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前哨戦前日

久留米の3本目交換前に一大イベント、山梨の3本目交換がいよいよ明日。

3本目用のHSが届きました。
う~ん、今までのHSとは全くの別物。
少なくとも自分の知ってるHSとは違う。
カンタケ……否、ヒラタケ?に近いウスヒラ?新菌?
昔のヒラタケ菌糸に近いかな~。
低温でも子実体が生えないの迄似てたりして……(そうなるとウスヒラの旨味を活かせないような)
ともあれ、この菌の実物を見て納得。
菌勢がメチャ強そうですし、上部被膜もキレイに張りやすいものだと思います。
来月届く3本目のPP1400も同様のものが来るんじゃないかな~……

ちなみにHSは今年の1本目で神長、三階松同様の事態が起こってます。
2本目も危なっかしい感じです。
厳密には良さそうなのは良さそうで
ダメそうなのはダメなんですが菌死滅→まっ黒コースでも無いです。
久留米と山梨、両方でHSを使ってますが一月早い山梨のほうが良い感じのロットでした。


明日はタイベックの別規格が1ロール来ます。
この前のロールは業界標準品と比べて、少しマシな手応えとなってます。
少しマシで納得できるはずは無いので淡い期待を込めて
明日、到着するロールで山梨の3本目交換します。
カットを自分でするので業界規格の14cmでなく、15cmにします。
キッチリ締まるようになりますが、このわずかなクリアランスの差がどう出るかはやってみないと分かりません。
それで結果良好なら久留米にも使用。
マズったらこの前のロールを使います。


マジメに久留米の為の犠牲というかテストブリードになってしまっている山梨ですが
1本目4ヶ月で29gまで出てたりします。
最近の大型血統のイメージで30gは通過点と思えるようになってしまってますが
自己採集から30gなんて一昔前のイメージでは一流ブリーダーです。
それでもって80mmを羽化させた日には……

ちなみに久留米のイメージで染まってますので、明日は33gくらいが見れるのではとか思ってます。
1頭も30gが出なかったら、まあ、そんなものでしょうと。

ちなみに♀は半年羽化ですが、48mmが出てます。
雰囲気が久留米よりも良くね?って感じで困ります。
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♀の交換はまだ続く

今年は♀の自己更新が続いてます。
先日、19.0gが出たと思ったら、今日は19.2g。
9月中に交換したので18.0gが出て驚いてましたが、5ヶ月入れたビンから19g台。

ちなみに大きくなるかは完全にラインで差が出ます。
15gくらいはどのラインからでも。
17gに壁があって、18gにも壁が。
必然的に♀が大きくなるラインは♂にも期待がかかります。

ちなみに19g台が出てるのは13番。
マツノ13-19×マツノ13-14という自分が思う、あの年のマツノ久留米で最高峰のライン。
でも♂の2本目交換時はあまり大きいの出ませんでした。
今年もよりによってこういうラインをKSP2に入れませんでした。
センス無さ過ぎてドン引きです。
形状に自信ありの組み合わせですが、体重が乗ってくれればパーフェクト。
1本目大きくなりませんでしたが経過自体に大チョンボは多分無いので
次の交換でサクッと37~8gが出てくれると思ってます。


早期狙いのほうは、芳しくないながらも及第点です。
16番はサナギになったのも込みで7頭が蛹室を作りました。
早期仕込みで調子に乗って4頭落としてますが、大丈夫でしょう。
このラインは通常羽化♀が幾つ残ってるんだというくらいにたくさん仕込んでます。
出来るだけ年内羽化しか使いたくないので、この時点でもう種♀として外れてるのもいますが
仕込んだ自分の責任だと思って世話します。


今年は産卵で失敗して早期の早期を仕込めませんでしたが
来年は仕込みたいので頑張ります。
血を調整するにあたって早期の早期が一番手っ取り早いと思いますので。

本気モードはまだ続く

今更ですがプレミア12。
やっぱ久古。
なんで、連れてかなかったの?
巨人ファンとして、アレは一目見ただけで「あれ、打てなくね?」と。
燃え上がることなく終わった大会でした。


