使っている菌糸のレビュー その1
マツノインセクトさんの菌糸銘柄、オアシスの面白さ。
「マツノインセクト オアシス」で検索かけると様々なレビューがみることができます。
生オガでなくホダ木使用とかタンパクは恐らく低めとか持ちが良いとか大体似たり寄ったりの
レビューだらけですが、ここまでレビューされてるのにもかかわらず
そのノウハウが見えてこない菌糸はやはり面白いですね。
この菌糸の面白さは幾つかあります。
・ホダ木使用だと持ちは悪い傾向のはずだが?
・粒子も近年主流の持ちと菌を廻すの優先の極端な粗めの混合ではない。
・菌糸の張りや菌勢は強そうだが子実体は発生しずらい。
かつて、月夜野きのこ園さんの「380菌床」というホダ木菌床がありましたが
水分量65%、添加物タップリという現在ではあり得ない配合でした。
ヒラタで好成績という話でしたが、このレシピは持ちが悪いです。
まあ、380菌床は極端ですが、この時代はホダ木メインやホダ木ブレンドが結構ありました。
ただ水分量が今みたいに低くなくて、オマケに添加も悪い意味で強烈だったとか。
ただ、パリーオオクワとかクルビはその時代のほうが好成績という話です。
オオクワはまだ30が怖い時代で、水太りとか言われてたかな?
それに対してオアシスは
・水分少なめ、添加は恐らく低めで対応?
・近年のポリやクリアボトルの超堅詰めには勝てないが、当時の水準と比べたら明らかに堅詰め。
・量産向きな二次発菌でなく一次発菌
で対応しているように見えます。
レシピに関しては自分で作る場合は大いに考える必要がありますが
作る方向ではないので割愛します。
詰めに関してはポリのオアシスはほとんど隙間なく詰まってますが
ビンのオアシスは大体、届いたときにビンと菌糸の間に隙間があります。
この隙間に水がたまって黄~黄褐色にいわゆる劣化していく訳で
それこそ昔の菌糸ならベチャってきたり嫌な臭いをはなったりするのですが
オアシスはそんなことにはなりません。
水がたまって黄色化しますが、そこで止まります。
発菌についてはレシピ同様、あの菌勢を見ると面白い点です。
レシピや仕込みは素材の状態やその年のコンセプトもあるようで、ちょくちょく変えてるようですが
菌勢はかなり安定している印象です。
他社で見受けられる「こんなんだっけかぁ?」というのは今のところないです。
さて、この菌糸に幼虫を投入してみた際の面白い特徴は
・食いが良い(食痕がよく出て、食い上げが早い)
・1本目は食い上げの割に大型化せず、2本目で伸びる
・暴れにくい傾向
が挙がると思います。
食べやすいのだろうと言われてますね。
うちでは1本目(850ml)を食いあげて、2本目(1500ml)を食いあげる個体もいます。
3本目もガツガツいくんじゃないかと不安視するくらいです。
さて、この菌糸は非常に面白い菌糸でありますが
・製造主がご高齢。
・代替品相当が競合他社にない。
・高価な部類。
・予約が確実だが、ブリードを逆算した配達時期・2本目発注の♂♀比が難しい。
という点があります。
この菌糸の製造が止まったらキツイというブリーダーも多いでしょう。
うちも現在、久留米主体で事実上オアシス依存のブリード事情なので
ここが泣き所です。
どうか、これからも健康で楽しく、菌糸とオオクワをやってください。
これほど有名になるとパクリがでそうですが
代替品というか近いものですらまったく聞かないですね。
それくらい、独自性が高いうえによく隠蔽されてるのでしょう。流石です。
価格は超タケェ訳ではないです。
廉価菌糸(月夜野とかきのこの山)に比べれば凄い高い、
G-potや菌太郎に比べたら高いなあという感じですが
その辺の菌糸が流行るくらいの各ショップ自慢の菌糸に比べたら遜色ないか安価なレベルです。
むしろ、当時の「客先で79UP作出!」とか「30gはよく出る」とか言った謳い文句に比べて
現在のオアシスの信用性を考慮するとコストパフォーマンスは良いんじゃないかと考えさせられます。
調達の問題点は、慣れですね。
ただ、2本目発注時はまだ1本目の♂♀が大まかですら判断できないので
4:6くらいとかの比率で♂ビンと♀ビンの比率を調整します。
今年はかなり酷い♂の偏りだったので追加発注をかけましたが
たまたまタイミングが良かったのか、はたまた気を利かしてもらったか追加がききました。
面白い菌糸なのでもっと書いてみたいなあと思っていますが
少し疲れてしまったのでこのくらいにします。
来年は1本目奮発してMビンを使う予定ですが
それでもオアシス全部をMビンにはできそうにありませんね。
MSも混合になるでしょう。
うちはいわゆるクワガタ貯金を種親補強用と菌糸用でやってますが
菌糸用の大半がオアシス分だったりしますね。
「マツノインセクト オアシス」で検索かけると様々なレビューがみることができます。
生オガでなくホダ木使用とかタンパクは恐らく低めとか持ちが良いとか大体似たり寄ったりの
レビューだらけですが、ここまでレビューされてるのにもかかわらず
そのノウハウが見えてこない菌糸はやはり面白いですね。
この菌糸の面白さは幾つかあります。
・ホダ木使用だと持ちは悪い傾向のはずだが?
