね。
12月前後に23℃迄落として温度ショックまでは維持の予定です。

今年は部屋全体の温度のバラツキはだいぶ減りましたが
その分、一日の温度のハンチングに悩まされてますね。
今年はここ1~2週間ほど季節の変わり目特有の昼夜の温度差が激しい時期になってると言う感じがします。
おかげさまで下げに行く際に温度バランスを崩して子実体を発生させてしまいました。
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あと1ヶ月チョイは今のビンで持たせるので
温度安定させて、さっさと子実体には枯れてもらわないとなりませんね。

今回はハッキリ言って油断してました。
24℃に落とす際に、最低22℃台まで落ちると想定しましたが
この温度なら大丈夫と予想しました。
が、昨年よりも高めの26℃で長めに管理したこともあるのか
ビン内部の熟度が増して、昨年以上に温度のハンチングに敏感になってたのかもしれませんね。


恐らくですがあのまま26℃キープでも3本目交換までは持ちそうな感じはしました。
しかし、3本目で26℃から温度ショックをかけるのはちょっと気が引けて
ワンクッションという形で2本目で23℃程度まで下げる手法をとりましたが
この程度の下げでも菌糸の熟度次第では馬鹿に出来ないと言う良い例ではと思いました。

ちょっと良い勉強になった気分です。

穂坂町三之蔵1本目交換続

松野さんのパーティー後の記事は何書こうか結構悩んだのですが
ウチはウチのスタイル崩さず、マイペースに書きたいこと書きます。

さて、楽しいパーティの余韻が冷めないうちに少し作業を開始しました。
先日届いたHSが使える頃合いになったので、自己採集の山梨を2本目交換再開。

1本目投入期間4ヶ月ちょっとで出た幼虫は
1番から25.2g、24.2g(先日25.4g、23.8gが出てます)
2番から25.8g(先日25.0gが出てます)
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まるまる太っています。
WF1でこれってやっぱりデカイですねえ……
山梨はHS800で4ヶ月、久留米はオアシスMorMSで3ヶ月とはいえ
久留米は16gとか18gとか出て挙句に13~4gが出たのに対し
山梨は余裕の23gオーバー。

そして、個人的に一番驚いたのは♀の13.2g
DSCN0066_20131119011156c17.jpg

これはちょっとデカイ気がします。
いくら久留米で大きいの出すスタイルで環境作って
更に体重乗りやすい菌糸使ったと言え、WF1でこのサイズはちょっとデカイ。

しかも、そんなに悪くないスタイル。
1本目投入時期が久留米より1ヶ月遅いので100%久留米を入れ間違えたというのはありえないのですが。


個人的には♂17~21gくらい、♀8~11gくらいで
「おぉ!幾ら資材が進歩してもやっぱりWF1はこのくらいだよなぁ、うんうん」なんて言いながら交換して
♂66~72mmくらい、♀42~45mmくらいが羽化してきて「こういうのが採りたいんだ!」っていう
完全自己満足、自己完結な飼育をする予定だったのですが……





松野さん20周年パーティーのくだん

多分、目覚めるのは夕方で記憶喪失してるので
何とか楽しかった余韻で書き殴ります、

松野さん、挨拶遅れ過ぎですいませんでした。

チョネさん、masaさん、実に名幹事で。

てばきちさん、5次会までありがとうございました。

他の皆様方、末端の世間知らずの私に
良くしていただけまして、本当にありがとうございました。

三次会でグラス割ったり、悪酔いしたりと
迷惑千万な振る舞いしたこと、お詫び申し上げます。

あと、拍手機能わかったので今後は変コメしますね。


心から参加して良かったと思っています。



追記
帰宅しました。
帰りの新幹線は豊橋で力尽きて寝てしまいましたが
静岡駅のアナウンスで起きることができたというミラクルですんなり帰ることができました。

重ね重ねですが、本当に良い経験ができました。


さて、帰宅したということで画像をPCに移してアップします……
といっても、肝心のパーティー及び2次会以降の画像は一切ありません。
全ては胸の中へ。それで十分です。

そういうことで名古屋観光画像が火を吹きます。

「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ 尾張名古屋は城でもつ」
伊勢音頭で歌われるほどの天下の名城、名古屋城。

夕焼けの清州櫓。
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復興大天守。
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再建の本丸御殿も見たかったのですが、一足遅かったです。無念。


参加賞の記念品。
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こういうの大好きです。

いざ、名古屋へ!

