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一年の締めくくり

大晦日です。

今年はたくさんブリードしました。
個人の趣味の限界を超えてるんじゃないかな、というほどに。

来年の抱負は「点では無く、線でつなげるブリード」。
その為には、順調な1本目投入とイメージ通りの菌糸経過。
達成できれば、来年の年末は今年以上の成果になると確信してます。

今年1年は失敗が例年に無く少なく、経過もこれまでに無いほど順調ですが
これが来年の羽化成績に線となってつながるか。


来年の今頃は凄い種親を冬眠させて、今年以上の3本目交換を済ませられるように……


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一年の洗濯と近況

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草津へ。
今年一年の疲れを酸洗浄です。


全てやりきって新年を迎えたいものですが
まだ♀の2本目交換が終わってません。
流石に半年入れとくと、縮んだような幼虫が結構出ます。
結構エグイ瓶やボトルも全部きれいな菌糸に換えないとです。

別にもう作業的にはゆっくりで良いのですが
♀の交換とビン洗いは年々作業の手が遅くなってます。


早期狙いについては、年明け上旬に自分用はだいぶ羽化する見込み。
サイズは全体的に50mmいかないくらいです。
これを53mmにしようとしたら僕の腕では春です。

3本目のイメージ

今年の3本目のイメージが出来ました。

最初に書きますが、最適化を目指すもので斬新さは一切なし。

やることはただの湿度管理です。
ただの湿度管理といっても意図はあります。

今まで温度には相当気を遣っていても、それ以外は?でした。
そんな調子で、やれ暴れが、やれサナギが小さいといって
温度で解決しようにも、菌糸の状態見ればムリだな~という手応えは毎年感じてまして。

菌糸の成長に必要な要素は
既成では手を加えられない分野で最も重要要素となる健康な種菌、養分(オガや添加)。
次いで温度、湿度、空気、光。
特に温度と湿度と空気は密接に関わりながらも
各ブリーダーの環境でも大きく異なってくる部分だと思います。

例えば、僕の環境では
12月以降、4~5月まではエアコンで暖房のイメージですが
冬場の湿度の低い時期に空気の温度を上げれば当然湿度はもっと下がります。
空気に関しても換気扇を回して外気を導入することで
エアコンの稼働率が上がり、より乾燥しやすくなります。
乾燥具合としては菌糸の水分率を軽く下回るほど。

菌糸は一般的な食用の栽培において、菌糸を培地に万遍なく回す際に
培地含水率と空気中湿度が同じになる様なコントロールをすることを聞きます。
キノコ栽培は如何に健康なキノコを収率よく作るかですが
このことは絶対に応用できると。

イメージとしては
交換後は発菌温度帯と含水率付近の湿度維持を厳守。
被膜が再生されたところで降温。
そして、昇温の際は当然暖房で温度を上げに行くため、湿度は維持するように調整。
温度をいじるところが特に湿度に影響が出ますので。
温度も湿度も影響出ると菌糸も参っちゃうでしょう。

暴れると、暴れた後の食痕は発菌しないよねーという話を聞きます。
温度帯があっていても、養分も含水率も発菌下限に満たないのでしょう。
そもそも原因があるから暴れるはず。
中には暴れやすいラインもありますが、今時の大型は暴れにくいようになってるのが出回ってますので。


とりあえず、イメージ通りになるようにやりますが
どうしてもキノコの発生だけは分からない。
最悪なのが、乾燥させてキノコを出すことですね。
感覚的に菌糸を廻せられる培地が少なければ少ないほど、分解は早くなるので
乾燥させることで湿度を保つことなく上部部分まで菌を十分に廻せなくなると
確かにキノコは生えにくくなる感じはしますが、生えてしまうと悲惨ですね。

