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2014年あれこれ

今年もいよいよ終わりですね。

自身の2014年クワガタ関係を振り返ってみます。

年明けは、2013年3本目交換がほぼ終え、33g以上43頭とまずまずの出来でした。
サーキュレーターも買い替え&買い足しして部屋が余計に狭くなりました。
首都圏久留米党の新年会に参加。
KSP1企画には、心が躍りました。

春先からまでは特にないですね。
この期間は情報集めをしたり、整理してました。

梅雨の時期に猛烈な腹痛で救急車で搬送してもらいました。
クワガタ関係ではないのだけれども、凄まじい経験であった。
ただのヒドイ糞づまりなだけでったが、腸ねん転とか盲腸かと思って
「オイオイ!マツノさんのとこにオアシス取り入ったり、補強しなきゃならんのに大丈夫か!?」と焦った。
浣腸の背徳感はあれはあれでアリと思った。

2013年ブリードの仕上げとなる夏は、羽化成績が失敗。
七夕の日にヤケ酒かっくって、帰路で小指を裂傷、数針縫いました(笑)
夏の間はブリード失敗で沈み、クワガタ関係では過去最大でへこみました。

しかし、そんな夏でも補強に大成功。
課題にしていた問題に対する情報集めの整理もひと段落し、
さらに黒王さんとお会いすることができ、88.6血統に驚嘆させられた。
我慢の夏ではあったが、非常に意義のある夏であった。

ちなみに壁に穴をあけて換気扇をつけたのも夏。
黒王さんとの出会いからわずか3週間ほど。
何かしないと居ても立っても居られない時期でした。

は品川オフ会。
今でも参加すればよかったと後悔してたりします。
当日はマツノさんで午後の間はずっとおしゃべり。

2本目交換が始まり、期待通りかそれよりも良い出来。
集めた情報を整理して実行しただけでしたが、この成果により、
ある仮説を考え始める。

そして、忘れもしない台風19号。
車が廃車に。
2週間で次のを納車したが、秋の採集は1回のみに留まった。
恐るべき本厄パワー。

になり、まずは秋葉原での忘年会に参加。
新年会の次は忘年会と言う……
多分、夏に参加してたらどんよりオーラが凄まじかっただけに、今年はこれで良かったと思いたいです。

そして、3本目交換。
ある仮説が、ぐっと現実的なものになりました。
今年1年は我慢の1年で終わりたくないと思ってましたが
何とか最後に良いことがありました。



今年1年を振り返ると、良いことは少なかった。
ただし、オオクワブリーダーとして絶対に必要な1年になったと思う。
久留米1本で来たから、見えてきたこともあるように思う。
今年は集めた情報を実践してみたが、来年は見えてきたものを実践する年です。


明日は仕事だが今日は飲む。
DSCN1675.jpg
今日はツマミを買うために繁華街へ。
ちょうどコミケの時期で新刊が並ぶのでメロンブックスととらのあなでムフフ分を補充。
そして、帰宅し早速、一人飲み開始!
今日の為にとっておいた磯自慢の生酒。
「き・・・生酒は効くなあ……」
いつもより2度濃いだけのはずであるが。
出なかったくせに、カニクリームコロッケをしっかり買ってきてます。
来年こそは出してやる。

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本命の交換2日目 年内交換分完了

年内最後の3本目交換です。

オアシス20本、HS6本、KSP1を3本、合計29本掘りました。
成果は以下の通り。

オアシス
38g1頭、37g1頭、36g2頭、35g2頭、34g3頭、33g7頭、32g1頭、31g3頭

HS
36g1頭、35g1頭、33g3頭、32g1頭

KSP1
36g1頭、33g1頭、32g1頭


以下は35超え画像になります。

まずはオアシス組。

14-2-2
DSCN1618.jpg
31.2g→35.4g

14-9-16
DSCN1642.jpg
29.4g→36.0g

14-12-8
DSCN1620.jpg
30.2g→36.2g

14-21-6
DSCN1625.jpg
30.4g→37.2g

14-23-3
DSCN1640.jpg
28.6g→35.4g

14-25-8
DSCN1616.jpg
30.6g→38.0g

続いてHS組。

14-16-20
DSCN1659.jpg
31.6g→35.8g

14-17-1
DSCN1656.jpg
31.0g→36.8g

最後にKSP1から。

14-2-2
DSCN1671.jpg
29.4g→36.4g



これで、予定数を大きく超える、トータルで116本を年内に交換しました。
トータルでの体重分布は
39g1頭
38g1頭
37g2頭
36g11頭
35g15頭
34g13頭
33g35頭
32g19頭
31g14頭
30g4頭
28g1頭

気になるオアシス組のみでは
39g1頭
38g1頭
37g2頭
36g5頭
35g10頭
34g9頭
33g21頭
32g7頭
31g13頭
30g1頭
合計71本になります。