さて、クワガタネタは規格の違うタイベックをもう1ロール買いました。
モタモタしていては3本目に合わすには、時間が無さ過ぎます。
行き当たりばったりで取り返しのつかない挑戦は嫌いですが
勝つための挑戦なら手段は選びません。

最低限のイメージだけでも持ちたいものです。
幾らでもイレギュラーの可能性があるだけに……



タイベック選定

DSCN1047[1]

PP1400用フィルター選定への第一歩。
まずはロール購入です。

購入時は規格(主に厚さ)があるので注意。
今回は前例が無いので、菌糸用で薄めのもの(現状これは薄すぎる)が一般的に流通している点と
一番厚いものがググるとハガキ並の厚さではないだろうかという点から真ん中の厚さをチョイス。

ちなみにこのロールは幅1mで長さ50m。
一般的な既成PP1400に挟まれてるものは14cmのもの。
14cmは結構ギリギリのサイズなので、自分でカットするという手前上15cmにカットしてみることに。

カットして一般的に昆虫業界で流通しているものと比較。
気持ち厚いような……よくわからん。
光にかざす……気持ち繊維が多いような……よくわからん。
PP1400に挟んでフィットテストしてみる。
フィットテストすると、しっかり締まる様な気がする。

とりあえず、試験運用してみない事には始まらないので
結露が見られる幼虫が入ったボトルのフィルターを今回の選定品に交換した。
菌が廻っているボトルなので発菌具合は分からないが透過具合は確認できるはずである。
ちなみに既成ボトルに元から入っていたものと、一般的に流通しているものは
水分がスルーしているようで結露水が数日で発生し始めます。
上部乾燥を防ぐのを狙うので透過は無い方が好ましいとされます。

ただ、上記の試験運用では水分の透過は確認できても
一番重要な発菌具合が確認できません。
上部被膜を再生させることが一番重要で、その為には水分を保持させることと
空気の流通が確保されていることが必要。
水分は抜けないけど、発菌が遅すぎて腐っちゃいましたではお話になりません。

そこで今年ブリードしてる自己採集山梨産を使います。
久留米より1ヶ月早くブリード開始した山梨はそろそろ3本目交換の時期。
菌糸はHSを選択(フィルターの試験運用にも都合が良い)
来月頭に実際に幼虫を投入して、上部被膜の再生と水分の透過の確認をします。
久留米の3本目交換は来月中旬以降ですので、タイミングとしてはギリギリ間に合うでしょう。

それにしても山梨は大活躍です。
WF1時代は「高添加だろうが関係ない!」とHS投入でしたし
今年は神長菌糸の銘柄チェックに使われ、さらにフィルターテストに使われる。
我が家におけるブリード貢献力は随一だったりします。

ちなみにこれがまだ薄い傾向の不具合出ると
一番厚いものも買って見なければならなくなる……
タイベック、厚さ変わると値段も跳ね上がるのでコレで正解であってほしい。
実は昆虫業界での流通はコスト削減で薄いものを選定してるとかじゃ無いよねー。

我が家の久留米戦略の一つ

ウチのブリードの礎となるであろう2♂です。

自己ブリ12-7(マツノ10-11×マツノ10-4) 85.0mm
DSCN01461.jpg

マツノ11-1 83.0mm
DSCN01171.jpg

この2♂は良いです。


これは、今後期待のラインです。
自己ブリ13-1(MK11-10×マツノ11-8) 82.0mm
DSCN19381.jpg

このラインは背景抜群ながら、ブリードに幾つかの稚拙な点が見られポテンシャルを引き出せませんでした。
しかし羽化した個体は皆、アゴが長く尻が長い虫。
早期♀も作っており、上画像の自己ブリ12-7の85.0mmと組み合わせました。