菌が嫌がることしてキノコ生やさないようにするのは、それなりにオガも傷つきます。
良い状態に菌糸ビンを保っているときは菌に対しても優しく接しているはずです。
例え毒ビンであっても、毒ビンを1ヶ月で作るか、2ヶ月まで伸ばせるかの差が
ポテンシャルを引き出せる差になるんじゃないかな。

菌糸ですらこんな奥が深いのに
「ただ入れて時期が来たら換えるだけ」とか、「菌糸に替わる第四の飼育」と聞くと、きょとんですね。

3本目交換完了

3本目交換が完了しました。
35g超えは1頭追加し、最終的な数は145頭。

トータル交換数は267本で、オアシス140本、HS67本、KSP2が60本となってます。
銘柄別35g超えはオアシス89/140、HS26/67、KSP2が37/60となってます。

35g超えに関しては今シーズンは昨年と比較できない程増えました。
去年が37/195でしたので、今年の145/267は桁違い。


ライン別35g超えは以下の通り

1番…36.8g
2番…38.8g 37.2g 37.0g 35.6g 35.2g 35.0g
5番…40.0g 37.8g
6番…35.6g 35.2g
7番…38.0g 36.6g 35.6g
8番…38.2g 36.0g 36.0g 35.8g 35.2g 35.0g 35.0g 35.0g
9番…38.2g 36.0g 35.0g
10番…39.8g 39.2g 39.0g 38.6g 38.0g 38.0g 37.2g 37.0g 36.8g 36.6g 
     36.6g 36.4g 35.6g 35.0g
11番…38.2g 37.2g 37.2g 35.4g 35.0g
12番…37.2g 35.8g
13番…38.2g 38.0g 37.8g 37.6g 36.8g 36.6g 35.8g 35.4g
14番…無し(1♂のみ)
15番…42.4g 39.4g 39.0g 36.8g 36.6g
16番…42.4g 40.0g 39.8g 39.4g 38.4g 38.4g 38.4g 38.2g 38.2g 38.2g
     37.8g 37.6g 37.0g 36.8g 36.4g 36.4g 36.2g
17番…39.2g 37.8g 37.6g 36.6g 36.4g 36.4g 36.2g 35.6g 35.4g 35.2g
     35.0g
18番…36.6g 35.6g
19番…38.4g 38.4g 37.8g 37.6g 37.0g 36.6g 36.2g 35.6g 35.6g 35.6g
     35.4g 35.2g 35.0g
20番…37.6g 36.2g 35.8g 35.8g 35.2g
21番…35.4g 35.4g 35.0g
22番…40.2g 37.8g 35.8g 35.8g 35.6g
23番…41.0g 38.2g 37.0g 36.2g 35.8g 35.4g 35.0g
24番…38.8g 37.4g 37.2g 37.0g 36.0g
25番…39.0g 38.2g 38.2g 38.0g 37.2g 35.6g 35.2g
26番…40.4g 38.4g 37.4g 36.6g 35.8g 35.4g
27番…36.6g 35.8g
マツノ15-10…35.4g
マツノ15-12…37.2g
杢目さん15-1…無し(1♂のみ)


今年はHSがせめて2本目だけでも好調でしたら35g超えをもう10頭は増やせてたでしょう。
1本目も好調ならオアシスやKSP同様に6割方は出せてると思います。   

世間も年末年始の冬休み気分

2chの某スレ見て。

ヘラクレスの里さんって僕が学生の頃は素直に「スゲー」って思ったサイトだったんですよねー。
当時はまあ、何もかもがスゲーって感じでしたが。
聖地は奈良オオ、憧れの先輩がショップにいて、大好きな虫が毎日、自宅で見れるっていうね。

僕がわりかし好き勝手ブリードやれるようになったのは
何だかんだで社会人になって、資材もブリード環境も揃った頃かな。
親は虫の本は買ってくださったので、その本を舐めるように読みふけっては
いつか僕もこの世界に立ちたいと。

