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ポプラ社の昆虫図鑑

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11月に発売されたポプラ社の昆虫図鑑を購入。

一時、比較的新しい学研か小学館で購入を検討しましたが(クワガタムシ・カブトムシは両方持ってる)
今回、ポプラ社より最新版が発売されるということで購入。

自分はクワガタムシ屋なので、クワガタムシの項なら出来栄えにあれこれ言えるが
他の昆虫については子供向けの図鑑であってもかなりの門外漢な為、全体の評価は難しい。
チョウでも、アゲハのページを見て「コレがナガサキで、これがモンキで、これがクロアゲハかぁ」という状態。
シジミチョウなんてみんな同じに見える。

まあ、自分の専門分野のクワガタムシについては
本図鑑は細かい亜種まで補完してないが、子供向けとしては十分という評価。
コルリの亜種別紹介があって(当然、ゲニには触れてないが)、タカネルリも載ってる。
自分が子供の頃読んでた図鑑には高山種はまれで離島産は載ってないので今の図鑑には驚かされますね。

フローレスギラファとかマンディブラリスの名前がサラッと出てくる小学生は
虫キングのおかげで多いようではあるが、
ヤエヤママルバネとかアマミノコとかサキシマヒラタの名前が出てきたらビックリだよぅ。
ホソツヤルリとかツヤハダの良さが分かっていたら怖いよぅ。
マグソとかマダラとかサビとかが良いって言い出したら歳疑っちゃうよぅ。
スジとかヒメオオとか言い出したら思わず
「10年早い(温度管理的ない意味で)」と思わず突っ込み入れちゃいそうだよぅ。
ヤエヤマコクワとかイオウマメが良いって言い出した日には「もう、どうにでもなれ」っ感じだよぅ。

まあ、そんな自分がミドリシジミチョウのページをめくって
「ゼフィルスは美しい」なんて言うのが100年早いんですがね……


話が逸れてしまいましたが、良い図鑑であるとは思います。
まあ、自分が子供の頃の図鑑とどうしても比較してしまうからでしょうが
こんな図鑑を図書室で読めるのは素晴らしいことですね。
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庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
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自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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