それが、自己ブリ14-1(自己ブリ12-7×自己ブリ13-1早期♀) 85.0mm
DSCN03471.jpg

14年ブリードもまだまだ稚拙な点があって、特にPP1400を使いこなせませんでした。
しかし、組み合わせは決して間違ってなかったと言えるラインが出来ました。


そして、もう一つの存在を放つライン。
自己ブリ13-5(マツノ11-1×MK11-10) 
83.5mm
DSCN18991.jpg

83.0mm
DSCN18931.jpg

83.0mm
DSCN18821.jpg


13年ブリードの苦戦の中でもこのラインは良いのではないかと思いました。
小さい幼虫が出ず、羽化もそこそこ良かった印象があります。
早期♀も作っており、こちらも自己ブリ12-7の85.0mmと組み合わせたのが
自己ブリ14-2(自己ブリ12-7×自己ブリ13-5早期♀)
85.5mm
DSCN03861.jpg

14-2は形状が完璧。


15年のブリードでは、補強♂の黒王さん88.6同腹83.7mmやマツノ13-13、13-19といった個体が主役ですが
16年のブリードは去年、今年の補強陣に加え、14-1や14-2が必ず戦力になると思ってます。

16年ブリードは目指せ!久留米の能勢YG化の為に戦力は整えていく段階に入りそうです。

最後のステージを考える

品川オフ会で羽化管理について探りを入れました。

湿度管理がネックという話をしましたが
上部被膜再生時の管理としては間違いなく有効だと思います。
しかし常にずっと必要なのかとふと考えまして。
以前、クマモンさんとの電話の中でヒントがあったような気がします。

昨年、徹底した湿度管理をしましたが効果は?でした。
むしろ、蛹室作りにはある影響のほうがずっと大きいように感じまして。
早期狙いでも感じてますし、実はずっとそう感じてきたことです。

幼虫を交換後に小さくしないように、
上部被膜をきれいに再生する湿度調整するのが本質ですので
蛹室作成の際には蛹室作成の本質を見極めることが必要なのではと。


プランとしては昇温完了後、湿度管理終了。
温度管理は基本、温度とりによる遠隔監視。

ここまでやるには、絶対にタイペストを何とかしなければなりません。

早期♀の経過

今年の早期狙いは冷し虫家を2台使ってます。
TFと08を使って、両方31~2℃でここまで来ましたが
蛹室を作るのが増えてきましたので08を26℃に下げて羽化用に。
まだ蛹室を作ってないのはTFへ。
30℃超えでのサナギ以降ステージは羽化まで早いですが死亡率が……

昨日のオフ会でも少し話題に挙がりましたが
TFのほうが蛹室を作ってくれるのが早い気がします。
原因は温度だけではないと思います。

今までチラチラと観察してましたが、これで1週間ほど放置できます。
来週あたりまでに蛹室を作らないのはウチでは使わないかもです。
今、蛹室作ってる分でもギリギリの数ですので……


早期狙いに関しては未だに良い手応えがありません。
今年はオアシス以外の菌糸でもやりましたが、全然……
結局、交換後1ヶ月ほどで諦めて全てマットビン行き。

1本目の体重を気にしなければ
1本目で3ヶ月くらい経過すればほぼ100%で♂♀の判別がつくので
交換無しで31℃冷し虫家に突っ込んで急激な劣化による環境変化でスイッチを入れることも可能だと思いますが
(最悪、劣化後にマットビンに換えれば良いし、その方が羽化個体の歪みは無い)
1本目の体重は種としてのファクターだと思うので、交換は欠かせません。
問題は交換先が菌糸かマットか。
今のところ、菌糸で上手くいったのは13年ブリでほんの数個体。
来年は判別で♀判断したのは半月引っ張って、マットにするのも試してみようかな……
早期羽化はやり方云々でなく当然のように決めたいのですがなかなか。


早期羽化については、♀の若さだけを語るのはナンセンスだと思ってます。
やり方次第で、簡単に外すこともありますし。
ただ若い♀が体重を乗せるということには間違いなく有利っぽそうです。