今思えば学生の頃の我慢と忍耐の反動がオオクワ漬けの日々ですね(笑)
そういえばマツノさんも戦時下の反動が今来てるとか。


言いたいことは山ほどあります。
信頼で成り立つ業界と言っても、信頼できないからといって叩いて良い理由は無いです。
信頼できないなら離れるだけです。
もっと言えば信頼できるから近寄るのであって、手のひら返しが僕は嫌だなあ。
この辺は客とか店は関係なく、1人の道楽屋としてです。

交換を進めました

今宵もお酒が美味しい時間になりました。

さて今日の交換もやってきました。
オアシス18本やって35g超えは8頭追加しトータル143頭。
もう期待してない幼虫なんですが意外と大きくなってます。

今年のこれまでの35g以上の分布ですが
42g……2頭
41g……1頭
40g……3頭
39g……9頭
38g……25頭
37g……27頭
36g……29頭
35g……46頭
という感じになってます。

今のところ260♂程やってますので、残りは10本くらい。
もう出ないでしょう。


今日交換した分では25番から39.0gと38.0gが出ました。
25番は39g1頭に38g3頭、37g1頭と期待できるのが出てます。

このラインは何とも杢目さんと縁が深い。
種♀は杢目さんからの54mm。
種♂はmasukoさんから補強した個体でしたが、実は杢目さんも狙っていた個体。
2本目交換の時点で♀がデカくなってましたので期待はしてました。


後は早期♀ラインが何だかんだで大きくなってくれてます。
正直、幼虫とる時期が遅くて、3本目交換は2ヶ月とかで自信無かったです。
当初は早期ラインだけは交換を遅らそうかと思いましたが
温度を下げてから交換は良くないと思って、良い状態でも2ヶ月交換です。
1本目がMSだったり、Mでも交換までの期間が短いと言った失敗があったのですが
それでも良いのは36~8gは行ってます。


今年の出来なら期待できそうです。
85~6mmが数出せるようになれば、その中から良いのがさらに大きくなってくれると思いますので。
82~3mmばっかりから、飛びぬけたのを1つ出すのは自分のやり方では無理かな~。
この辺りが33~5gを量産するのと35~7g以上を量産する差になってくると思います。


2015年を振り返る

DSCN1129[1]

交換もだいぶ進めましたので一足早く宴です。
好物のマス寿司に日本酒。
交換が終われば、酒浸りのシーズン到来です。
来年の年明け用のお酒も予約してますし、楽しみ。

さて、今年も残すところ1週間。
一足早いですが、宴をしながら過去記事や思い出を振り返ってみます。

まず年明け。
14年ブリードの早期♀は1月中旬~2月にかけて羽化していたようですが、これがブリードで仇に。
3本目交換の成績は33~5g台を中心に出してましたが、2gほどの余力を感じてました。
そこで設備面では加湿器を増強。一方でブリード法も見直しました(蓋即締め法)
1月末の15年ブリード計画記事に書いたことを完璧に遂行してます。

続いて2月。
2月は冬温度にしているようです。
ですが3本目交換後~2月迄にPP1400をダメにしていたんですよね~……
オアシスも数少ない良いのをビン底行きにさせてますし。
2月下旬には豊橋オフ会。このオフ会以降、僕のブリードルームから灯りが消えました(笑)
どうも種親を起こしているのもオフ会前後らしい(全然、覚えてない)

3月は退屈していたみたいです。
温度は上げてましたが、基本それだけですので。
冷し虫家TF絶版のウワサがあって、僕も予備機として駆け込み購入してるんですよね~(まだ箱に入ったまま)

4月はニューマリンズサーモ在庫復活の月。
即ポチりました。
パナソニックのエアコンに噛ませて、楽チン管理。
これ思いついた人天才。

5~6月は羽化ラッシュ。
14年ブリードの羽化成績が悪かったのは反省してます。
この時の課題が、オアシスの微妙ビン(後のビン底)対策とPP1400の乾燥対策。
3本目交換までで幼虫を大きくできても蛹室作成及び羽化サイズに直結すると思います。
6月末にはカネクワ氏事件。
やっぱり自分は間違ってなかった、けれども……という後味が非常に悪い結果。

