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情報を入手する楽しみ

ブリードの情報量が溢れているという話は最近よく聞く。
僕が他のブリーダーさんと接する機会が増えたのが最近の事なので
実はもっと前からそうなのかもしれない。

実際、情報量は溢れかえっているような気はあまりしないですね。
少なくても10年前に比べれば、情報としては1つの方向に収束してきてるし
傍から見れば「オオクワブリードは完成されてる」という見方であろう。
その証拠がギネスの技術点だろうし。

血統も扱いやすくなり、失敗しにくくなった反面で
失敗に気づきにくくなったようには思います。
昔の産地物なら即失敗コースが、今の大型なら……といった具合に。

最近の失敗に限りなく近い事例としては
ペアリングの感覚のズレかもしれないです。
以前の記事で「ヘタになった云々」書きましたが
上手くいってた頃は感覚的に上手くいってたときのやり方をやってました。
いつだって失敗したくない前提ですが、やり方を変えることが必ずしも改善にはつながらない良い事例だと思ってます。

失敗に鈍感になったらブリーダーとして致命的。
これはもうセンスのズレだと思うし、立て直すのに時間がかかってしまう。

数打つようになってから思うことは
肝心要の情報は自分のところの経験則。
それに勝る情報は得られないです。

僕は情報は足りてないので、自分のところで補完する。
そうしないとブリードは上手くなれないかなあ……

今年自分のところで得る情報は「我慢の結果」です。
思えば、年明け以降は棚に幕を垂らして菌糸を見えないようにして
毎日湿度を気にして加湿して、温度を上げたらブリードルームに入らない……
毎日でもビンを眺めてたい人にはただのマゾ飼育です。
楽しさを引き換えにやりがいがその先にあるかなあ。
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庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
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自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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