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♂のボトルか、♀のボトルか

いつも、月刊むしを置いている書店に今号がありません。
これが500号マジックか……
通販で買いましょう。

しかし、月刊むしはむし社いわくオオクワブーム、アンテブームの火付け役的なことを
自称しつつも、BE-KUWAをクワガタ特集増刊号として発刊してからは
月刊むしのクワガタ特集号ですらクワガタショップであまり取り扱わなくなってしまいましたね。

この辺りはクワガタムシの生き虫屋と他の虫屋(チョウ屋、オサ屋、カミキリ屋等)が
隔絶されたものというのがハッキリ出ている点ですね。
ギフチョウやゼフィルスの特集なんてショップでまず見ませんもんね。



さて、クワガタネタですが今回は
自己流というか経験から得た2~3ヶ月経過時点での1本目ボトルの♂♀判別。
初齢投入後、成長を促させられる温度で2~3ヶ月経過すれば
幼虫の姿を見ることなく、ある程度は判別できます。

♂ボトルは一番分かりやすいのは食痕の量と割合。
食痕の出やすいオアシスやLV-SPは太い帯状の食痕が出やすい感じがします。
そして、固まり状の糞の大きさで判断することもできます。
分かりづらいのはHSやLV-GSPに入れたボトル。
食痕が出にくい傾向がありますね。
それでも♂ボトルは居食い部屋を拡張してボトルのあちこちに
食痕を出し始める為、まだらに食痕が出てくるはずです。

♀ボトルの特徴ですが、食痕が出方は
♂に比べて食痕の大きさというか太さが細い感じがします。
なんだかんだいって♂より絶対的に食は細いんですよね。
掘ってみれば明らかに食痕は少ないです。
食痕の出にくいボトルや居食いする♀はボトルの側面の食痕が
1ヶ所だけというのもザラ。
こういうボトルは時間が経過していても全然劣化してこないですね。

ちなみに全く食痕の出てこない状態の良すぎるボトルは
成長不良か死亡の線が高いです。
今年は♂の7.5gがそんな様子でしたね。


これらは、ある程度数やればすぐわかるようになりますが
慣れればどんなふうに食いあげてくか、ボトル内部の状態を外からでも判断するようになってきます。

ただし、交換間近な時期に♂♀区別しても
既に2本目用の菌糸は手配してることが普通なのであまり意味がないですね。
今年はこの方法で、♂のボトルが足りないと読んだら迅速に菌糸の追加発注をかけましたが
本音はできれば追加をかけずに♂用♀用のボトルの割合を無駄なく読んで発注したいところです。

初齢の頭幅で区別する人もいるそうですが
初齢の状態によっても頭幅は変わってくるため、判断せずに投入するのがザラ。
よく、先に産みつけた卵のほうが♀で、その分早く孵化して
♂より成長が早いという話がされますが、どうなのかな~っていう感じがします。

まあ、なんだかんだで弱齢での判断は諦めて♂4:♀6ぐらいで菌糸手配が堅い気がします。

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庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
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自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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