7~8月は補強。
去年はアレが欲しかった、コレが欲しかったという補強でしたが
今年は大満足な補強。

9~10月は2本目交換。
正直言って、今年はダメかもと思いました。
オアシスが一昨年を彷彿させる手応えで
HSがお腐れ様になられて、KSP2も2本目どうなるか分からないという。
ここからの3ヶ月、不安でしょうがなかったです。

11月はつい最近ということもあってか最も印象に残った月。
まず豊橋オフ会。ここで会ったことも無いのに一番慕っているブリーダーさんと会合。
あの日の事が今でも楽しかったなあと。
そして翌週、首都圏久留米党オフ会。
ブリードとはまた違った方向で熱くなった会でした。
この月が契機となりタイベック漁りの日々が始まりました。

12月は3本目交換の月。
今のところ過去最高の出来になってます。
40g超え7頭。昨年4頭だけだった37g超えが今年は63頭。35g越えは135頭。
今月はこれまでお世話になったドルクスルームさんが閉店。
中国人も真っ青な爆買いをかまして向こう数年のブリードに困らないストックを作りました。



こうやって見ると今年もブリードに明け暮れました。
去年までと決定的に違うのは、オートマチックでパワーブリードの概念。
ランスとかセクソンではいかんのです。全盛期松中とかそれこそボンズでなければ。
僕は年間スケジュール厳守を辞めました。
アレはアレに縛られることに意味が無いと思いますので。
狙い球をいくら絞っても、狙いどこに来なきゃ意味が無いのです。
よって降温も昇温も大まかに考えても、いつやるかはまだ未定。
幾らオートマチックといっても投入するにしても交換するにしても、実行するのは人の手。
オート制御といってもPIDのいずれかが狂ってはポンコツ。
狙いと経過・結果のズレは読みのズレの大きさ。
原因不明の結果は要りません。要るのは読み通りの結果。


来年の抱負も山ほどあります。
羽化成績。
1本目の投入タイミング。
大きく二つですが、細かく分けると年中やっぱりブリードの事を考えてるでしょう。


今年のクワガタ以外の身辺変化は
携帯を辞めて一周年と喫煙一周年。
調べる時間より考える時間が増えました。

最後の大台?

もう出るまいと思ってた40gオーバー追加です。
これは正直言って予想外でした。

何が予想外かというとHSから。
銘柄のネームバリュー的には去年までの出来なら、僕も40g出せるんじゃないかという感触でしたが
今年のHSは出せる気が全くしませんでした……

15-22-13
10/10 28.2g→40.2g
DSCN1128[1]


とりあえず大台は7頭。
35g超えは135頭まできました。
35g超え率はこれで50%くらい。

とりあえずは今後は終盤戦です。

今年の2本目管理を振り返る

今年の成績は昨年よりも格段に良くなり、35g超えも現状124頭目。
ここまで成績が良くなった理由は、2本目の管理で重視したの菌糸の状態管理。

今年、多分そうじゃないかと思ったこともあります。
今年から交換後、即蓋を締めるようにしましたが上部被膜再生を最優先したためです。
培地から菌糸が再生するのに必要な水分が抜けてしまうと、水分が抜けた部位は被膜になりません。
2、3本目は幼虫の投入穴が1本目より大きくなるため、菌が再生するにも時間がかかります。
僕は上部と蓋の間には雑菌がいること前提で、菌勢が勝ってるうちは汚染されないだけだと考えてます。
上部被膜の再生が不十分な菌糸は投入穴を介して、菌勢が弱くなった頃を見計らって
内部からカビや粘菌ボトルにするのではと。

