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温度管理と通気

温度管理をするうえで一番苦戦した(してる)のが温度を均一にするの。
高さと場所ごとで温度がコロコロ変わるのは、良い場所を見つければ良いのかもしれませんが
キャパ的には有効なスペースは広ければ広いほど良いので
自分は結果的に部屋全体を極力、温度を一定にする方法を探してます。

で、行き着いた先が↓の画像の配置。
DSCN0212.jpg


エアコン(画像上部)の吹き出し角度に対して真正面から追い風を
吹かす角度でサーキュレーター(画像右下の黒いの)を配置してます。
設定は、エアコンの風向きは一定で風量は弱め。
サーキュレーターは首振りで風量「中」。
この設定でブリードルームに配置した幼虫管理棚3基は高さに関係なくほとんど一定温度になりました。
吹き出し口付近(画像だと右端のメタルラックの上段)が一番狙いから外れてしまいますが
今のところはほとんど満足な均一具合です。

あと、サーキュレーターを首振りにしている理由は通気性の確保ですね。
全体的に通気テスト(本当は煙とかが良いけど、ティッシュの切れ端で代用)をしてますが
画像左側のメタルラックが一軍の管理エリアなので、このメタルラックが一番
サーキュレーターの上昇気流を受けるようにしてます。
その為、全てのメタルラックに防震マット等をしかず棚にビン・ボトルを直置き。
振動には弱くなってしまいますが(特にMビン)、通気性は全然良いです。
イメージ的には野外のオオクワ多産地の風通しの良い環境をイメージしてますが
まあ、ビンやボトルに囲まれた環境でどこまで意味があるかは……ですね。

ちなみにサーキュレーターの位置はいろいろ調整(エアコンに対する配置や距離)してみましたが
この一見微妙そうな配置がマッチしてしまってます。


今のところの課題は1日の温度差ですね。
狙った温度±0.5℃に入るようになってきましたが
突発的に外気温が暑くなったり、寒くなったりすると影響を受けて±1℃くらいの差ができます。
おんどとりから傾向は得られてますが手動でいじるのはタイミングの兼ね合いから難しいです。
そこでBE-KUWAでメルリンさんが紹介した補助熱源やら何やらとなりそうですが
ウチでは、まだ上手く行ってませんね~。
2つの熱源(冷房と暖房)と空調設定でなんとかできるとは思いますが難しい。

あと、断熱はあまり気にしてませんね。
ブリードルーム計画の時に家内の者のいうことに折れて配置してしまった高窓は今年の年明けにハメ殺しに。
もともと1Fの北東側で北・東両側を近隣住居に囲まれたクワガタ飼育の黄金環境なので
遮光カーテンを使わなくても暗室に。
まあ、この話題は家内ですると逆切れされますので……


ブリードルーム、とりわけ今回のお題の温度管理と通気性は
四季に影響されると言うことを考えてもなかなかワンシーズンでものにできない分野。
いまだに急な季節の移り変わりに急な対応をとらされることもあります。

血統や組み合わせ選びの未来への可能性を考える楽しみに比べ
温度管理や菌糸は失敗が許されないのがキツイところであり、また拘り甲斐のあるところですね。
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庚午 虫蔵

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自称
「最後のクワガタ狂世代」
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