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標本にダニ発生

今を去ること1週間ほど前に、乾燥中の標本にダニがついてしまいました。

厄介なコナダニではなく、ブラシであっさり落ちてくれるやつですが
乾燥中の標本となると水を流しながらブラシで落とすわけにはいきません。


水洗できないとなると、毒でダニを処理することにしました。
あっさり書いてますが、ダニを何とかしないと標本をオシャカにするので
結構、やっきになってやってます。


まず、ゴミ袋に展足して乾燥中の標本を崩さないように入れて
一緒にナフタリンを適当に投入して口を締めました。
簡易毒ガス室でダニを壊滅させようという試みです。

しかし、効果は薄かったようで
3日経過した時点で開封したらダニが生きてる。
ナフタリンを置いた付近はダニの死骸がいるけど、
完全に死滅にまでは至れませんでした。


そこで、今度は酢エチを脱脂綿に染み込ませビンにいれたのを
ゴミ袋に入れて、さらにナフタリンの量を増やして袋の口を締めました。
↓こんな感じです。
DSCN9440.JPG


そして、本日開封。
人間も死滅するんじゃないかと言うほどの激臭でしたが、
どうやらダニは死滅している様子。
とりあえずは駆除には成功した模様です。


ただし、このまま再び乾燥させてもダニが寄ってきてしまう恐れがあるのが
ネックなので、解決案が浮かぶまでは毒ガス袋に入れたままにしておきます。


しかし、乾燥中にダニが寄ってくるなんて予想だにしていなかった。
展足さえすれば、あとは乾燥して標本箱にいれるだけと思っていたのでまさかの展開。


我が家では、コバエは発生ていいないものの
度々ダニには悩まされている……
成虫飼育に関しては広葉樹の埋め込みマットからダニ対策マットへ
移行してからはかなりマシになったものの、今度は標本に魔手を伸ばすとは……


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