上に書いたことは失敗パターンですが、成功パターンとして感じたこともあります。
2本目は居食いさせるための菌糸と定義してますが
居食いさせるために必要な条件は幾つかあると思ってます。
まず1本目の管理が1番重要で、次に居食いになりやすい銘柄か否か。
そして、2本目の管理で居食いを維持できるか否かが別れると。
2本目の失敗は主に乾燥。
培地内の水分は被膜に集まると言われますが
逆を言えば、被膜と被膜に集まった水分が培地内の水分をそれ以上逃がさない役割を果たしていると。


今年は本当に菌糸の世話をしているようなサイクルですが、幾つか見えてきました。
・1本目は投入穴が小さく乾燥とはほぼ無縁なので、菌糸に負担になる温度変更はここ。
・2本目は投入穴が大きく上部被膜の再生を優先しなければならないので、水分を気にした管理が必要。
上部被膜再生する段階でも水分は抜ける為、菌糸は1本目より弱く温度変更はしない方が無難。
蓋は幼虫が潜ったら即締め。空気さえ淀ませなければ幼虫の安定に異常は一切なし。
・3本目が一番難しいステージ。
投入穴、温度が2本目と同条件としても、湿度が致命的に異なるから。
交換は湿度50%は最低欲しいと思う。
勿論、蓋は即締め。
上部被膜再生を確実に確認してから降温作業が必須。
菌糸の成長適温範囲を確認しておけば降温タイミングが読みやすくなります(つまり年間スケジュールはあまり細かく設定しない)

菌糸の管理の差で、菌糸のトラブルもより深刻化すると思います。
今年の菌糸の死滅で、死滅までに1~3ヶ月弱と微妙に時期が異なる要因に
製造側の諸要素があるとは思いますが、絶対にブリーダーサイドにも要因があると思います。



今回は、個人的に思ったことを書きました。
飼育法は本やネットに載ってることがセオリーという風潮ありますが
マネから入って今年こそは究極のブリード法と思っても、結局は毎年改善との戦いになります。
要点を理解できずにセオリーに拘るか、セオリー無視になろうとも思い切って要点に全振りするか。
センスの分かれ目は独自のやり方に拘るか、最適化を目指すか。
ここを間違えると次の年はポテンシャルを引き出せないです。

オアシス中盤戦

3本目オアシスを引き取ってきましたので、うおりゃーっと交換しました。

15-23-7
28.4g→41.0g
DSCN1120[1]

15-15-6
27.2g→42.4g
DSCN1122[1]


トータル137本交換して、35g超えは101頭。
交換本数的にはやっと半分ですが、残り半分で35gが50頭出る気しない。
40g超えはもっと出る気しない。
でも、今年の交換は楽しかったなあ。

今のところの35g以上の分布
42g……2頭(15番と16番)
41g……1頭(23番)
40g……3頭(5番と16番と26番)
39g……8頭(10番3頭、15番2頭、16番2頭、17番1頭)
38g……20頭(10番3頭、13番2頭、16番6頭、19番2頭、25番2頭、2番と7番と8番と23番と26番は1頭、)
37g……18頭(2、5、10、11、13、16、17、19、23、25、26番で出てます)
36g……24頭(1、7、8、9、10、13、16、17、19、23、26、27番で出てます)
35g……25頭

16番は37gが3頭に36gが3頭と数の上では一番出てます。
次いで10番が好調で37gが2頭に36gが4頭。
恐ろしさでは19番もなかなかで37gが2頭の36g2頭で35g5頭で今のところはそれ以下無し。
エース級ラインの13番は37g2頭、36g2頭に35g2頭とまあまあ。

40g超えについては今日出たのは面白いところから。
15番は早期♀ラインで噛み合いさえすればガチガチの幼虫をデカくする血統背景。
23番はあまり考えずに組みましたが、大きくなってくれてました。

