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7番35.0g羽化

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今のところ確実に目視できたサナギの中で最大の7番35.0gが羽化の真っ最中です。
まだ頭が上がってませんが、頭幅はちょっとデカイです。
上翅もしっかり閉じてくれて、ピーンと下翅も伸ばしてますので
とりあえずは完品コース。実に良いことです。

まだ頭が起きてないので顎の形状は全然分かりませんが
顎の形状と上翅の長さ次第では……


あと、昨日羽化した2番34.0gも無事に下翅を閉じ終えてました。
こいつはビン側面から見るに、顎がまっすぐ伸びている感じがするので
掘り出しが楽しみです。


さて、羽化ラッシュの真っ只中ですが
大型の羽化不全もそこそこ出てます。
今日羽化した個体では33g台が2頭羽化不全だった。
このクラスの羽化不全は悲しいですね。

そんなこともあれば、ビン底に蛹室を作った7番34.0gは脚がクロスしていたけれども
無事に羽化してくれた。


まだまだ、羽化ラッシュは始まったばかり。
一喜一憂の日々が続きますね。
来月上旬には2番の大型、来月中旬には8番の大型が羽化する頃合い。

7番はマツノさん同士の組み合わせ、2番はメルリンさん同士の組み合わせなので
良いのが羽化したら報告が楽しみです。



さて、話を変えてハンドペアリング(管理下ペアリング)についてWAIZUさんが考察を書かれてますね。
僕は「交尾を目視できても産卵につながるとは必ずしも言えない」と解釈します。

自分もハンドペアリングは必ずする派なんですが
やる理由はあくまで♂の成熟度と性格の確認がメインですね。
「♀を認識できるか」が重要です。
ハンドペアリングですぐにかかったとか、何回もかかったとかはあまり重要視しません。
その辺の上手い下手は個体差なので……

ウチは必ず1週間程度の同居期間を設けるやり方なので
♀が死なないよう、とにかく♂を重視します。

ちなみに巷で言う、産まない(まだ産めない?)♀はいそうだという感覚はありますね。
ダミー痕、虚弱卵、孵化不全(殻が頭から採れないとか)の多いラインはいくつか経験してますので。
どうもオオクワだけでなく他の種でもあるので、そう珍しいことではないのかもしれません。

種無し♂については、よく分かりませんね。
「この♂につけた全ての♀が産まない」という経験が無いので。
逆にそんな個体がいたら、ほんとにダメなのか試してみたくなります。


まあ、自分はハンドペアリングはあくまで相性占いと♂のメンタルヘルスケアという感覚。
本命は同居期間ですね。



さて、世間ではボチボチ割り出し数の記事が目立つようになってきました。
昨年は意外と苦戦してる方が多い印象でしたが、今年は産卵上手な様子なのでちょっと焦ったりしてます。
自分とこは欲しいラインはとりあえず産んでる様子ですが果たしてどうでしょうかねえ……
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庚午 虫蔵

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