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自己採集品から良いのがひとつ

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山梨県韮崎市穂坂町三之蔵産F1(F0同士の仔※種親両個体とも同材より割り出し)
75.0mm(12-2)

全体及びパーツ毎の太さや長さ、厚みといったものが何一つ無いとりわけ特筆すべきことが無い個体。
悪く言えば無個性。
自分はこういうオオクワガタが見たかった。
雑誌やweb、人の話を聞く中で次第に採集に興味を持ち始め
実際に繰り出してみて完全自力採集し、累代出来ただけでも満足でした。
出来ることなら実に日本産のオオクワガタらしいのが羽化してくれればと思ってましたが
何とか思惑通りの虫が一つ。

山梨産と言えば、細めの体に長めのアゴと言いますがどうでしょうかね?
成虫にて採集されたものについては、西日本産に比べれば東日本産のものはその傾向があるかもしれない。
しかし、累代したものについては東日本産もガタイを良くしやすい為……
立派な個体の中でも前胸側縁部の凹凸がなだらかで、大アゴも根元の太さを内歯まで維持しようとする個体は
あまり好みではないですが
この個体はしっかりとしたいかり肩で、アゴも先端に向けてどんどん細くなるのが、個人的には好み。
眼上突起も外側のほうが内側よりも明らかに短くなだらか。
目立つディンプルや穴は無し。ツヤは少々強め。


昔からの有名産地とはいえ、2012年採集という非常にここ近年に採集したものからですが
まあまあ良いのが出てくれて良かった。
あまりにも好みの個体なのでもう一枚(こちらのほうがアゴの雰囲気は出ている)
              DSCN05051.jpg


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ウソをつきました

当分、書くつもりは無かったけれども
一杯引っ掛けてしまうと、つい向かってしまうのはクワガタ関係の定期巡回。

いやー、怖いねぇ。
よっぽど、悔しかったのか、というよりは
まあ、自分だったらと考えると、まあ、悔しいだろうなぁと。
虫の大きさがブリーダーのエラさですから
自分はまだまだヒヨッコ。
だからこそ、面白いのですが。

個人的には、第三勢力の台頭も正攻法でないやり方も大賛成。
一気に天下取るのは詰まらんですし、何も上洛こそが天下でない訳ですし。


かくいう自分はというと、
本土ヒラタを5セットも組むかもしれないという暴挙にでようとしている。
だって、存続させようと2ライン仕込んだ矢先に
3♀がそれぞれ3ポイントで採れたんだもん。
久留米24ライン450頭スタート切ってるので
明らかにキャパオーバー気味。
マットやる気ないので菌糸ですが、菌糸もどうするか不透明。
ここはMT160で1本返しかな。

そういえば、山梨はそこそこ良いのが出た。
デカいけどブーデーブサイクなのとか、不全連発で嫌になってたけど
何とか来年やる気が出た。

久留米はやっぱりダメぽ。
一発は無かった。
失敗したと思うところを対策して
来年に繋げるだけです。


久留米に比べると山梨はお尻が引っ込むのに時間がかかりそう
(むしろ、最近の大型が引っ込むの早過ぎ)ですが
好みのショボいオオクワガタなので、お尻が引っ込んだらアップします。

臥薪嘗胆

しばらく、何も書かないかも知れません。
来たるべき時が来たら、また書きにきます。

良いことあった訳では無いです。
頭が空っぽになった状態では
日々の作業をこなすだけが精一杯なので。

まあ、少年雑誌でよくある修業パートみたいなものです。
修業パートほどツマラナイものはないですからね。

結果から目を背けるような真似だけはしたくないので
管理表はいずれアップします。

後、嫌なことがあったら愚痴でも書くかも(笑)

次に繋ぐ、13年ブリード

昨日はガッカリ感が半端ではありませんでした。
13年ブリの終了を意味してましたから。

コーヒー飲んで、茶を飲んで、寝ても、落ち着かない。
朝から酒飲んでようやく少し落ち着いてきたところです。

失敗の原因を探ると「まーた、人のせいにして」なんて言われてしまうのですが
今回は極力、人のせいにしないでするとしましょう。

13年ブリはまず、1本目で大きくならなかったのを2本目で取り返そうとした。
それで3本目を犠牲にしたといえる結果になったように思う。
だからと言って、2本目で取り返しにいかなかったら、今より良い結果が出たかというと
負け惜しみでは無いが、そうではないと思う。

次に蛹化と羽化の手応え。
12年の7番を見て、肌で感じていることですが、今年は非常に良くない。
パーツが良くても、全体が整ってこない。
不全の個体は長さになっていない。
壊滅と言っても過言ではない。


13年ブリはハッキリ言って最高の準備をした……
ハズなのである。
そりゃ、同腹兄弟の成績、菌糸を考えれば……
温度管理も致命的な失敗は正直言って無いと思ってます。
では、なにがいけなかったのか?

準備で考えることを止めたのが失敗だったと思う。
血統を見たが、虫を見たか?なのである。

考えることができないほど知識と経験が無かった訳ではないと思う。
では、王道路線を楽しめたかというとそうでも無い。
これで答えはハッキリ出た!
もう1回、もう少し、虫を見てみようかなと。


早く立ち直れた原因としては他にもあります。
昆フィーでギネス更新だとか。
立ち直るというより、吹っ切れた感じです。
何もやり方は一つではないと。

結果を携えての15年ブリとはいきませんが
来年もこれで楽しみになりました。

思い通りにならない羽化経過

13年ブリード終了のお知らせです。
27.6gのサナギは羽化不全になりました。

悔しいですね。
いけると思っていましたが、翅周りがダメでした。

今年は83mmすら厳しい。
残るサナギは、2番25.2g、5番26.0g、7番25.6g。
うーん、ダメだ。
失敗したなあ。

大きなミスをした実感は無いのに、何とも手応えを得られることが無かった
本当に悔しいシーズンですね。


14年ブリは1本目投入が始まったので、あまり落ち込んではいられません。
去年のが失敗しても今年の分は始まってますし
来年も考えなくてはなりません。

13年ブリはブリーダーサイドから見ると、1本目の期間が短かったことによる成長不良と
2本目の負担が失敗だったのではないかなあと。
対策として1本目と3本目に負担の比重を傾けさせることですね。
2本目は温度少しずつ下げて、3ヶ月くらいで交換が狙いになりますね。

1本目の菌糸ビンが到着

DSCN0500.jpg
1本目用オアシスを引き取りに行きました。
引き取りに行けば、丁寧な梱包が無い&宅配屋に割られることがない。

しかし、豊橋は暑かった……


静岡も気温が上がり、暖房運転にしていたブリ部屋のエアコンを自動運転に切り替えた。
ついでに湿度も60%を超え始めていたので、除湿器を稼働。
いよいよ、夏ですね。

明日から、1本目投入を始めます。
去年厳しい結果だった1本目ですから、今年こそはと祈る思いの3~4ヶ月間が始まります。
何だか、産卵と言い、羽化と言い、祈ってばっかりのブリですね。



さて、羽化ラッシュのほうはピッチが上がってます。
明日、1つ種親になりそうなサナギが羽化するかも。

一番期待の27.6gのサナギは9日に羽化と予想。
まだ先の話なのに、悶々として落ち着かないですね。
今年はこれが羽化失敗したり、羽化しても思ったほどでないと終了なので……
7番は昨日、82mmくらいになるだろう脚クロスのサナギが羽化失敗してますので内心穏やかではないですね。
もう一つ82mmくらいになりそうな正常なサナギが3~4日に羽化する見込みですので、これが何とか……




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庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
久留米専。
自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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