カニクリームコロッケは無し。
35g超えは30頭に到達。
35gアップ率は今だけ限定25%超え。
素晴らしい成果になってます。

今後は35g超えのペースはガクッと落ちると思います。
40頭に到達すれば20%ですが、あと合計80本チョイほどで10頭でるかなあ……


ライン別に見ますと

早期♀ラインの2番が大当たり(内訳、36g2頭、35g2頭、34g2頭を筆頭に平均34g超え、未交換残り1頭)
この組み合わせは自己ブリ12-7の85.0mmと自己ブリ早期13-5の48.0mm。

12番も当たり(内訳、36g2頭、35g2頭、34g3頭、33g5頭を筆頭に平均33.8g、交換完了)
16番は交換始めは31~2g台が連発で不安だったが、39g、36g、35g、34g2頭とやっぱり出た。

その他のラインは
7番、9番、13番、17番、20番、21番、23番、25番が35g超え2頭のライン。
5番、19番、27番からは35g超えが1頭出てます。

7番も恐ろしいラインで数に入れてないが交換時に死なせた個体も35.0gで
全3♂の成績が36.0g、35.0g、35.0g。

今年は早期♀では自己ブリ13-5が大活躍で先述の2番と25番に使用し
25番も全5♂で38.0g、35.2g、33g2頭、32g1頭。

自己ブリ13-5の背景はマツノ11-1の83.0mmとMK11-10の53.0mmですからね。
自己ブリ14-2と14-25は、自己ブリ12-4と12-7を♂としてますが
羽化も順調でしたのでかなり期待してます。


良い酒がこれでやっと飲めます。





本命の3本目交換 初日HS及びKSP1の部

HS、KSP1の一軍個体の本日分を交換しました。
それぞれ6本ずつ掘りました。
成果は以下の通り。

HS
36g2頭
34g1頭
33g2頭
32g1頭

KSP1
36g1頭
35g1頭
33g2頭
32g2頭


HSの36g超え2頭。

14-12-18
DSCN1587.jpg
35.0g→36.4g

14-16-11
DSCN1595.jpg
32.0g→36.4g


KSP1の36gと35g。

14-2-24
DSCN1601.jpg
30.2g→35.8g

14-17-11
DSCN1599.jpg
32.0g→36.6g


今日の交換は良い結果が出ました。一安心です。

これでトータルは
39g1頭
37g1頭
36g7頭
35g12頭
34g10頭
33g24頭
32g16頭
31g11頭
30g4頭
28g1頭

↓前記事がオアシス交換記事になります。
本命の3本目交換 初日オアシスの部


明日も主要3銘柄の本命個体を掘ります。
でも流石に今日ほどの勢いは出ないかなあ……
今日は27本掘って、35gオーバー13頭でしたから。

明日9頭35g超えが出たら、30頭到達ですので祝い酒と言うことにしましょうか。




本命の3本目交換 初日オアシスの部

最大の作戦を開始しました。
一軍のオアシス15本を交換。

成果は以下の通り。
39g1頭
37g1頭
36g2頭
35g5頭
33g3頭
32g1頭
31g2頭

以下は画像。

14-2-4
DSCN1580.jpg
29.4g→36.6g

14-7-2
DSCN1554.jpg
31.6g→36.0g

14-12-1
DSCN1548.jpg
31.4g→35.6g

14-12-10
DSCN1559.jpg
31.2g→35.6g

14-13-1
DSCN1563.jpg
32.2g→37.0g

14-16-6
DSCN1550.jpg
31.0g→39.6g

14-19-3
DSCN1572.jpg
30.0g→35.2g

14-20-10
DSCN1557.jpg
31.2g→35.8g

14-21-5
DSCN1568.jpg
31.2g→35.2g


今回の交換によって
35g超えは、2番、5番、7番(2頭)、9番、12番(2頭)、13番(2頭)、16番、19番、20番(2頭)、21番、23番、25番、27番。
トータル17頭。

統計は
39g1頭
37g1頭
36g4頭
35g11頭
34g9頭
33g20頭
32g13頭
31g11頭
30g4頭
28g1頭

まあ、こんなものでしょう。


午後から、HSとKSP1の本命を交換します。
数字的にはHSに入れた12番の35.0gと33.6gがぶっちぎってますが
期待はHSなら2番の32.2gでKSP1は17番の32.0gですね。

3本目交換続報

先日、交換した個体で9番31.6gが潜れない子になってしまいましたので諦めました。
空いた席に入れる為17番の個体を掘ったら33.0g。


さて、本日は予定日ではないですが
主要3銘柄を3本ずつ掘りました。
成果は以下の通り。

オアシス
34g2頭、33g1頭

HS
33g1頭、32g1頭、30g1頭

KSP1
35g1頭、34g1頭、32g1頭


KSP1から25番、28.0g→35.2g。
DSCN1546.jpg

これで35g超えは
5番、7番、9番、13番、20番、23番、25番、27番の
トータル8ラインから各1頭ずつ出たことに。

34g台であれば
12番(3頭)、16番、17番(2頭)、21番と出てます。
悔しいですが12番はやや失速、16番はそれ以上の失速。
いずれにしても本命はこれからですので、まだ期待はしてますが……

