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キノコ対策の実験報告

先日のキノコ発生対策の実験ですが、早々に結果が出てしまいました。
まあ、早々に結果が出たってことは失敗です。

失敗した実験だから詳細を書きます。
今回の実験は、11月に詰めた状態が極めて良い菌糸ボトルを用いました。
菌床の銘柄ははLEVIN-Gで袋出し・粉砕後、無添加でボトル詰め。
12月に使用可能になった後、使うことなく残った2本を実験に回しました。

実験内容は、ボトル中心に幼虫投入用の穴を穿って
埋め戻し、タイペスト紙で蓋をして経過観察するという簡単なもの。
生体を用いない疑似交換による実験である。
なお、実験開始3日目にブリードルームの温度を19℃狙いから18℃狙いへ変更している。

子実体の発生が見られたのは、温度変更をした3日目。
そこからは日増しに発生・成長が見られ、現在に至る。
本日、もう1本も子実体発生の兆しが見られたことで今回の実験の失敗を確認することとした。

DSCN002312.jpg
DSCN002412.jpg
失敗原因は、穿って埋め戻すという行為が子実体の発生操作となったものだと思われる。
また、実験前まで非常に安定していたボトルであったが
実験に当たってフタを開けたという行為も子実体発生のひとつの原因と思われる。

今回の実験から、温度管理の見直しが白紙に戻ったが
実験中に実験ボトルと幼虫が入ったオアシス群から子実体発生のある傾向を観察することができた。

その傾向をもとに現在、対策を講じて再び経過観察をとる構えとなっている。
今度の対策はブリードルームの改善ともいえるものである。



さて、昨日は暖かかったようですね。
ブリードルームの温度もいつもより誤差が出ました。
冷房が効き過ぎたようです。
できれば、寒い日が続いてくれたほうが安定するので良いのです。
まあ、なかなかエアコンがいうこと聞かない、春の三寒四温が一番厄介なのですが……
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