高圧ガスの講習以来、半年ぶりの名古屋へ
向かって、新幹線なう。

夜勤明けだから、お昼までは寝てようと
思ってたけど、なかなか寝付けなかったね。

お会いしたことある人は松野夫妻だけなので
いっぺんに大勢に会うことに緊張してるのかな?

名古屋で会う方は無礼な若者風情がと思う
ところがあると思いますが、
是非とも宜しくお願いします。


来年の挑戦と今年の現状

国家資格、正回答見た結果、取れてるっぽいです。
マークシートさえ書き間違いしてなければ。
理科ダメ、数学キライっていうか学問全般嫌いで高校出たらチャッチャと就職したのに
ガチ化学の資格を取るハメになるとはね……

でもまあ、今年少し虫を我慢して一発で取れたので良かったです。
これで来年以降、しばらくは気兼ねなく採集と飼育ができる手筈です。


さて、来年以降のブリードについてですが方針を変えます。
これまで常にキャパに余裕を持たせるやり方をとってきましたが
来年からは質の維持・向上の為と思ってやってきたことを2つ廃止します。

一つはブリードスペースを効率的に使ったブリード体制の構築です。
現状は翌年のブリード分を確保する、いわば「休耕」状態のスペースを作ってます。
こんなやり方してるブリーダーはいませんし、自分もこれで数を抑える様ではダメと感じてきました。
現状の年300頭体制を、次の久留米表年の際には年500頭体制にまで増数する予定です。
そこで来年の久留米裏年は20ライン400頭体制。
再来年は25ライン以上組みたいと考えてますので来年もバリバリの補強を予定してます。
質を落としてまで数打っても意味無いですから(見向きもしないような親から
デカイの出すのが良いじゃんか!ってカッコいいことはなかなか言えないですね)

二つめは菌糸銘柄の絞りの廃止です。
ほとんどオアシスでやった今年ですが、恐らく来年は3メーカー使います。
不調のメーカーが出た際のリスクを回避したいのもありますが
一つのメーカーである程度まとまった数を打ちたいのもあるんですよね。


保守的なやり方から、少し前衛的なやり方にシフトしようという目論みになりますが
こうも考えを改める要因はやはり今年の能勢と川西、それと周囲の久留米好調もありますね。
今年のブリードは昨年の焼き直しを良い血統使ってやってみるって感じなんですが
来年は再び手探りなブリードになりそうですね。



話題を変えて、今年の久留米も2本目交換して1ヶ月半~2ヶ月経過しました。
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今年はまだ24~25℃管理なのでオアシス特有の黄色化はありますが
子実体の発生はありませんね。
温度管理が難しい時期なんですが、昨年より高めに振ってるからですかね。

食痕は1・4・5・7番あたりは食痕少ないかな~(居食いか食が細い?)
2・8番は多いですね。
8番は去年の4番みたいに縦横無尽だったり、縦に走ったりしてますね。
全体的には昨年より食痕は目立たない印象です。
あとは食痕が目立つビンは1本目で20g未満とか20gちょっと超えたくらいのが多いかな。

3本目交換は年末以降の予定です。



そういえば、今日から寒波到来なので来年の種親の冬眠支度をしました。
それと、最近散らかり気味だった成虫管理場やブリ用品を整理しました。
これで、今週末は心おきなくパーティー行って、採集にも行けます。
採集はオオルリ新成虫を狙う予定です。



やっとクワガタに専念できる!