何を考えてるかというと、♀の若さ+組み合わせ。
結論から先に書きますが、これをイメージ通りに遂行できれば毎年着々と大きくできるはず。

今の考えは、あらかじめどのような虫が羽化するかイメージし組み合わせる段階で種親を厳選して、
後は体重の乗りで早期をやるかやらないか判断。
早期♀の組み合わせも通常♀の組み合わせ同様に戦略を練ることも今後、重要になると確信してます。
以前までは徹底アウト主義でしたが、血の濃さ云々に思うことがあって
今はブリードを表裏で完全に分けてしまうと早期♀の素質を完全に引き出すのは難しいのではと。

来年羽化の♂に合わせた、戦略的なラインも組む必要がありそうです。
※早期用の組み合わせといっても、経過次第でふるい落としますが。


上記した早期♀の運用戦略についての手応えは、あと3~4シーズンくらいほしいところです。

首都圏久留米党オフ会

史上最悪の論客として参加してきました。

この場を借りて参加された
チョネさん、主水さん、す~やんさん、クワじいさん、KAYさん、スクルドさん
お疲れ様でした。


解散後はカラオケで休憩……と思いきや
朝まで歌ってました。

久々のオールです。
最近、弱くなった気がしただけでした。
クワガタ話で感度ビンビンになってしまうと全く寝付けません。


帰宅して……とりあえず、何かしたくなるものの
先週、今回の教訓で余分なことはしてはいけないと決めたので寝ます。
1月の九州と
2月くらいにもう一度オフ会開いてもらって、再度「余分なことをしない」と厳命していただかないと……


それと昨日、オフ会に行く前に前回ブログに書いたことを進めました。
今、在庫で持ってる分は微妙なタイプのものですので、3本目で間に合わせるべく早急に動いてます。
一番、楽しようとした選択は難航(以前もダメだった様な気がします)
ですので、覚悟を決めました。

フタ結露問題に切り込む

DSCN1044[1]

この画像を見て、ピンときた方……

シコティッシュでは御座いません。

左半分拡大
DSCN1045[1]

右半分拡大
DSCN1046[1]



先日のオフ会で少し話題に挙がった点で家に帰ってから少し調べました。

右と左で決定的な厚みは無いように思えますが
ちぎった際の断面及び内側の繊維質が別物です。
ちぎるにも左のほうが力が要りますしきれいにちぎれません。
この比較はあくまで個人的な検証です。
このことからある程度の考察が出てますが、ちょっとまだ丸秘です。

右タイプになると思いますが、厚さに関しても規格が幾つかあるようです。
もっともロールで買う度胸がなかなか湧かない……


3本目に間に合わないと思いますが
対策しないといけないことだと考えてます。

夢のような時間

ちょっと今までにない方向でワクワクしてしょうがないです。
オオクワを採るぞと意気込んだ2012年の春、そして採った瞬間なみに。

先週末のオフ会。
夢のような時間でした。

野球部時代、腕を見込んだ先輩とキャッチボールしたり打撃練習の投手を務めてもらうときの高揚感です。
いつまでも続けたくなる夢のようなキャッチボール。
時間が経てば経つほどに考えさせられる。
何が足りないのか?
余分なことをしてないか?
実行すべき理想のイメージの具体性は?

思って見れば、全てマネから始まった。
要点を見極めるセンス。
失敗を失敗と理解できる判断力。
搦め手を搦め手と判別する判断力。
小手先はあくまで小手先に過ぎないということ。