悔しいサイズ。
オアシスから12番。28.0g→34.8g。
DSCN1530.jpg

オアシスから21番。26.2g→34.6g。
DSCN1534.jpg


これでトータルは
36g2頭
35g6頭
34g9頭
33g17頭
32g12頭
31g9頭
30g4頭
28g1頭


徐々に上位個体を掘ってますのでアベレージは上がってきてます。
掘る個体の質は明日、明後日がピーク。

久留米3本目交換続報

3本目交換をしました。
成果は以下の通り。

オアシス
35g2頭、34g2頭、33g6頭、32g1頭、31g4頭

HS
34g1頭、33g2頭

KSP1
36g1頭、35g1頭、32g1頭

オアシスからの35g。
7番から。27.2g→35.0g。
DSCN1519.jpg

20番から。27.8g→35.6g。
DSCN1489.jpg
↑この幼虫は2本目交換時に細長くて良いかもしれないとマークしといたやつです。

オアシスは34gについては9番と12番から。
期待の12番は今日予定外にたくさん掘りましたが伸びませんでした。
35g以上が出ない。


HSは16番から34.8g。
DSCN1497.jpg
このラインも当たると思ってましたが、低空飛行。
30g以下はいませんが、35gが出ない。


KSP1は好調。
9本掘って3頭が35g超え。

13番から。29.6g→35.4g。
DSCN1508.jpg
13番は何ともいえない感がありましたが……

27番から。29.4g→36.4g。
DSCN1506.jpg
27番から出たかぁ……


HSのブレーキに対してKSP1は好調。
もちろんHSも手札はまだまだ温存してますが……


次の交換は29、30日。
次の交換は今年のブリード最大の作戦。
オアシス組は7番31.6g、9番30g台2頭、12番31.4g筆頭に30g超え5頭、13番32.2g、16番31.0g、
19番30g以上2頭、20番31.2g、21番31.2g筆頭に30g超え3頭、25番30.6g。
さらに、一押しの2番29.4g、22番29g台2頭、23番28.6g。

HS組も2番32.2g、3番31.4g、11番31.4g、12番35.0gに33.6g、14番30g台2頭、16番32.0g筆頭に5頭、17番31.0g
19番30.8g、20番30.8g、26番30g台2頭。
30g以下で見ても、1番29g後半2頭、4番29.0g、他にもまだまだとHSは挽回がまだまだできると思ってます。

好調のKSP1組は、30g超えは虎の子の2番の30.2gと17番の32.0gしかいませんが
結果をたたき出している30g以下で見ても
4番29.2g、11番29.6g、13番29.2g、20番29.4g、24番29.6g、25番29g台2頭と有望が控えてます。

一番期待はオアシスの20番31.2g。
20番は体重こそはそこそこの感じでしたが、ヤツはいろんな意味でぶっちぎっていた。
あとは7番の31.6g。同腹で35.0gが出ているが、実は交換時に死なせてしまったやつで272g→35.0gがいた。


今日までの成果は51本交換して
36g2頭
35g5頭
34g6頭
33g14頭
32g10頭
31g10頭
30g3頭
28g1頭

悪くはない……が、これで満足なんてできない。
次は夜勤明け。
まだまだヤケ酒は続く。




早期狙い近況

大晦日まで放置しようかな~と思っていた早期狙いの冷し虫家を覗いてみました。
残り3個体も恐らく蛹室を作っている様子でした。
これでとりあえずは一安心。
今の時期に蛹室を作れば、2月上旬までには羽化しますので。
2月羽化ならペアリングまで3ヶ月の時間がありますし、早期♀は後食も早い感じがしますので問題ないでしょう。

今年の早期狙いは結局、すんなりは無し。
時間もなかったので、こちらから次々に調整をかけ幼虫にアクションを起こさせ
すかさずマットビン交換、2週間見てダメならまた交換しました。

マットビンのマットはマツノさんのところのホダオガを使用。
いろいろ試しましたが、早期狙いなら、2mm程のふるいにしっかりかけて
水分量は少なめよりは全然多いくらい(けど湿りすぎにはしない)に調整すると、早めに良い反応をしてくれてます。
乾燥マットをふるいにかけるので屋外作業ですが
僕はマットの粗粉は良い面よりも悪い面のほうが多いと思うので
屋外でふるいにかけることにより風に乗ってある程度は除去出来るのが利点と思ってます。
マットの品質上、粗紛は良くないと思いますが
一番問題は乾燥マットをブリードルーム内でふるいかけすると循環させてる風に乗ってとんでもないことになる。
空気清浄機や換気システムにも良くない。

マットビンは高温の冷し虫家に入れるので水分多めはビンの中があっちっちになって良くない。
30℃前後ならビンを触ってほのかに暖かいくらいならともかく、「あったけー」って状態はダメかなあ……
添加なしではあるが過湿状態で幼虫がグルグルとマットを撹拌させるので……
水分少なめは昨年の手応えですが蛹室作成まで時間がかかる。
粒子についても粗目混合のままでは詰めがどうしても緩い部分が出来てしまうのか
幼虫が動きまわると、カサが上がって蛹室を作るには耕し過ぎで時間がかかるビンになってしまう。
粒子細めについてはかなり前にはお菓子作りの小麦粉のダマ用のふるいも使ったが詰まることは詰まる。
ただ、交換後は幼虫になるべく動いてもらってすぐに蛹室を作れる環境と判断してもらいたいので
粒子関係なくあまりカッチカチにするのは良くない気もします(特に微粒子にした場合は)