資格試験終了しました。
手応えはまあまあ。

やっと解放されたので
頑張った自分にご褒美ってことで
1人甲羅なう。
カニしゃぶ楽しみすぐる。

クワガタ関係は明日から頑張る。

山梨産オオクワ好きの選ぶワイン、「穂坂収穫」

実りの秋ですね。
ワインを開けました。

ワインは甲州ワインがマイブームで、今回は韮崎市穂坂町のワイン。
「カベルネ・ベリーA穂坂収穫」は赤。
「甲州穂坂収穫」は白(画像だとスッカラカンに見えるけど全然まだ残ってるよ)
DSCN0031_2013110923225407e.jpg

穂坂町はオオクワ自己初採集して、現在は採集連敗中の
良い思い出もあれば、苦い思い出もある思い入れは非常に強い地。
あの辺はあちこちにブドウ畑があり、「これらが美味しいワインになるのだなあ」とか
「ワイン飲みたいなー」とか考えながら、永遠と歩くのが懐かしい記憶。

甲州ワインは良い意味で「あれっ?これは?」っていうのが多いのですが
このワインも例外に漏れず……
サンドイッチとかクラッカーみたいな薄めの塩味を合わせると良いかもな~って感じですが
風味と口当たりが良いのでアテなしで飲み続けるのもアリですね。


ここ最近は安酒ばっかり飲んでいたので
久々に飲むワインだから無性に美味しく感じただけなのかもしれませんが……

本命は日本酒。
この時期ですと、おんな泣かせ。
もう少しすれば新酒が続々出るので、今年も磯自慢の生酒と酒粕を入手しようかと思います。
年末年始は美味しい酒を幾つか仕入れる予定ですが
3本目の交換で良い結果を出して、祝い酒にしたいものです。





近況を一挙に

やっと明日、資格試験。
仕事も少し落ち着いてきたので、もうひと頑張り。
出題が酷くなければ、いけるでしょう。


さて、季節の変わり目ですね。
寿命に陰りが見え始めた成虫が一挙に減る時期です。

昨年と今年はオオクワ以外はロクにブリードしてないので減種が一気に進んでます。
結局、ミンパリもタカラヒラタも本土ヒラタも気持ちがイマイチ入らず失敗。
今年はマットが悪かったのかなあ……なんて言い訳しときますか。

タイクルビと東ジャワパリーとインドグランも多分やらないので
来年にはブリード種はオオクワ2産地と本土ヒラタのみになりそうですね。
現時点で、生き残ってる外国産及び離島産はくたびれた成虫ばかりで幼虫は全くいないので事実上の壊滅です。
ミンパリやタイクルビはなかなか手に入らないうえ、昔と比べ高騰気味なので
一回止めちゃうとな~って考えもありましたが、そういう考えで飼育したってショんないので止めます。


まあ、飼育種は減らしますが、オオクワはライン数を増やします。
来年の久留米はせいぜい20ライン未満の400頭程度を予定してますが
将来的には20~25ライン、500頭体制をも視野に入れてます。

ただ来年の種親確保は結構苦戦してたりします。
早期羽化は1番が1頭羽化しましたがあまり大きくないですね。まあ、コレは使います。
後は5番が1頭蛹化して、7番が1頭前蛹になったくらい。
他はグダグダ気味なので少し手を打ってます。
早期羽化の苦戦要因はやっぱり1本目の成長と熟度でしょうね。
オアシスなので対策を打ったつもりでしたが今年の1本目はその上を行ってました。
早期羽化は来年への課題ですね。

早期が芳しくないので補強を1つしました。
shimaさんの85.8mm同腹です。
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このラインは2頭目です。
こっちのほうが大きいので7番85.0mmにつけようと思います。
もう1頭の53.2mmはマツノさんから補強した12年1番83.5mmにつけようかな。


あとは今年の1番と4番と5番あたりを来年も産ませてみようかとも考えてます。
オアシス以外の銘柄も使って、これらのラインの真価を確認しようという目論みです。
本当は2番♀も使いたかったのですが、あの世へ旅立ってるので叶わず。
もう一個試したいこともあって、空発に終わった3番を来年再チャレンジしてみようかとも思ってます。