オートマチックブリードの真意。
全てブリーダーの都合でなく、あくまで虫主体でブリーダーが最適なアシストでオートマチック化する。
ポンコツオートマチックではダメ。


常にブリードは楽しいのですが
こんなに楽しいのは久しぶりです。

来年の構想

来年のブリード構想が大体、出来上がりました。

最大体重に乗っけるまではようやく見えてきました。
後伸びは信じてませんので、1本目から見直しました。

30ライン程度600頭体制を予定。

ペアリング4月上旬まで(ペアリングセットはGullさんのマネ)
産卵セット、4月中旬以降。※例年と比べ半月早め
産卵セットは従来型ホダ3本掛けとクマモンさんの必殺植菌材2本掛けを用途に応じて使用。
割り出しは初齢に変更
1本目投入、6月上旬。※初齢中期以降投入
26℃以上の27℃前後で管理。
交換前に24~5℃に落とす。
2本目交換、10月前後。30g越え100頭が目標。
蓋は即締め。上部被膜の再生を優先。
3本目交換後、3週間程度で23℃以上の24℃へ。
3本目交換、年末。
蓋は即締め。上部被膜の再生を優先。
3本目交換後、被膜形成を確認後、降温開始。
3月以降昇温、26℃まで上げて最初の蛹室作成確認以降24℃。


課題は上部被膜再生。
2015年から菌糸の管理を温度管理及び交換に反映させてます。

2014年は1本目の運用を改善したものの、上部被膜再生に課題を残し
2015年は上部被膜再生に改善を試みるも、1本目の運用に見直しが必要になり
2016年はいよいよポテンシャルを最大限活かす方向性を見つける予定です。

幼虫を大きくすることを達成しないと、羽化のステージで戦えませんので。
脱久留米のイメージ、目指せ久留米のYG化。
ポテンシャルは同じ。
グッバイ還元率、です。

ブリード近況

3本目交換まで、あと1ヶ月。
1本目はウチも1銘柄、菌死滅がありましたが2本目は無事そうです。
ただ凄い良い感じもしません。

オアシスは状態は良さそうですが例年と雰囲気が違う。
HSとKSP2はほとんど同じような状態ですが昨年と比べて目に見えた違いは無し。
2本目オアシスへリレーしたのは多分大きくなってない。
今年の2本目の管理は大きく変えた点がありますが、成果は交換するまで分からないです。

今年は1本目で大きなミスを2つ(うち1つは長年やってきて今年ようやく気付いた)してますので
2本目もその影響を受ける見込みのが確実にあります。
来年は確実に対処するので、今年はしょうがないとしか言いようがありません。

期待できるのもいますが
この時点で♂の7割が期待するか、3割しか期待できないか、は大違いです。
幼虫を大きくできなくては、先がありませんので。


さて、週末に持ってく話題の一つを考えてます。

名古屋・豊橋オフ会

去る14日、名古屋へ。
20時から参加で締めのラーメン後は漫喫で夜を明かす。
翌15日、マツノインセクトへ。
大勢でのマツノツアーは初めて。

楽しいオフ会でした。

声をかけてくれたmindさん。
お車出してくださったdaitouさん。
名幹事masaさん(オアシスはM瓶でよろしくお願いします)
2次会をともに楽しんだgatchさん。
締めラーメンでお隣にお隣になりました、サラサラ会でお馴染みのdapさん。
静岡駅まで共にしたyama_rayさん。
ありがとうございました。

Gullさんを独り占め状態にしてしまいましたが
本当に勉強になる時間を過ごさせていただきました。
思った以上に今まで考えてきたことについて報われました。
課題も明確になりましたし今後の宿題も作りましたし、良い刺激をもらいました。
ギネス狙いブリーダーとして手合わせを願えられるように頑張らないと。

マツノさんではまずGullさんとともにオアシス発注。
来年は300本M瓶。
そして今年羽化個体品評会。
やっぱり11番の86mmは凄いと。
あれを見たら、同腹♂にツバつけとかないと。


充実した1泊2日でした。



さて、今週末は品川へ。
首都圏久留米党オフ会。
BE-KUWAに名を連ねたブリーダーさんが多数参加するハイレベルなオフ会を楽しみにしてます。

オカルトグッズ?~備長炭~

炭に関して調べてます。

発端は神長さんに電話かけてから。
疑うのも申し訳ないので、とりあえず高い備長炭を12kgアマゾンでポチりました。

炭が良いらしいのは10年以上前に師匠も言ってましたが
オカルトっぽくて受け流しました。
気の流れとか金運というイメージの風水はあまり信じてませんので……

炭といえば脱臭が有名。
次いで除湿(備長炭はより多孔質素材の為、除湿のみならず調湿能力もあるそうだ)
TVでリフォーム番組を見ると床下に炭を敷き詰めるのを見ますが
あれも湿度対策と雑虫対策。