今年は幼虫にシワが入ったら、30℃の冷し虫家から26℃の冷し虫家に移してます。
30℃でも蛹化自体は大丈夫だとは思いますが、最後の最後に失敗してはもともこうもないので
安心の温度で蛹化はさせます。
ただ高い方がそれぞれのステップは早いので、時間が無かったら30℃にすると思います。
産まない早期♀ほど、ブリーダーの意図をくじくものはありませんから(←言葉を少し選びました)

現状、早期狙いについてはまだまだ失敗だらけです。
理想は2本目交換してそのまま羽化ですので、マットビンはパーパッド以降のパターのようなもの。



さて、話題を変えて
ここ数日、動向を見ていた例の問題ですが、硬直状態になるのでしょうかね。
思うにあの手の問題は、ハッキリ白黒つけたらどっちかが大損害ですし
どちらかがだんまりモードに入れば冷戦状態。
和解は条件的に無理なのでしょう。

内密の話があるという裏話的なものもチラつかせてますし……
そもそも裏話なんてものは、一周回ってきた時点で裏話でないけど。
しかも本当に自分勝手な内容ならともかく、スジが通っている内容なら表沙汰になって困るのは……

排他的、組織的だからこそ起こる問題ですが
排他する存在が大きくなると抗争になる。
検証に検証を費やして証拠をしっかりつかんで、叩きつけた意見ならここまでの問題にならなかったと思うが。
リップサービスもほどほどにしてもらわないと、期待してる人も疲れてしまいます。

3本目交換2日目

今日の交換結果。

オアシス
36g1頭、34g1頭、33g2頭、32g2頭、31g2頭、30g1頭

HS
33g1頭、32g1頭、30g1頭

KSP1
33g2頭、32g1頭


オアシスから。
DSCN1463.jpg
9番で28.0g→36.0g。

12番は2頭掘ったがう~ん……29.6g→34.4g。


昨日、今日で30頭やって
36g1頭、35g2頭、34g3頭、33g6頭、32g8頭、31g6頭、30g3頭、28g1頭
爆発なし。
やってて、「あ~、ダメだ。32gくらいか?……33gあるか……(または31gか)」と言う感じの交換です。

次は明後日。
今日と同じくらいの雰囲気のビンを掘る予定です。


3本目交換スタート

いよいよ、3本目交換スタート。
初日は宣言通りしょぼいヤツから。

オアシスは2本目24~6g程度、
HSは29g未満、KSP1も28g未満の
あまり状態が良くない3軍クラスのビンから交換開始しました。

成績は以下の通り。

オアシス
35g1頭、34g1頭、33g1頭、32g2頭、31g3頭、28g1頭

HS
34g1頭、32g1頭、31g1頭

KSP1
35g1頭、32g1頭、30g1頭


オアシスの35gは5番。24.8gから35.0g。
DSCN1431.jpg

ちなみに5番は全部で4頭しかおらず、♂に限ってはこの1頭だけ。
オアシス組は、20番から25.4g→34.8g、2番から26.8g→33.8gと出た。

HS組は、悪くはない手応えではある。
17番が28.8g→34.0gと言うのが出た。

KSP1は23番から27.6g→35.8gが出た。
オアシスから出た28.2gなんてのを写真撮ったせいでデジカメがバッテリー切れを起こし
画像は撮れずじまいになってしまった。


15本交換して、体重減が無しで30g未満が1頭だけと言うのは嬉しい。
今日は見るつもりが無かった35gクラスも見れたし満足の成果。

明日は今日よりも良いと思うビンを掘ります。
見たいサイズは36~7gクラスでしょうか。

交換まで、あと1日

いよいよ明日、交換開始です。
しょぼいのから交換開始です。
良いのは年末のお楽しみ。

フライング交換したくないので、今日はもうお酒買ってきちゃって飲んでます。
今日まで頑張って待った自分へのご褒美に、ワンカップじゃないお酒です(当然、パック酒でも無いよ)
まだまだ飲んで今日は絶対に交換しません。


さて、早期組は6♀中3♀は蛹室を作りました。
優先順位的には高い14-16が蛹室を作ってくれたのはありがたい。
残り半分もマットビンに既に入れてあります。
リミットは今月末。
蛹室を作らなければ、また交換です。


今年も、もう終わり。
よくクリスマス終わったらというけれども……
静岡駅伝と秋葉さん(地元の祭り)が終わったら、年末だもんね(クリスマスなんて無かった!)