KSP2交換経過

期待のKSP2交換経過です。

16番は2本目36.6gを掘るも39.8g。
結局、もう1頭39gが出るのみ。
むしろ31.0gなんてのが出てしまう始末(ただし、それ以外は全部37g以上)
良いことは良いんですが、コレジャナイ感。

これはKSP2は40g出ないかなあと思って掘り進めると
15-5-4
32.6g→40.0g
DSCN1107.jpg

15-26-12
32.6g→40.4g
DSCN1114.jpg


とりあえずはひと安心。
KSP2は今のところ38頭中29頭が35g超え。
40g2頭、39g3頭、38g7頭、37g5頭、36g6頭、35g6頭となってます。

KSP2の40gは嬉しい誤算ですね。
5番はマツノ系とMK系の最上級ラインをいかに上手いこと組み合わせるかを考えました。
幼虫が6頭しか採れなかったのが悔しい点です。
26番は種♂に自己ブリ12-7を2年連続使用。
この♂は凄い……


今年はこれまでのトータルで
101頭掘って77頭が35g超え。
37g以上は40頭。

明日はマツノさんへ後半戦用のオアシスを引き取りに。
今年は270♂くらい交換しなければなりませんが、流石に忙しい……

KSP2無事到着

KSP2届きました!
指定日、指定時刻通り。
ありがたや、ありがたや。
蓋を開けてチェックすると、良さそうな感じ。

HSも一緒にきました。
雰囲気的には3週間くらい前に届いたのと同じような表面の仕上がり。
でもKSP2とは違う感じ。

HSはダメそうなので交換。
18頭掘って、36gが2頭に35gが3頭でしたが、状態は悪かったです。
HSは10頭ちょっとしか35g超えが出ないかもしれません。
悔しいですが、2本連続で不調であればこんなものかもしれません。

KSPも暴れていたボトルを掘ってみましたが、こちらも暴れていたなりの成果。
明日、良いのを掘ります。
40g越えが出る予定です。


今日は菌糸搬入、交換、タイベックの切り出しと大いに働いてしまった。
もう酒でも飲んでゆっくりしよう。

菌糸は届くのか?

オアシス絶好調、KSP2経過まずまずそうな裏でHSが暴れ&劣化が目立ってます。
期待の16番33gとかその他のラインでも29g程度がその対象でテンションダウン。
今年は2本連続でダメでした。
今日3本目用が届きますので、ダメなのは即交換します。
悲しいですね。

注目のKSP2は今日、到着予定です。
電話もメールも通じず音沙汰無しですので、どうなることやら。
数頭、暴れたのもいますが許容範囲の数ですので期待は高いです。
ウチではやるべきことはやったので、でかくなってるはずです。

今年はこの辺の菌糸が機能してれば35gが150頭は超えてるイメージなんですが
どうも失速しそうです。


さて、ふとテレビを見てるとパタハラがネタに。
独身の僕にはほぼほぼ関係ない話題ですが
クワガタ休暇とかクワガタ扶養手当が出たら……(笑)
(クワガタ休暇はとってるだろう……まだ親戚は誰一人死んでませんが
まあ、価値観の違いです。
専業主婦主体の世代と共働き世代で価値観の違いがあるでしょうし
独身が多い職場かどうかも。
今の時代、人減らしの後で長らく続くマンパワー不足・少数精鋭の職場が多そうですし
穴をあけたことによる要領の取り戻しや段取りの再調整がツラいでしょう。
通常、育休は病欠しない限り入社以降始めて仕事に大穴空けるものですし……
強行して取っても「どうだい?休んでまでも育てた子の出来は?」と何年経ってもいじられそうだし
「はい、おかげさまでスクスク育っておりまする」と返事するしかないべ。

