菌糸詰めの為、飼育部屋の床を占領している新成虫のボトルを
掘り出して片付けました。
まだ、掘り出し未了もいることはいますが
床が空いたのでまた今度です。
とりあえずは2011年ブリードの久留米はすべて掘り出しました。
管理表も羽化記録をつけれるのですが飼育が暇な雨の日の休日まで待つことにします。
この夏を終えると、いよいよ久留米主体のブリードルームになってきます。
これまで年中いろんな時期にいろいろな種を産卵させて羽化させてきましたが
久留米だけで280以上になってしまったので他の種への余裕がなくなってきました。
今年はそれでもインドグラン、東ジャワパリー、タイクルビは採卵して
本土ヒラタも現在産卵中ですが、ハッキリいってスペースがキツイ状態。
来年も久留米は8ライン以上はやるとして
自己採集オオクワ、ミンパリ、タカラヒラタ、本土ヒラタの
ブリードはやりたいと思っている。
クルビssp.とカミジョウは撤退ですね。
ただカミジョウは♀成虫がメチャクチャいるのが……
ブリード品の標本って価値は無いけど、秋頃から展足三昧かなあ。
良く増えすぎたら他人に配る飼育屋が多いですが
うちは人に安易に配ったり、例え売れる虫がいても売りはしません。
手塩にかけて育てた虫を興味が薄い人にあげるのは論外と考えているからです。
また、業界や市場が賑わない原因の一つに、
余品と称して捨て値同然でバンバン放出してきた為だとも思っています。
自分は、こんな虫の価値を容易に下げてしまうことをして
一端の虫好きを気取りたくはないですね。
まあ、そんな訳でうちでは増えすぎてどうしようもない場合は酢エチ行き。
「標本無理」思考な飼育屋とは決して相容れないとは思いますが
羽化したら面倒みないよっていう姿勢のほうが自分には絶対にありえないです。
最近は採集品の展足でブリード品に手がつけれない状況だけれども
秋には何とかしないと……
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