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オガいじり

DSCN1382.jpg

オガの比較です。

上の画像だけで、何をどう比較しているか分かったら、恐ろしい人。

もったいぶっても意味がないので
答えですが、マツノさんのところのオアシス仕込み用のホダオガ比較。
左半分が4月下旬に仕入れたもので1本目ロットのメインになっていたであろうもの。
左半分が8月下旬に仕入れたもので2本目ロットのメインに切り替わったであろうもの。

両方とも乾燥状態、加水状態で比較してみました。
画像は加水後の比較になりますが、乾燥状態のほうが色の比較は分かりやすかったかもしれません。

今回の記事は自分の覚え書き用だったりします。

色の比較。
DSCN1383.jpg

DSCN1384.jpg
デジカメで撮っている以上、条件次第で思わぬ色調になってしまうが
大体の色合いは出ていると思う。
画像上が1本目ロット、画像下が2本目ロット。

DSCN1385.jpg

DSCN1386.jpg
手のひらの上で。
画像上が1本目ロット、画像下が2本目ロット。


先に書いておきますが、もしかしたら1本目ロットは画像のものの前のロットのオガも使われているかもしれませんし
1本目ロットで用いられたオガを2本目ロットでも用いられているかもしれません。
そればっかりはしょうがないと踏まえたうえで比較してみると
色……1本目のほうが濃い
匂い……1本目のほうが強い
粒子……2本目のほうが微粉混じり
堅さ……1本目のほうが堅め

1本目用のほうが粒が立っているような気がする。
2本目用は柔らかく白く、乾燥状態で触ると手に残る。

これらから、2本目の予想は食痕は出やすいのではないかなと思ってます。
もっと予想してみたりもしてますが
現状2本目の管理は温度を22~3℃でずっといって12月下旬から3本目交換と決めてますので
特にどうとする必要は無いと思ってます。
むしろいじれないですね。
ビンの状態をできるだけ維持して、暴れる前に交換でしょう。


まだまだ分からないことだらけですが、予想しながら傾向を掴めれば
何か対策を打てるのではと思ってます。


しかし、いつも同じように仕上げてくるマツノさんは凄いですね。
今回のオガの比較も差が解るくらいに出てましたので比較してみましたが
過去にもっと凄い差があったこともありましたね。


ちなみに成虫管理用なら1本目ロットみたいなオガのほうが断然良い。
劣化や粘菌にも強いし、Fe3+と組み合わせれば割り出し後の孵化管理にも最適。
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こんばんは。

朽ち木だと植菌されたキノコ菌次第でかなり状態が変わりそうですね。
私はまだオガまで研究するほどの域には達していないので、自分の血統と環境に合った菌床を探すところからです。

不思議菌床・オアシスも少しだけ使ってみるつもりです。

>孫兵さん

種菌のみならずホダオガでも状態で別物に変わるとは思います。
菌床は同銘柄でもロットが違えば別物と言っては過言ではないですね。
オガいじりは製造側が知っていることを使用する側も少しは知りたいくらいの試みですね。

オアシスは不思議というよりも
昔からやってきた人がこんな菌糸ビンが欲しかったという願望を
叶えてくれたよう銘柄だと思います。
今の主流とは明らかに異色の銘柄ですが
創成期から星の数生まれてほとんど消えた中で生き残った銘柄というだけあって
信頼の面では一番です。

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