年末年始は交換して酒飲んで寝る。
ついでに年末年始手当で稼ぐ。

3本目交換まであと2日

3本目交換開始まで、あと2日
今年の棚です。

DSCN1424.jpg
DSCN1425.jpg
DSCN1423.jpg

3枚目のオアシス組は主に年明け以降の交換になります。

画像の通りな感じですが
先週の温度調整以降から子実体が生えました。
もう交換するので、多分セーフ。
今の技量ではどうしてもキノコを生やしてしまうので
これを狙っての調整をかけました。
でも、きっと3本目でもキノコを生やしてしまいます。

後は今年は暴れませんでした。
これは、そういう気候なのか、菌糸が良かったのか、換気が効いたのか、
条件は不明ですが、暴れないことは良いことです。
暴れに関しては栄養が抜けて水分もオガもダメダメちゃんになってることがほとんどだと思います。
菌糸の状態は子実体が生えた・生えないは関係なく、鮮度の問題になりそうな気がします。
いきなり話がぶっ飛ぶようですが、いわゆる酸欠が真っ先に幼虫に対して直接的な関与をするとは思えません。
酸素濃度低下は止まると言うことから菌糸の活動があるところで止まるということが考えうると思います。
ですがこれは良い状態ではないというのは周知のとおり、失った酸素はどこからか導入する必要があります。
菌糸が酸素を食って炭酸ガスを出すのが問題。
ロクに換気できなきゃ、酸素濃度が減る。
減った状態では菌糸もだんだん息苦しくなる。
この間に菌糸は見た目以上の燃費を虐げられてるのではないかと。
矛盾してるが、酸素を安定供給し菌糸がバリバリに廻って完熟状態にさせるのは危険だと思うが
酸素供給を非効率にしても菌糸によるオガの分解という見地ではよろしくないのではと。
どこかにコツがあるはずですね……

他にも酸欠の話題となると、タイペストの水滴の付着が取り上げられますが
観察するとボトル側と大気側両方に水滴がついていることがあります。
ボトル側よりも大気側の水滴が個人的には気に入らないですね。

酸欠に関して言えることはいかに換気するかとは思います。
加圧ブローよりも負圧で排気した状態で導入する完全な置換のほうが良さげと思う。
排出したい空気を効率よく排気できる位置も見定めて。



さて、話題を変えて、オオクワギネス2トップの血統でまたまたひと悶着ありそうな気配ですね。
僕は業界を盛り上げることに興味無いですし、去る人を追いませんが
親交のある方もいますので、今回はあまり面白がってはいけないなという見方です。
双方のメンツの問題もあるのでしょうから、すぐには決着がつかない気がしますが
そうなると何年かしてどちらの血統が多数派として生き残っているかの問題ですね。
いっその事、既存の大型血統以外からポーンっと出てきたり
大型血統のハイブリッドとかから出てきたら、ギネス界隈の話としては面白そうですが……


3本目の菌糸を納入

DSCN1420.jpg

マツノさんへ3本目のオアシスを引き取りに。
今年は本当にオアシス製造が忙しかったようで
後口ロットも半分ほど混じってました。

忙しいことを承知で容赦なく来年の分も頼みました。
Mビン220本にMSボトル80本。
上限の注文。
唯一の情けは、全部Mビンにしなかったことくらい。


さて、家に帰って納入。
「後口」といっても使うには問題ない廻り具合とのことであるが
できれば先に作った方を使ってくれということだった。

DSCN1421.jpg
お分かりいただけただろうか……

左が先に作られた分。
右が後口。

右のものが、見た目が左のものになるってことは無いと思います。
個人的には2本目~3本目の間のオガのロットにそこまでの差異があるようには思えなかったのではあるが
仕上がりを見ると、オガの感じが違うのかな~という感じはする。
どちらかと言えば、右の後口がここ最近ではお馴染みの感じ。

僕は同一ロットのみはちょっと怖かったので、これは歓迎。


さて、ブリードルームは主要3銘柄の3本目菌糸が到着し
棚が満載になりました。
交換開始は24日。
菌糸が届くとフライング交換したくなりますが、ここまで来たのだから我慢。
せっかく幼虫も暴れずに来てるのだし。



最後に、気に入ってる某ブログを見たらまた話題性のありそうなネタが。
伏字のところは多分、分かる。
けど、真意についてはまだサッパリ。

ブリード近況

「嘘をつくのは低コスト、嘘を検証するのは高コスト。」
確かにそう思う。
被害者かよっぽどのバカでない限り、コスト度外視の検証なんてしませんし。
でも、だまされないor信じてもらえないのは嘘つきとしてはドサンピン。


さて、本題。
ブリード関係もスケジュールを一歩前進させました。

まず3本目交換前に温度を調整しました。
明日以降、菌糸が届くので、到着前にいじるつもりでした。
現状20~21℃。
子実体発生に危機感を募らせる温度です。

今年の温度調整は1本目もそうでしたが、交換前に調整してます。
1本目28~23℃、2本目23~20℃にしてますが
1本目は6月上旬~中旬の投入から8月までは28℃。
2本目交換の9月中旬までに23~4℃に下げました。
1本目はキノコが生えづらいのですが、高めの高温期間の長さの影響で流石にちょっと生えました。

