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組み合わせ論

先日のマツノ訪問で面白い話をしてきたので忘備録を。

血統関連の話です。
きっかけは昨年の八開86mmに続き、ここにきて祖父江が一気に久留米に迫る理由を伺ったところ
「大きくなっているのは血をある程度、固定してきたものからで
入れ替えをやったものは後から大きくなってきてる」
と仰られたことでした。

僕自身、組み合わせについて思うことがあったので
この話で一つの固定観念は払拭できました。

経験的に、ある固定化された血統の♂に対して
遡ればもとは一緒とはいえ別のところで固定化された♀を組み合わせた場合
リセットのような作用が見られることがある。

大きくなる情報と健康に育ちやすい情報を持つもので
血を濃くしていけば、情報量は限定されていき品種化されていく。

しかしここで、インラインの弊害なる言葉がある。
インラインをやると種の多様性として必要な情報量の偏り過ぎが場合によっては即座に来るのかもしれない。
または大きくなるけどディンプルや不全が出やすいといった情報を持つ個体同士の組み合わせで
よりディンプルや不全の情報が固定化されていくか。
このことから、ディンプルや不全が出やすいといった情報は
不要な情報として種親として用いないというのが正解だと。

大きくなる情報と健康に育ちやすい情報を持つもので固定化していく場合でも
離れた血で入れ替えをする際は、固定した情報に対して別の情報が入る為
情報量が豊かになる一方で種の多様性が顕現してしまいリセットのような作用が見られるのでは。


難しく考えてしまっているものの、やるべきことはそんな難しいことでなく
ただ闇雲に補強は♂が良いのか♀が良いのかとか〇×系と△□系は相性が良いといった見方から
虫を見て必要な情報のみで洗練していくことが重要ではないかと。

来年のブリードの組み合わせはこの考えから
血の濃淡を優先する考えを一変し、情報をいかに洗練させるかを重視して取り決めていきます。
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はじめまして。大変興味深く読ませて頂きました。
遺伝子による情報の固定、アウトラインによるリセット。とても参考になります。
インラインによる弊害がどのくらいででるのか。
羽化不全やディンプルが外的要因の場合の見極め等も大事になってきますね。
オオクワガタ奥が深くて面白いです!
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