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東ジャワパリー 始動

昨日、東ジャワパリーの1週間のペアリングを開始。

種親はWの♂70×♀ペアからブリードした♂70.2mmと♀40.1mm。
インラインですがF1なので、採れる予定の子はまだ累代はF2。
菌糸への慣れこそついても、インラインの弊害はまだ慎重になる必要はないはずです。

パリーはどうもホーペ系と食性が違うのか菌糸では途中から
暴れてしまいます。
実際にやってみた感じでは、パリー、クルビ、カミジョウは近い感じ、か
個々は違ってもホーペ系とはひとつ壁を隔てているような感じ。
♂は菌糸で1本目はよく育つが、2本目以降が難しい。
♀も育つが早い個体は1本目で暴れてそのまま蛹化し1本返し。

ホーペ系(ホーペ、ビノ、グラン、台湾)との違いは
単純に蛹化するタイミングの違いですが、
同じ環境では圧倒的にパリー、クルビ、カミジョウは早いです。

ここで、まず疑うのは「温度が高いのでは」ですが
カミジョウとミンパリは20℃切っても蛹化しました。
恐らく、高栄養なエサを与えた結果、野外品よりも早く
羽化までいけるよってなり蛹室を作り始めてしまうんだと思います。


高栄養なエサが原因ならば、累代飼育化で慣らすのが一番楽で良いのですが
一番マズイのが慣れないまま何代も無駄にブリードする事。
だったら、菌糸の栄養を低カロリーにするか活性を下げてから
使用するという手もあります。

今回のブリードではその辺をすこし確かめたいので
親と同じ餌を継続する個体群と活性の落ちた古いボトルを用いた個体群に
分けてみたいと思っています。

ただし、あくまでメインは久留米なのであまり数はやるつもりはありません。
10頭も採れれば十分です。
20頭とか採れると困ります。
最近は採れなくて「うわー……」ってなることは減りましたが
採れ過ぎて「あれ、菌糸もカップもないよ」ってことが増えてるので。

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庚午 虫蔵

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