難しい問題には深入りせず仕事の合間にクワガタブリードしてるだけで十分だな。

オアシス前半戦終了

40gの縛りはやっぱり高いです。

今日の成績。

15-8-1 35.0g
15-8-2 38.2g

15-10-11 37.2g
15-10-14 36.8g

15-11-10 37.2g

15-13-1 38.0g
15-13-18 38.2g

15-17-15 34.4g

15-19-3 38.4g

15-20-7 35.8g

15-21-7 33.4g

15-23-5 33.8g

15-25-7 34.4g

15-26-3 35.8g

15-27-1 36.6g


とりあえず、先日引き取ったオアシス48本分が完了。
48頭の成績は以下の通り。

42g……1頭
40g……1頭
39g……3頭
38g……11頭
37g……5頭
36g……11頭
35g……8頭
34g……4頭
33g……3頭
29g……1頭

35g以上は40頭。
ちなみに去年は195♂やって35g以上は37頭。
もう超えちゃった。

産ます段階で優先順位が高かったラインほど、今のところ好成績ですので組み合わせは多分間違ってないです。

連日交換

今日も交換しました。
まだオアシスしか無いので、今日もオアシス軍団。

画像は、縛りが高くなってしまって載せれません。
成績は以下の通り。

15-16-7 38.2g
15-16-8 36.8g
15-16-13 36.4g
15-16-18 38.4g
15-16-23 36.4g

15-10-1 38.0g
15-10-6 39.2g
15-10-9 36.6g
15-10-10 34.4g
15-10-18 34.8g

15-13-12 35.4g
15-13-25 36.8g

15-17-12 37.6g
15-17-18 36.4g
15-17-19 39.2g

15-23-1 35.8g
15-23-3 38.2g

マツノ15-12 37.2g


16番はオアシス組完了。
好成績ですが40gはもう1頭くらい出るイメージでした。

10番は出そうで出ない。
17番も出そうで出ない。
13番は1発無いかな~。

今のところの全成績。
42g……1頭
40g……1頭
39g……3頭
38g……7頭
37g……3頭
36g……9頭
35g……5頭
34g……2頭
33g……1頭
29g……1頭

かつてない成績にビックリ。

今後のオアシス軍団は1発出そうなのは数少ないかな。
35~6gくらいはかなり出ると思います。

う~ん、40gは難しいです。
39gくらいの幼虫は来たって思うのですが。

40g縛りで

交換開始しました。
まずはオアシス軍団からです。
画像は40g縛りです。

15-16-20
9/18 30.6g→12/13 40.0g
DSCN1059[1]

15-16-10
9/15 30.0g→12/13 42.4g
DSCN1053[1]

42.4gはこんな瓶に入ってました。
DSCN1054[1]

瓶の状態は今年はパーフェクト。
故に大きいのか、小さいのも掘ってみなければわからない状態でした。

今日は15頭交換して以下の通りです。
15-16-5 37.6g
15-16-9 36.2g
15-16-10 42.4g
15-16-15 38.2g
15-16-20 40.0g
15-16-24 38.4g

15-10-4 38.6g
15-10-11 39.8g

15-13-2 35.8g
15-13-11 36.6g
 
15-17-14 35.6g

15-19-12 36.6g

15-20-10 33.6g(居食いにならず)
 
15-25-3 29.2g(暴れ)
15-25-8 35.2g


結構、良い数字だと思います。
今日は特別良いのと、特別良くないのを掘りましたが手応えは悪くないです。
多分今後も35gくらいはボコボコ出るイメージです。
数字的にはとりあえずはひと安心です。


※追記
一服して、改めて見ると16番は良い感じです。
16番含め10番も黒王さんのが良い仕事してくれてます。
そしてマツノさんのオアシス……グッジョブ!です。

早期狙い最初の1頭目が羽化

早期狙いの最初の1頭目が羽化しました。
自分のところで使うのは現在最悪でもシワが入ってる、年内から年明けすぐまでに羽化するであろう
10番1頭、13番2頭、16番7頭、17番2頭、19番1頭です。
まだ蛹室を作っていないのは2月までを目標にボチボチもう一回マットビン交換します。

