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何とも言えない愚痴

Ashtakaさんの最新記事を見て、感慨深かった。

時々思うことではあるが、なーぜか重要な木が狩られると。
自然災害で失うのは仕方ないですが。

つくづく思う。
森を見て、重要な個を見ようとしない。

未来のためと言う。
未来の子供たちが自分たちが子供の頃そうだったようにと。

でも、思う。
原生林を残しても、虫採りするのなんて、自分みたいな一部の本当に好きな大人のマニアだけですよと。
まあ、自分としては採集禁止にならない程度で保護してくれればそれはそれで良い。

だが、本筋的には夏休みに一つのレジャーとして昆虫採集文化を残すなら
里山や雑木林の保全でしょうね。
正直言えば、大人で好きな人間ならば、ちょっとおかしい努力をしてご神木を探り当てますが
大抵は地元の有名なご神木で採集するくらいだと思いますね。


たまに聞かれるが、幹に止まったカブトムシを子供に採らせてやりたいと。
う~ん、ムッカシイ。
僕が採集下手なだけですが、僕は道に落ちてるやつとか
ちょっと背伸びしたくらいじゃ届かないやつを採るくらいしかできませんと。
なーぜか、自分が子供の頃に夢見た幹からカブトを引きはがす採集なんてほんとんどしたことが無い。


そういえば、最近ビックリしたことがあって
学習帳から昆虫の表紙が消えようとしているらしいと。
虫=キモイらしいからだ。

うーん。
僕は虫好きなので、最近アニメでやってるテラフォーマーとか案外好きだ。
アニメって最近ブームですもんね。
僕は虫も好きだし、アニメもまあ好きといえば好きである。
虫のことを取り扱うアニメとなればなおさらである(ハッチだろうがナウシカだろうが。あと、多少お色気も欲しい)

話を戻して、虫=キモイ。
まあ、しょうがないかな。
だって気持ち悪いものはしょうがないもん。
ですが、虫=キモイの母親から、虫好きの子供が生まれてくる例もある。
それだけの事です。
もしかしたら、それは自分だけではないかもしれない。
子供の興味を偏った主張で捻じ曲げる大人にはなりたくないですね。
自分が、自分の親をどうしようもなく尊敬するのはその点である。

飛翔するドウガネブイブイを追った自分に
似ているからと言ってファーブル昆虫記のスカラベの本を買ってくれた。
また、ある時はカマキリを飼いだし
毎日のように生餌のバッタを捕っているのに青ざめ
卵を産み、♂を食い、そして孵化して、青ざめがピークに達しても許容してくれたくらいだ。


今の子たちは確かに虫=キモイらしい。
自分が宝石のようにとっておいて筆箱に入れといたウバタマムシの上翅をゴキブリ扱い。
妹も俺がせっせととってきた宝石のようなルリクワガタをゴキブリ扱い。

だが自分は思う。
虫に興味を持つと、その虫に会うには植樹や環境を満たさねばと。
おのずと樹や季節、天候、ゆくゆくは月齢まで気にする。
最初は当然、植樹から始まる。
次に失敗の経験で学ぶ、
そして、標本もやりだすと学ぶことが余計に増える。
飼育にしてもそうだと思う。

現場では今の子たちは知らなすぎると言われる。
情報が凄いこの世の中でだ。

あまり、こういうことを書くのは趣味ではないのでもう止めます。
長々、書いてしまいましたが
自分はあくまでたまに虫に会える程度で良いので
採集禁止にならない程度の世の中であってほしいという感じですね。
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おはようございます!