2本目は交換後、22~3℃に安定させましたが
外気温とブリードルームが逆転するくらいで21~2℃へ。
そして、3本目交換1週間前の現時点で20~21℃。

冬温度は18~19℃になるように下げますので
あと2~3段階で到達させますが、1月中旬以降に調整し始めて、2月には冬温度に到達させる予定です。

今年のブリードはとにかく菌糸ビンの先々の負担軽減を念頭に入れてます。
3本目は昇温作業はどうしようもないにしても、降温作業の下げ幅を減らしたいから始まって
2本目も期間中の温度幅を減らしたいということで
1本目に負担を持っていきました。

3本目交換は予定通りクリスマスイブ。
交換したい衝動が出たら、酒飲んで寝ます(笑)


次に、早期羽化関係。
今年は幼虫の気分に任せていましたが苦戦ですね。
温度を31℃までかけましたが初動が遅い。
かといっても、初動が無く蛹室を作り始める訳でも無い。
遅いなりにも、動き始めたヤツからマットビンへ。
なんとか、6頭中3頭は蛹室を作らせました。
先日さらに1頭動き出したので、すかさずマットビンへ交換。
そして本日、シビレを切らして動きが無い2頭をマットビンへ交換。

早期狙いは戦略的な虫なので、産卵しなくてはどうなったって結果は同じです。
そもそも久留米は今のところ早期のやり方が計画的失敗といえるようなやり方でやってる以上
多少は強引な手を使います。

早ければ、今週末から蛹化するのが出始めると思いますので
羽化は来月中旬くらいからになると思います。
遅い幼虫も来月上旬には蛹室を作ってほしいですね。








忘年会

関東の忘年会に参加してきました。
参加者の皆さん、ありがとう御座いました。
お会いでき、短い時間でしたが楽しいひと時でした。
あまり身の入ったお話をした記憶が無いのがちょっともったいなかったです……

それでも普段は考えない事を考えさせられたり
これからの事をいろいろと聞かせていただけるのが醍醐味ですね。

5時くらいにyama rayさんとす~やんさんのお二方とお別れしてからは
オフ会前にアキバ見学してマークしといた銭湯へ。
朝風呂して、閉館ギリギリまで寝てから帰路へ。
家に着いたのはお昼前。

オフ会前は久々のアキバということもあり見物してまわりました。
5年ぶりでしたが前回同様、観光地としては楽しい。
メイドの客引きが多く、前回も全く相手にしなかったが
今回は1次会の場所で初めてマジマジとメイドを見る経験ができた。

新年会以来の方々、初めてお会いになった方々、
あまりお話しすることができなかった方もいて心残りもありますが
次回の楽しみとして、お疲れ様でした。



さて、話を変えて、久々にある大御所のHPを覗いてみた。
紙面に一枠の空きができるのは良い事ではないでしょうか。
少なくとも、あの枠は事実上の聖域でしたでしょうし。
英断にあっぱれ。

その件はその件ですが
あの雑誌も今のままでは長くない気がしますね。
今まではカリスマがいれば業界全体を支える圧倒的母数のライト層が読む。
現状はライト層が手薄になってきて
多数派派閥向けにシフトしないとって流れを感じます。

王道路線を軸に当時最強を誇った一桁号。
出せば、その虫がブームになるくらいの十番台号。
編集長が変わる前後の20号台後半くらいからは独特な雰囲気があった。
在庫が目立ち始めた30号台中盤。
入荷を減らし始めた40号台。


個人的には、厳しい現状に違いないとは思いますが
存続の危機は面白くない。
確かにライト路線の紙面に無駄に辛口なギネスコメントはダメだったと思う。
逆に硬派な紙面でギネスを讃える路線が見たいのではある。
子供ではないのだから「もっと大きいのを知ってる」でなく技術的なコメントで。
元締め気分でなく、一人の虫屋としてのコメントが欲しい。

例えばであるが、ザリ採りで大きいの採っても
「~ちゃん(←顔も知らないヤツ)は、前にもっと大きいの採ってるで」なんて
自分の知らない他所モンのウチワ話を持ち出してきても、野暮なものである。
これを堂々としかも文章として残ってしまう本に書いてしまう大人って。










今年初の冬型の気圧配置?

本格的な冬らしい気圧配置ですね。
仕事柄、特にこの時期からは夜勤の場合は一番冷える朝方に寒空の下で水作業をしたり
サウナなんかよりもはるかに暑い乾燥設備内での作業もあるので
「寒い」だの「暑い」って言葉はなるべく使わないのが身に付きましたが、それでも冷え込み始めはやっぱり寒い。

こういう寒い日は熱燗が良い。
仕事帰りで疲れた場合はワンカップの蓋をベッとはがしてレンジで500W50秒。

前は美味しい酒を選びがちでしたが、最近は少しずつ安酒に移行中です(まだパック酒まで行ってませんが)
そんな中でも、楽しみは磯自慢。
今年は本当に手に入らなかった……
去年は年間で10升くらいは飲みましたが、今年は3升も飲んでませんね。
入荷が無かった……(菌糸ビンよりも入手に自信ない)
ので、せめて年末年始くらいはと思って予約。
この辺はラッキーなことに少し顔が利いて何とかしてもらえた。