早期が仕上がれば来年のブリードも大体、決まるのですが
来年は組み合わせがまだちょっと弱いかなあ……という印象。
個々に光るものがあっても収束するかが未知数。
やって見なければ分からないです。
早期の早期を打って挑む&15年ブリの♂を使える予定の再来年は期待してます。


さて先日、山梨を交換しましたがタイベックのテストは良好そうです。
あれ以上の厚手は無いだろう……ダメならば根本的な見直しが必要ではと思ってましたが
使い物になりそうな手応えに一安心。


ここ数日、外気温がめっきり下がって常時、暖房ですが湿度が下がる傾向ですね。
加湿器が水切れを起こすと途端に35%まで下がってしまいます。
8Lの容量でも毎日、補給が必要です。
今年のブリードの考えでは、ここから後3ヶ月は湿度を維持したいですが
少しラクしたいのも本音だったりします(笑)


交換開始まであと10日程。
作業場はまだ2本目交換後の瓶や14年ブリード羽化ビンがひしめいてます。
M瓶70本くらい、L瓶30本くらい洗えば形になるのでもうひと頑張りと思ってやります。

12月に入り

ドルクスルームさんが閉店されるそうで……

少なくてもここ数年はぶっちぎりのホダ品質だったと思いますので
この先、頭を悩ませることになりそうです。

ホダ不足は業界の衰退と同時に来てますね。
10年位前はクヌギだけでなくコナラも各等級、各サイズをどこのショップでも選べましたし
バラで良いのだけ抜いてくのも遠慮なくやってました。
今はコナラのサクサクなんてまず見ません。
棚に並ぶのはカチカチ君。
店頭販売でもそんな有様なので、通販で安心して買えるドルクスルームさんは本当に貴重なお店でした。
この先、買いたくても手に入らない品質なんですよね……
お金さえ払えば最高級が手に入るステキさ。


さて、12月に入ったことでブリード近況です。
今月の15日から年内中にかけて3本目交換をします。

経過はよく分かりません。
オアシスは交換後の雰囲気が例年と違う感じがしまして、それがどう出るかです。
ちなみにあまり良い感じがしません。
HSは少数、マズいボトルが出てます。
ただ巷で話題の菌死滅とは違う感じです。
KSP2は一番良い感じなんですが、暴れが出始めてます。
17番の33.0gと16番の32.4gが暴れていました。
多分、上部被膜が弱かったゆえの乾燥でしょう。

悪いところだけ抜き取ると上記の通りです。

16番はクマモンさんのところで良い数字が出てるので期待するとして
オアシスでアベレージの良い17番、23番や
♀の成績が非常に良い13番に期待がかかります。

山梨 交換

体調不良です。
体温が久しぶりに38℃を記録。
みんな不摂生だ!病は気からだ!とさんざん言ってたら
家内で最後の感染者になってしまいました。

でもブリードは待ってくれません。
何もこのタイミングで体調不良にならなくてもと思いながら
届いたタイベックロールを切り出して、山梨を交換。

今回のタイベックシートは全開届いたものより厚手……
厚すぎじゃないの?ってくらい厚手。
画用紙くらいありますね。
前のが0.2mmくらいだったのに対して0.26mmですが、ハッキリわかるくらい厚い。
PP1400のフィット具合も結構キュウキュウです。


さて、交換のほうは微妙な結果でした。
30gは1頭だけ出ました。
DSCN1048[1]

全体的に幼虫の雰囲気が久留米とは全然違う感じがしますね~。
パンパンでまるまる、まさしくボールです。
太り方は極限な感じですが、長さが全然無いので思ったより乗らないのかな。

全体的には26~8gでまとまってます。
減もあれば微増もあります。
菌糸の状態は一部マズいのもありましたが、可も無く不可も無くな状態でした。
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庚午 虫蔵

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自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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