そしてここからがナゾのゾーンで
まず、「置き炭効果」。
部屋の四方を囲むように炭(具体量はピンキリ)を配置する、とのことである。
得られる効果はハウスダスト対策(これは空気清浄機で十分)と
還元作用によって酸化作用を防ぐ……


そして最大のナゾ、「電磁波対策」。
磁力線を発生する装置・設備は生活環境下でも多数ありますが
硬い炭であれば防げるという理論。
どうも電磁波とか言い出されるとオカルトというか宗教というか(笑)

キノコにおける磁力線の影響は、落雷した場所には生えやすくなるとかどうとか聞いたこともありますが
磁力線で活性化したり衰えたりの影響があるそうだ。
三階松さんのところには磁力線発生原因について書いてありますが
鉄塔、変圧器、送電線や家電の多くが該当する模様。
磁力線が菌糸の伸長、熟度、子実体の発生、劣化に繋がるのであれば考慮する価値はあります。
ちなみに、このカラクリを利用したものがブリードアイテムでいうとアレらしい。


そうこう書いてると、ヤマトの兄ちゃんから電話が来たので受け取って
速やかにブリードルーム四方の床と天井付近にセットしました。

要は劣化対策で菌糸長持ちすれば成功。
ダメなら失敗。
こちらでやれることを全部やって、こちらサイドの失敗要因を潰すだけです。
キノコ屋さんの意見を信じてみます。

早期♀蛹化と山梨羽化

久留米早期狙い、最初の一頭目が蛹化しました。

DSCN1035[1]

早期狙いは現状、画像個体を含めて7頭が蛹室を作りました。
こと16番は既に4頭。
自分のとこだけでも5頭は確保したいのでもうひと頑張りです。


そして、山梨の羽化。

昨日羽化したボトル。
DSCN1036[1]

マットではありません。
菌糸1本返しです。
笑っちゃうくらい、ベチョベチョです。
投入日が早いせいか、温度ショック無しで半年羽化。

もっと早く羽化したのはこれ。
DSCN1037[1]

5ヶ月羽化。
温度ショックは勿論なし。
サイズは46mmはあるかな。
1本返しでベチョベチョになりますが、きれいに羽化してきます。
久留米でもこのくらいうまくいくと良いものですが。

DSCN1039[1]


どうも、早期♀と通常♀は虫の雰囲気が違うような感じがします。
少なくても久留米は違う感じ。
通常♀は全体的にもそうですが特に上翅がシューっとした感じや
大きい個体やラインの最大個体はお尻が大きくなる。
対して早期♀はコロンとしたような形になりやすいような。
デカ♀特有のゴロンではなく、コロン。
温度のせいか、幼虫期間の体力の差なのか。
一昨年、昨年は通常♀と早期♀の姉妹も見比べることができましたが
雰囲気の違いは薄々ある感じが。



さて今週末は名古屋。
来週末に品川。
西へ東へ。

オカルト臭いと思って放置したネタですが、改めて気になっている話を持っていきます。

11月7日の雑記

昨日はマツノさんへ♀用ボトルを引き取りに。
今年の♀は基本2本返しです。

そして、3本目追加を伺ってみる。
予約リストと睨めっこさせながら、電卓を叩かせ
「う~ん・・・・・・、良いよ……」と快諾?を得る。

そしてさらに補強を試みる。
これは85mmが出たところで決めました。
そういえば7番も84mmが2頭出てました。
今年は84mmクラスがたくさん出てました。


やりたい放題しているところにフォレスターさん登場。
ここからお昼過ぎまで主にクワガタ雑談。
またよろしくお願いします。


家に帰宅してボトルを納入後、神長さんに電話。
聞きたいことが幾つもあったので、質問攻め。
気がついたらいつも通りの長電話で2時間経っていた。
あまりの情報量に受話器をとる反対側の耳から漏れ出す。