さて、3本目交換のほうは、今月24日を作戦開始の日として予定してます。
今年は運悪く29日、30日で休みですがその前後が仕事でしかも少し忙しくなりそうで
年始も最初の休みに初詣で遠出することに決めたので
年内に小さいのと良いのを交換し、残りを年明けにやることになりそうです。
年内は♂しか交換しませんが年内中にオアシス40本、HS20本、KSP1も20本程度が目標です。
年明け後は上旬に残りのオアシス40本、HS20本、KSP1を20本。
中旬にオアシスの残り40本を納入して、残りの40本。
交換作業は基本的に計画通りにいかないので、年内に100本以上やってるかもですが。
♀は3本目の本数が足りないので、交換したい順番に適当にやります。


しかし、急な冬型の気圧配置。
寒くなれば、成虫の越冬には都合が良いです。
動きが鈍くなったヤツに上からマット足せば、勝手に部屋作って越冬しますから。
問題は幼虫。というより菌糸。

湿度の下がり方も半端ではないです。
先日まで加湿器まわして50%割ったと思いきや、ここ数日は40%すら割る始末。
明らかに能力不足です。
まあ、一時的にしても例年の本格的な冬の寒さが来てくれてたので良いデータにはなります。
でも1日に1升ビンを3本も空けててしまう湿度具合にはガッカリ。
せっかく、加湿してもその空気を外に捨ててるので致し方ないのかも……

今年は湿度を気にかけてますが、あまり根拠が無いですね。
夏は除湿を回して、冬のこの時期は加湿をしてます。
菌糸の状態を重視するとなると、気候の変化を該当ビンで感じさせてはいけない感じがするのですよね。
特に熟度が進む段階では。
菌床栽培の基本は培地の完熟後の発生作業。

季節の変わり目に状態を維持した菌糸ビンなら、乗り越えられるのでと思ってます。
逆にいつ生えてもおかしくないビンは、生半可な管理なら即生える。
子実体の発生は水分の損失もありますが、培地の栄養を吸い上げているのでしょうね。
幼虫を育てる栄養を子実体に持っていかれる。
ついでに水分も無い。
例えれば、しょぼい材。
ダーッと走って当たり前。

3本目はどうしても温度でストレスを与えるハメになりますが
2本目くらいはまではあまり悩まずに過ごしたいです。
幼虫の挙動自体は、換気が効いてか今年は暴れてないですが……


3本目交換は年内に良い結果を出して、良い酒が飲みたいのですがね~……

14年久留米2本目交換後管理表 14-23/14-26

今日は会社の忘年会でした。

僕は珍しく終盤戦まで生き残りました。
最近は飲み会嫌いの若者が多いのはマジバナで、自分の後輩はサッサと逃げ帰りました。
飲み会嫌いって解らなくもないですが
まあ、何というか、飲み会って気の利いたことをしてみろっていう場ではないと思うのですよね。

そういう意味では自分は気が利かすどころかむしろ散々、先輩には迷惑をかけまくっている。
オマケに勉強しないトンデモ野郎だよなあと思っている。
こんなでも相手してくれる先輩がいるのはありがたいことだと思う。
少なくとも「もう、来るな!」とは言われてないし(笑)


まあ、何にしてもそうですが新参には厳しい。
ただ逃げちゃダメなんですね。これが本当に。
ついでに反骨心とかハングリーは必要。

ガキの頃はだらしない男を指して「女の腐ったの」なんてよく怒られたもの(両親でなく周囲の大人から)ですが
流石にこの辺は中坊あたりでカチンとくるくらいの気概はあったものです。
自分は高校に上がるくらいまで小学生に間違われるレベル(ファミレスで子供用の椅子と子供用の食器を渡される)
でしたので、おのずと精神的には少し遅れてましたが、大人扱いされ始めてからは変わりました。
だからか、試されてるのに反骨心を持たないヤツはどうにも好きになれない。
こんな話はどうでも良い事ですが。


さてさて、飲み会シーズンは始まったばかりですが
戦いのような飲み会は一つ終えたので、個人的にはとりあえずはお気楽ムードです。


さて、本題のクワネタ。

まずは23番。
14-23は種♂が自己ブリ12-4の83.0mmで、種♀が自己ブリ12-7の53.0mmと言う組み合わせ。

14-23.png
成績的には特筆することが無いです。
ただ2本目の雰囲気的には一番、自己ブリ12-7にビンの状態が似ているような気がします。


次は26番。
14-26は種♂に14-23と同一個体の自己ブリ12-4の83.0mmを使用し
種♀はshima12-15の53.2mmを使用。

14-26.png
26番は細い幼虫が多い気がします。
このラインも3本目交換時に体重が乗っていれば楽しみになりそうです。


さて、急激に寒波が押し寄せて寒くなりました。
今年は設備面で換気扇もそうですが、加湿も現在まわしてます。
雨が降らないと恐ろしく乾燥しますね……

14年久留米2本目交換後管理表 14-2/14-11/14-17/14-25

早期♀ラインで経過良好なのは
2番と11番と17番と25番。


まずは2番。

14-2は組み合わせは
自己ブリ12-7の85.0mmと自己ブリ13-5の48.0mm。
自己ブリ13-5はマツノ11-1の83.0mm×MK11-10の53.0mm。
組み合わせ的には、幾つか組んだ早期♀ラインでは一番良い組み合わせと思ってます。