上記の2年連続になるラインは数打つつもりは無いですね。
今年の3本目交換の結果次第でやるやらないかすら検討する可能性もありますし。


例年ですと、この時期には来年の組み合わせがほとんど決まるのですが
今年は早期が絡んできてますので、大まかにしか決まってませんね。

13年1番?、自己ブリ12年7番85.0mm×自己ブリ早期13年1番(MK11年10番×マツノ11年8番)
13年2番?、自己ブリ12年7番85.0mm×自己ブリ早期13年2or4or5or7or8番(多分、5か7番)
13年3番?、自己ブリ12年7番85.0mm×マツノ12年39番52.0mm
13年4番?、自己ブリ12年7番85.0mm×shima12年15番54.8mm(85.8mm同腹)

13年5番?、自己ブリ12年7番84.5mm×マツノ12年2番53.0mm(84mm同腹)
13年6番?、自己ブリ12年7番84.5mm×マツノ12年6番52.0mm(84mm同腹)
13年7番?、自己ブリ12年7番84.5mm×マツノ12年7番53.0mm

13年8番?、自己ブリ12年7番84.0mm×自己ブリ早期13年

13年9番?、MK11年10番84.0mm(86.6mm同腹)×自己ブリ12年7番53.5mm(85.0mm同腹)
13年10番?、MK11年10番84.0mm(86.6mm同腹)×マツノ12年1番52.0mm(84mm同腹)
13年11番?、MK11年10番84.0mm(86.6mm同腹)×shima12年12番53.7mm(86.3mm同腹)

13年12番?、マツノ12年1番83.5mm(84mm同腹)×自己ブリ12年7番53.0mm(85mm同腹)
13年13番?、マツノ12年1番83.5mm(84mm同腹)×マツノ12年24番50.0mm(84mm同腹)
13年14番?、マツノ12年1番83.5mm(84mm同腹)×shima12年15番53.2mm(85.8mm同腹)

13年15番?、マツノ11年1番83.0mm(86mm直仔)×自己ブリ12年7番53.0mm(85.0mm同腹)

13年16番?、MK11年10番84.0mm(86.6mm同腹)×マツノ11年8番53.0mm(86mm同腹)※12年1番を連続使用
13年17番?、MK11年10番84.0mm(86.6mm同腹)×マツノ11年1番53.0mm(86mm直仔)※12年3番を再チャレンジ
13年18番?、MK11年10番84.0mm(86.6mm同腹)×マツノ11年5番53.5mm ※12年4番を連続使用

13年19番?、マツノ11年1番83.0mm(86mm直仔)×MK11年10番53.0mm(86.6mm同腹)※12年5番を連続使用


血統背景で一番のサラブレッドは11番。
個人的に当たって欲しい、1・3・4・5・9・11番は多めに産ませたいですね(トータル150~180頭程度)
2・6・7・8・10・12・13・14番は例年よりは控えめの予定ですが場合によっては産ませます(トータル150頭前後)
15・16・17・18・19番は産卵期間を短くするor産卵木1本掛けで少数予定(トータル60頭前後)
総ブリード数最大400頭程度を目標にしますが
産まないラインと産みすぎるラインの兼ね合いに苦戦は必至でしょうね。

あと、自己ブリ12年7番84.0mmはペアリングの余力があるので
早期羽化次第なところもありますが補強も検討することになるかもしれません。



さて、今年もボチボチ種親を越冬させなければいけませんね。
まだブリードルームに置いといてますが、寒くなるタイミングを見計らって常温の部屋に移します。
中途半端にぬくといと厚く敷いたマットの上をフラフラするので
1発で休眠状態に入ってもらうよう、寒い日を狙います。
休眠状態にさえ入れば、多少ぬくとくなっても大丈夫なので重要なのは入りの感じがしますね。
むしろ問題は明けです。明け後のエサ食い悪い♂でも問題なくかけれるのですが
個人的にはあんまり好きではないんですよね……

とりあえず、週間天気予報では来週の頭辺りが入りの狙い目かな?