・粒子も近年主流の持ちと菌を廻すの優先の極端な粗めの混合ではない。
・菌糸の張りや菌勢は強そうだが子実体は発生しずらい。
かつて、月夜野きのこ園さんの「380菌床」というホダ木菌床がありましたが
水分量65%、添加物タップリという現在ではあり得ない配合でした。
ヒラタで好成績という話でしたが、このレシピは持ちが悪いです。
まあ、380菌床は極端ですが、この時代はホダ木メインやホダ木ブレンドが結構ありました。
ただ水分量が今みたいに低くなくて、オマケに添加も悪い意味で強烈だったとか。
ただ、パリーオオクワとかクルビはその時代のほうが好成績という話です。
オオクワはまだ30が怖い時代で、水太りとか言われてたかな?
それに対してオアシスは
・水分少なめ、添加は恐らく低めで対応?
・近年のポリやクリアボトルの超堅詰めには勝てないが、当時の水準と比べたら明らかに堅詰め。
・量産向きな二次発菌でなく一次発菌
で対応しているように見えます。
レシピに関しては自分で作る場合は大いに考える必要がありますが
作る方向ではないので割愛します。
詰めに関してはポリのオアシスはほとんど隙間なく詰まってますが
ビンのオアシスは大体、届いたときにビンと菌糸の間に隙間があります。
この隙間に水がたまって黄~黄褐色にいわゆる劣化していく訳で
それこそ昔の菌糸ならベチャってきたり嫌な臭いをはなったりするのですが
オアシスはそんなことにはなりません。
水がたまって黄色化しますが、そこで止まります。
発菌についてはレシピ同様、あの菌勢を見ると面白い点です。
レシピや仕込みは素材の状態やその年のコンセプトもあるようで、ちょくちょく変えてるようですが
菌勢はかなり安定している印象です。
他社で見受けられる「こんなんだっけかぁ?」というのは今のところないです。
さて、この菌糸に幼虫を投入してみた際の面白い特徴は
・食いが良い(食痕がよく出て、食い上げが早い)
・1本目は食い上げの割に大型化せず、2本目で伸びる
・暴れにくい傾向
が挙がると思います。
食べやすいのだろうと言われてますね。
うちでは1本目(850ml)を食いあげて、2本目(1500ml)を食いあげる個体もいます。
3本目もガツガツいくんじゃないかと不安視するくらいです。
さて、この菌糸は非常に面白い菌糸でありますが
・製造主がご高齢。
・代替品相当が競合他社にない。
・高価な部類。
・予約が確実だが、ブリードを逆算した配達時期・2本目発注の♂♀比が難しい。
という点があります。
この菌糸の製造が止まったらキツイというブリーダーも多いでしょう。
うちも現在、久留米主体で事実上オアシス依存のブリード事情なので
ここが泣き所です。
どうか、これからも健康で楽しく、菌糸とオオクワをやってください。
これほど有名になるとパクリがでそうですが
代替品というか近いものですらまったく聞かないですね。
それくらい、独自性が高いうえによく隠蔽されてるのでしょう。流石です。
価格は超タケェ訳ではないです。
廉価菌糸(月夜野とかきのこの山)に比べれば凄い高い、
G-potや菌太郎に比べたら高いなあという感じですが
その辺の菌糸が流行るくらいの各ショップ自慢の菌糸に比べたら遜色ないか安価なレベルです。
むしろ、当時の「客先で79UP作出!」とか「30gはよく出る」とか言った謳い文句に比べて
現在のオアシスの信用性を考慮するとコストパフォーマンスは良いんじゃないかと考えさせられます。
調達の問題点は、慣れですね。
ただ、2本目発注時はまだ1本目の♂♀が大まかですら判断できないので
4:6くらいとかの比率で♂ビンと♀ビンの比率を調整します。
今年はかなり酷い♂の偏りだったので追加発注をかけましたが
たまたまタイミングが良かったのか、はたまた気を利かしてもらったか追加がききました。
面白い菌糸なのでもっと書いてみたいなあと思っていますが
少し疲れてしまったのでこのくらいにします。
来年は1本目奮発してMビンを使う予定ですが
それでもオアシス全部をMビンにはできそうにありませんね。
MSも混合になるでしょう。
うちはいわゆるクワガタ貯金を種親補強用と菌糸用でやってますが
菌糸用の大半がオアシス分だったりしますね。
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