うちはかなり田舎なので
大規模な伐採とうはありません( ̄。 ̄;)
しかし椎茸の原木栽培用に
ピンポイントでクヌギだけ抜かれます(-ω-;)

昔に比べたらクヌギの木だけかなり減りました(T.T)

こんにちは!
数年前、知り合いからカブトを子供(5才)に採らせたいと頼まれ、
新大阪からすぐの服部緑地公園の隅にいい木を見つけ、
夏休み何度も採りに行ったと喜んでくれました

公園内の雑木林でなく、車通りの多い道の側だったこともあって
見逃されていたのか、都会にも関わらずいつ見てもカブトが、
たまに小さなヒラタも来てました
でも、一昨年何故かその木だけ切られてしまいました、、、
採りませんが、見に行くのが楽しくてランニングとウォーキングしてたのに>_<

愚痴ってすみません(笑)

こんばんは

うちの娘は、一時拾って飼ったカメに自分で捕まえたダンゴムシとかミミズとか食べさせていました。
オオクワもカブトもバッタも平気で掴みます。
女の子は、大きくなると世間の常識に染まって行くんでしょうね。
ちなみに私の母親も虫嫌いでしたが、息子があまりに強烈なので慣れてゆきました(笑)
クヌギを抜く理由は色々ありますが、ズメバチが怖いという理由でクヌギの木を切るから、経験値不足で登山やハイキングでスズメバチに刺されることがあるんでしょうね。
虫蔵さん家のネコかわいいですね(^^)

こんばんは。

一応横浜市に住んでいるのですが、家の前をタヌキが通ったり、通っていた小学校にキツツキが飛んで来たり、近所の階段で蛇が集団日向ぼっこをしていたり、自然公園には蛍が居たりと全く横浜感がありません(笑)

そんな自然豊かな街にも開発計画が持ち上がっているそうで、少し心配です。今のままが一番魅力的だと思うのですが、お偉いさんにもいろいろあるんでしょうね。

この気持ちを無理矢理言葉にすると「そのままで可愛い女の子がケバいメイクをする」って感じです。ますますわかりにくいですね(笑)

>田舎っぺさん

クヌギは何だかんだで枝が折れますしね。
大きい木ほど、災害で折れた枝が道を塞ぐからか切られしまうのか……
確かにまっすぐな針葉樹は枝が邪魔することはありませんが……

>しるびさん

こんばんは。

樹液を出す木は自然とスズメバチを引き寄せてしまうので
クヌギの様に開けたところに生えてる木は目につきやすく切られてしまうのかもしれませんね。

同じようにスズメバチを集める河川敷の柳は
まず切られませんが、台風で流されてしまうのが切ないですね。
オマケにその年のご神木レベルでも翌年はダメな木になってることもありますし。

>杢目さん

女の子のほうが感性は豊かと言いますね。
だんだんと「常識」にとらわれるといつの間にかに失ってしまうようですが。

クヌギの木は他の樹木と比べ手入れが行き届かないと多分ダメなんでしょうね。
今のスズメバチ天国な現実では、クヌギの木は樹液も出す、
幼虫のエサにする蝶や蛾の多くの種の幼虫の植樹となっている、
といった点に加え、なおかつクヌギの数が減ってきてるという点で
より1本の良い木に群がってしまうのでしょうね。
クヌギを切りつくせばスズメバチは減るかと言うと、そうでなく河川敷の柳へ行く。

ネコについては見た目に反してかなりのワル猫です。
クモをイジメるので、クワガタ部屋には入れさせられません(笑)

>孫兵さん

意外と探せば、つい嬉しくなるような自然はすぐそばにあるものですね。
自分も昨年くらいに近所を散歩していたら
小学生のころからの遊び場の川でこれまで見たことが無かったカワセミを見ました。

僕は開発の傍らで自然愛護とうたって
これ見よがしに作ったような趣味のビオトープみたいなのは嫌いですね。
それこそ、厚化粧で野暮。


はじめまして

はじめまして。
約2年前の記事ですが、とても共感できる事が多かった為
コメントさせて頂きました。

今も昔ももしかしたら変わらないのかもしれませんが
虫を見るなり

虫→気持ち悪い。殺さないといけない。ゴキブリ!→踏み潰す。

という行動になるお子さん結構いらっしゃるようですね。
昆虫達が住まう樹木についても、もちろん理由があってですが伐採されます。
最近私の住む府にある河川敷も片っ端から伐採されてしまい、まったいらな
平地と化してしまいました。

仕方がないかもですが残念な気持ちになります。


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庚午 虫蔵

Author:庚午 虫蔵
久留米専。
自称
「最後のクワガタ狂世代」
の足掻きです。

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