穂坂町三之蔵1本目交換

自己採集の山梨県韮崎市穂坂町三之蔵産WF1の1本目交換を♂ビンのみしました。

3頭掘って、1番が25.4g、23.8g。2番が25.0g。

DSCN0028_20131106221634ca5.jpg

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この山梨産は2ラインで、♀親は同じ根台場の立ち枯れから割り出したので確実に姉妹。
♂親も同じ材から採れてるので、厳密にはインですね。
そんなに大きくない立ち枯れに同じくらいの成長具合で固まって居ましたし。

菌糸はHS800を与えました。
お馴染み、ギネス菌糸ですね。
2本目はオアシスLビン。
久留米の余りです。

しかし、予想以上に大きくなってましたね。
4ヶ月チョイ足らずですが、25g迄育つとは……
頭幅も12mm前後なので、久留米と何の遜色も無いです。
体も細くて、まだこれからも太りそうな感じがします。

昔はWF1とか累代の浅いのは菌糸慣れしてないから大きくならないとか
大きくなってしまったヤツはダメとか言いましたが、この辺りは流石はギネス菌糸の実力と
大型狙いでやってるブリード環境の賜物と言った感じでしょうかね。

どうせ放虫が野外で定着してしまった個体を掴んだのだろ?なんて野暮なことは言わないでね。
それとか、久留米と混ぜたなんて言わないでね。
そもそも混ざってしまうようなキャパオーバーな管理はしてないし。


今年はHSで久留米やってる人はあまり聞かないけど
普通、高栄養はあまり良くないとされるWF1でこれだけのが出たのだから
久留米もHSに入れてたら体重が乗ったかも?



とりあえずは普通の個体が羽化してくれれば良いですね。
美形だとが極太だとか大型は自己採集では要りませんので。
虫屋的な見方で、親個体同様にちゃんとビノらしい個体が羽化してくれれば良いです。
むしろ変なのが出るほうが嫌ですね。

11月

また、まどマギ見てきました。
やっと、何が面白かったのか分かった感じですね。
個人的にはアニメ、映画3作中では一番良い内容だと思います。

ほむらというキャラクターときゅうべえというキャラクターは
現代の2タイプのオタクを風刺している感じがするんですよねえ。

原理主義的で神格するもの以外に対し非常に排他的に対し、
成果の為の手段として割り切った思考ができるいわば革新派。

オオクワで例えると
前者は、純国産主義者。
後者は、ギネス狙いブリーダー。

前者は行き過ぎると、半ば狂信者。
後者は行き過ぎると、まあ、察する通り。



そういえば、最近話題の川西とギネスが出続けてる能勢YGを組み合わせるのも
双方の血が濃くなりすぎてギネス戦線が行き詰まりを迎えた際には有効だと考えてしまう日々です。
幼虫体重が乗ってギネス級が出てる川西にアベレージ的にも最大サイズ的にも良好な能勢YGですから
当たりそうな感じはするんですよね。
もちろん、互いの良いとこを潰しあう危険性もあるんでしょうが……
ただ、オオクワギネスという競技の世界では異産地間交雑はルール違反ではないはずので
一つの手段として使えると思うんですよね(既に大型血統自体が異種間交雑なんて無粋なことは言わないでね)

と、自分は全くやるつもりがないことを客観的にサラサラと書いてしまってます。



話題を変えて、業界の菌糸事情が強烈な状態になってますね。
今年は特に……
ここ数年のEXCEED CFAFTさんのロット差、
今年の神長さんと銚子さんのトラブルによる在庫危機、
そしてオアシスの1本目の違和感。

来年が心配ですね。



さて、後10日ばかりで忙しい日々とグッバイできそうです。
もうひと頑張り。

上映特典はダブらないで済みました。
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庚午 虫蔵

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自称
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