14-2.png
使用したすべての銘柄から30g超えが出てます。
最少もあまり長い間入れてないオアシスMSからの26.8gです。
♀も小さいの出てませんし、良いラインになるはず……


次は11番。

14-11は組み合わせは
自己ブリ12-7の84.0mmと自己ブリ13-8の47.0mm。
自己ブリ13-8はマツノ11-1の83.0mm×shima11-8の53.7mm。
ちょっと異色なラインで太くはなりえないラインと思います。

14-11.png
このラインは長さは良くわからないですが
細い幼虫が多かったですね。
3本目で太って、どのくらいになるか楽しみです。
体重が乗れば凄い結果が出そうなラインです。
種♂の自己ブリ12-7の84.0mmは14-9、14-12といい良い仕事をしてくれてます。


次は17番。

14-17の組み合わせは
マツノ13-1の83.5mmと自己ブリ13-1の47.5mm。
自己ブリ13-1はMK11-10の84.0mm×マツノ11-8の53.0mm。
自己ブリ13-1は見捨てたくないラインなんですよね。
組み合わせ相手としてマツノ系で体重を乗るであろう相手を選びました。

14-17.png
遅めに回収した♂は小さいですが
普通に回収した幼虫は期待できると思います。
この組み合わせって久留米としては意外と濃い餌の申し子なのかもしれませんでしたね。


最後に25番。

14-25の組み合わせは
自己ブリ12-4の83.0mmと自己ブリ13-5の48.0mm。
自己ブリ12-4はマツノ10-9の81.0mm×waizu10-Aの52.1mm。
12-4も太いのは一切出ませんでした。

14-25_20141202041450561.png
このラインも体重が乗ってくれば
14-11同様に楽しみになるラインです。



以上の4ラインが早期♀ラインの中では好調なラインでした。
次の交換では2番が大きくなりそうな気がしますが
体重が乗りさえすれば大きく羽化しそうな気がするのは11番か25番ですね。

12月、入りの日

僕がお気に入りのところで、ダイオウヒラタとスマトラヒラタ、
ダイオウヒラタとパラワンヒラタの交雑の画像を見ることができた。

個人的には、「うん、こうなるでしょう」と。
世の中には、交雑と言えば当たり前のように良いとこどりできると思い込んでいる人がいる。
ただ、その良いとこどりっていうのはあくまで「作出する人間の意図」によるものですね。

自分は交雑にはあるジレンマがあると思っている。
たとえば、成功した交雑の次は「何をかけようか?」という。
薄めるか、濃くするか、次の種を使うか、といった……
今は血統が認知化されているので、廃れるような血統ではダメである。
サイズを維持すら分なら堅い選択は濃くする方向だと思うが、先祖返りと言うものもあると思う。

世の中には悪人はいる。
悪人を全否定できるほど完璧超人でない自分はたまには悪人の考え方もしてみる。
交雑を疑うというのはそういうことだと思うからだ。
故意の交雑というのは究極的に人の無自覚な善意と悪意を両立させた大問題だと思う。
虫屋としては、吐き捨てるくらいな問題だと。

それでも、クワガタ屋でいる以上は見過ごせません。
かの有名な大御所が異論を出すくらいだから、当然、末端の我々ブリーダーも気になる訳ですし。

たまに、マジメな方はこういうことを目にして嫌気が刺すという。
僕は好きな分野だからこそ、嫌な事に目を背けたくない。



かくいう自分にもジレンマがある。
なぜ、久留米をやっているのかという……
再来年にでもギネスを狙うなら、やっぱりYGなんですね。
理由はYGのほうが一歩も二歩も先を行ってるとしか言いようがないです。

毎回、YGを見る度に「何故、久留米に惚れたか」を思い出す。
それと同時にいっぱしのクワガタ愛好家を気取る以上はもう、軽い気持ちでの浮気はしたくないという思いもある。
それくらいの勉強をさせてもらったと思っている。

大御所と呼ばれる方には、意地がある。
その意地の示し方も人それぞれではある。
この辺に関してはそれこそ人それぞれだと思うので割愛する。

ともかく、自分が惚れた人の良い虫を見捨てることができないというのが本音である。


だからこそ、今年は何とか少しでも近づきたい思いがある。
別にダメでも、自分には来年、再来年があるのですが、できれば早い方が良い……



話を変えて、今日から、来年の種親は全て越冬体制に移行します。
同じタイトルのエロ漫画雑誌を5冊買う頃には、ペアリングの時期ですね。
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庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
久留米専。
自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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