その後は少し休憩するつもりが寝てしまい、起きたのが今。
クワガタムシの為なら不眠不休なんじゃないか?と思った体力もすっかり落ちてしまったと。

早期狙い蛹室作成

DSCN1034[1]

早期狙いで1頭、シワが入ったのが出てきました。
蛹室を作り始めたのもチラホラ出ています。
マットビンにさえ入れれば早いです。

早期狙いの個体は全てマットビンへ移しました。
今月20日くらいに蛹室を作ってくれれば年内羽化は確実です。


そういえば、1本1400が余ったのでセミになってる昨年ブリードの♂を交換しました。
6番の♂ですが36.6gありました。
流石に10ヶ月も経過したビンでしたので中は散々かき回しておぞい状態になってましたが
セミになってる奴は大体大きくなってます。
暴れる前に側面から見えた時は、ちょっとデカ過ぎない?って感じでしたし。
6番は3♂しかいなくて2頭は81mm止まり。
♀が大きくなったラインで、来年のブリードでは使ってみようかと思ってます。

昨年のブリードではセミは4頭ほどは出ました。
温度ショックは18℃まで下げて26℃まで上げましたが、しょうがないです。

今年はサーモコントローラーでシビアな管理ができますので
1月下旬から下げ始めて19.5℃で冬温度、3月中旬から上げ始めて25.5℃まで昇温が目標です。

今年の2本目は酸欠無視で交換直後に蓋をして、湿度も50%切らない管理をしてます。
大きくなる予定です。
3本目交換後も同様でいきます。
上部被膜を再生させることが至上課題ですので
3本目交換は12月中旬開始で、出来る限り年内に終わらせたいですね。
2本目10月末交換もいますが致し方ありません……

来年は1本目以降の管理はさほど変えなくても良い感じがしますが
1本目投入までのサイクルは変えます。
毎年、来年のブリード法がスタンダードだと確信しますが
来年の今頃はまた課題が見つかってるのかもしれません……

秋の管理へ移行

DSCN1033[1]
オフシーズンなので遊んでやってます。


さて、11月になりました。
ブリードルームの温度の追従が気持ち甘くなってきましたので
エアコンを冷房から暖房に切り替えて、サーモコントローラーも冷房側から暖房側へ切り替え。
温度管理の切り替え時が一番踏ん張りどころなのでサーモの精度も0.5℃から0.2℃へ。
さらに加湿器を稼働開始しました。
この切り替えはイメージトレーニングをかなりしたので
一発で完璧っぽい出来。

除湿器から加湿器の切り替えですが
除湿器は梅雨頃から回し始めて9月中旬まで回してました。
交換時期となる9月中旬~10月いっぱいは除湿器は一切回さず。
そして冷房→暖房のタイミングで加湿器へ切り替え。

今年の2本目の管理は気合入ってるつもりです。


さて、早期狙いのほうは1頭蛹室を作りました。
マットビンへ移して2~3週間で蛹室を作るイメージですので、これから続々と作り始めてもらわないとです。
まだ菌糸ボトルから移してないのもいますので明日にも早期狙いは全てマットビンへ移します。
目標は年内羽化です。
遅くても1月上旬に仕上げないと不安です。
来年は1本目の投入時期の厳守とそれに合わせた孵化10~14日程度の幼虫の確保が重要ミッションですので。

16番の早期♀は来年の切り札で、黒王さん88.6同腹の83.7mm、マツノ13-19の83mmを2年連続使用でかけて
マツノ14-11の82mm、自己ブリ14-1、2、12の85mm勢につける予定です。
種♂として好成績になりそうなマツノ13-13の83mmも2年連続使用が内定で
つける相手に早期の13番を目論んでます。
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プロフィール

庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
久留米専。
自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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